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zine(Burn Myself Magazine)について


先日発売した“# 2 Burning”に同封して、単体でも販売してる自主レーベルのzine(Burn Myself Magazine)についての話です。


※zine単体での販売は今回3LAとライブ会場だけです。


きっかけとなぜ紙媒体で作るか?


zineを作ろうと思ったきっかけは”Last step zine”というzineを見て単純に自分でもやってみたいなという気持ちと、sik/Burn Myself Recordsに関する事や自分が知りたい事や思ってる事を書いてみようと思ったのと、 


web上で色々な事が簡単になって完結していく世の流れに対するアンチテーゼのつもりで紙媒体で製作したいと思いました。

クリック数を出来る少なくアクセス、全てを分かりやすい一瞬の表現、ひきのある写真、文字数の制限で簡潔に伝える事に少し疑問を感じるし、なんでも省略、要約、無料でってある種病的なんじゃないかとも思ってる。
それがきっかけになれば良いと思うがSNS内で完結してしまってる気が自分はしている。
勿論自分も知らず知らずのうちに慣れて染まってしまってもいるから出来るだけ抗いたいと思っている。

だから自分は音源やライブ、表現からはみ出た、溢れた、溢れ落ちた言葉や気持ちは140字程度では収まらないからnoteに記したりしてるし、更にはzineって言う紙媒体に記していこうと思ってる。
それにTwitterに記した言葉はどうしてもすぐ流れていってしまうからこれらに刻んでいきたい。

これは時代遅れで的外れなsik / Burn Myself Recordsのプロモーションでもあるし、自分なりの表現でもあるし、俺なりのカウンターだ。

実際どうかは知らないが、
色々なコミュニケーション、表現、伝えたい事、伝わって欲しい事とか、今色々便利になってアクセスしやすくて海の様で宇宙の様で、逆に拡がり過ぎて届かなくなってるのかなとも思ったりしてる。

それに昔ほどSNSに何か投稿してもあまり効果的でないように思えている。上手く使えて表現がフィットしたりする人は良いし、上手くやれる人はうまくやればいい。効果的に使って自分が表現したい事を伝えられる人はどんどん使うべきだと思うが、
自分に照らし合わせた時に今、世の流れに合わせてSNSを沢山更新してバズの拡がり待ちみたいになるのは疑問と限界を感じている。
(勿論告知など最低限には使うが)

だから届いて欲しい人の所に届ける為にzineを製作してる。かなり偏って極端だが試しにやってみようと思い作りました。

内容と3つの軸


zineの内容は冊子の最初にも書いてるんだけど、

““sik/Burn Myself Recordsの事は勿論だが、ざっくり、コアな音楽を地道に拡めてれる人/海外のリリースやライブの事/地方の音楽についての三つを軸に書いていきたいと思ってる。
この三つは特に自分が知りたい事、興味がある事だ。この自分が知りたい事/興味があるっていうのは、sik/Burn Myself Recordsの活動や自主企画”Share Tokyo “だったり何かしらの活動に反映させたい事でもある。””

自分の中でsik/Burn Myself Recordsの活動をするなかで、これって実際どうなってるんだろう?とか自分が気になってる事を先輩方や各地で活動する人に聞いてそれを自分の活動に活かしたいと思いインタビューしてます。

今回は
3LA/Otonashi Recordsの水谷さん
Nobody Celabrates My Birthday(札幌)
yOshi(killie,This Time We Will Not Promise And Forgive,envy,Oto Records)さんのインタビューが掲載を掲載しています。
個人的にかなり学びがあったし、今2022年にバンドをやっている人にも何かしら感じる事が出来ると思うから是非読んでみてほしい。
自分が知りたい事を集めたんだけどなかなか良い内容になっていると思う。次号はもう少し内容もページも多くなる予定です。

Nobodyのインタビューは一部noteに掲載しています。

他にはabiuroのLive Reportを収録してます。
あとスケジュールの都合でNobodyとyOshiさんのインタビューの後編は次号2月に発売予定です。

冊子自体の事

今回表紙は# 2 “Burning”のジャケットを手掛けてくれた弟の高澤 皓、
冊子の構成やレイアウトはsikのライナーやら歌詞カードのデザインや自分の店のBridge Guitarsのロゴを手掛けてくれてる颯爽氏で、
インタビューは自分がやっています。
文章や一通り自分で書いてはいるんだけど、今の形が完成形じゃなくて、
何かしら共感だったり、共感しなくても俺はこう思ってるから書きたいとかって人が居たらいつでも連絡して欲しいです。やりましょう。

あと今自分が静岡の田舎に住んでるからなのか分からないが世の中の流れや政治や流行に、そして音楽に対して語りたい事や言いたい事が山ほどあって楽曲にも詰め込んでいるがそれでも溢れてる。考えてる事を右手を通さないで直接書く事が出来たら毎日ロッキンオン20000字インタビューくらいあるから軸以外の事も今後色々書いたり、試していこうと思います。
今後も自分が折れない限りはリリース同様、継続して続けて積み重ねて良い物にしていくので、是非読んでみて下さい。よろしくお願いします。


sik / Burn Myself Records
タカザワ


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