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当たり前のことなんだけど、そういえばみんな言及してないなと思うこと

速いとか遅いとか気にせずに、自分のペースで本を読もう。


どーもこんにちは。今回は読書量の話です。

早速なんですが、よく、私は年間〇〇冊本を読みますって発言されてる方いらっしゃるじゃないですか。なんだか三ケタいくとすごいっていう暗黙の了解みたいなものがあって、本の虫とかいうんですよね。虫……ウン、虫ね。

確かにすごいなぁとは思うんです。100冊以上ですからね、ひと月に8か9冊以上読んでるわけですから素直にリスペクトすべきですよ。

ただねぇ


ただですよ。この100冊って、いったいどういう本なのかって話ですね。

例えば、100ページの本があったとします。This is a book.これはれっきとした一冊の本なのです。

そして、もう一冊……500ページの本があったとします。そしてこれもまた一冊の本なわけです。

この二冊の本って、内容にもよりますが、読みきるのにかかる時間は当然違いますよね。さらに本によって読みやすい、読みにくいもあることまで考慮すると、同じ『一冊』としてカウントできなくね?って話です。

だから、同じ100冊読んだ人同士でも、中身は全然違うかもしれないですよね。しかも、もしかしたら50冊の人の方が、読んでるページ数は多いかもしれない。もう言い出すとキリがありません。

にもかかわらずだ


単純に読んだ冊数のみで、すごいとかすごくないとか判断するって変じゃないかなって話です。
まぁ確かに努力量とかって、数値化しないと表しづらいっていうのはわかるんですよ。
ただ、数字ばっかり先行しちゃうと本質を見失いますな。

冊数が多ければいいのであれば、ひったすらページ数が少なくて読みやすいものを読んでいけばそれでいいってことになりますよね。それで「ヒャア年間400冊だぁ~おれつぅえええええ」ってやるのは違うのかなと。

こんなもの、ゲームで例えていうなら、難易度easyのものばかりクリアして「おれはゲームを知り尽くした男だぁ~」って豪語してるようなもんですよ。

まぁ最近は、ゲーム実況動画を見ただけで、まるでそのゲームを知ってるかのように振る舞う方々もいらっしゃるから困ったものです。

少し話はそれましたが、とにかくたくさん読むことが正義っていう価値観って、スピードを重視するんですよ。速読とかいう言葉があってね。それがイコール読書力だと思われてるわけです。

だから元々、読むのが遅い人は、それを理由に本を読まないってパターンも結構あるんですよ。そんなバカなって思いますけどね。どうも、世の中に他人との比較によって自分の行動を決めるという風潮があるんですよね。そんでもって、ネットはその傾向を加速させましたよね。

これは何も読書に限った話ではなくてね、ブログとかSNSとかの情報発信においても同じことがいえて、たとえばフォロワーとかいいねの数だけで比較したりしますよね。で、謎の序列が生まれてね笑

ようは一部の数字だけでは全体のことなど判断できようもないってことです。

だから、断片的な情報だけで、他人と自分を比較するのはやめましょう


以上です。

今回は、本当はおかしいってわかってるんだけど、口にせず空気を共有しているみたいな感覚があったので言語化してみました。

そんなの当たり前だと思う方もいるとは思いますが、案外、言われてないと思います。


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