見出し画像

[11]親に必要な3つの努力|中学受験でほんとうに大切なこと。

受験する子の親に必要な3つの要素として、「お金」「時間」「管理」が挙げられる。

① まず「お金」。この文章をお読みの方には言うまでもないが、やはり多額のお金が必要。高学年になると年100万とも言われ、授業料以外に模試、休み中の講習、学校別コース、合宿、直前の特訓などがある。しかし実際に経験すると分かるが、塾の勉強内容は他では手に入らない非常に良く練られたノウハウの塊で、全然安くはないが値段への納得感はある。

② 次に「時間」。塾は情報の提供・販売者であって、買ったものを使いこなすのは親。それにはかなりの時間が必要。授業とテキストの総量が非常に多いので計画的にこなさないと子供が消化不良になってしまう。子供の実力と目標の差を測り、最適な改善策を取捨選択し、合格に足りるレベルまで定着させることの繰り返し。

③ そして「管理」。年単位の受験タスクを遂行するには、成長期の子供という先が読めない相手と根気よく付き合うための管理が必要。管理対象が「子の成長」「目標」「成績」「時間」「費用」「体調・負荷」・・・と多く、かつ変化が激しいので、毎月計画を見直すと言っても大げさではない。

二月の勝者でも登場したセリフで、父親はスポンサーに徹し母親の狂気で受からせるのが中学受験だという話もあるが、説明会等での実感として今は父親の参加率が高まっており、両親で分担して関わることが増えていると感じる。

親がリモートワークやフレックス等で家にいる時間が増えているなら、その時間を上手く使って受験生の支援を効率的に行えればとても良いと思う。


こちらからもぜひお読みください↓



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?