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珈琲雑感

ほぼ毎日、珈琲を飲む。
糸井さんからパクると、ほぼ日珈琲だ。

それで、ほぼ毎日味が違う。
それって淹れ方が下手なのかな?

でも、毎日違って毎日おいしい。
問題ない。

違う豆はもとより、違う淹れ方では1杯ごとに違う気がする。
それが楽しい。

私にも体調や気分があるわけで、
きっと豆にも、そんなのがあるかも知れない。
いつも寝ている冷凍庫の環境や
炒り具合によるミルのガリガリ具合や
ドリップのペーパー
プレスの蒸らし具合
サイフォンの沸騰時間
等等々。

ドリップでコーヒー粉のハンバーグができるのは
私もうれしいが、きっと豆もうれしい。気持ちがいい。
ぷっくり膨らんで、よろこんでいる。

ある日はダム湖ができてしまう。
そんな日はきっとコーヒー豆は調子悪くて酸っぱい気持ち
私も酸っぱい気持ちで味わうのだ。

ドリップという淹れ方は、私と珈琲がいちばん親密な気がする。
いろんな自分といろんな味わい。

そこへいくと、サイフォンは気合が試される。
意外や、感覚で勝負!

どれだけよく見守って、最適なとき最適な世話ができるか否か。
ボコボコ沸騰する3本の泡ボコが合図になる。
最後に、黒・こげちゃ・白い泡の三重奏が見られるか?


全コーヒー液が下のフラスコに降りた後。
この残りかすが三層に別れるのが理想です。
難しいです。


今まで見たことがないその境地へは、険しい道のりみたい。
それも楽しめる。

プレスは、もう、お任せなのだ。
美味しくなるって信じているよ。
だってこの豆、つやつやしてていい豆だよ。
プレスは、豆まるごとの味が出るとか。
プレスさんにお任せして待つ。


日曜の朝、今日も今日らしく入ったおいしい珈琲を片手に
ゆっくり過ごす時間。
今日の「日曜美術館」もすばらしかったなあとか
今日は新しい眼鏡(昨日手に入れた)で運転できるか試そうとか
何も降らないから歩いて来ようかなとか、
今日の過ごし方をなんとなく考えている。


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