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遠隔監視はめちゃ大事!〜第5回ビューレカパートナーセミナー後記

先日、パナソニックVieureka主催「第5回Vieureka パートナーセミナー」が行われ、ビーコアはパートナー企業として参加・登壇させていただきました。
1月7日に緊急事態宣言が発出されたため、前回と同様にオンラインでの開催となりました。

前回は初めてのオンライン参加で、私たちはビーコアのオフィスからの登壇で、それをドキドキしながら観ていました。半年ごとの開催ですが、今やオンラインイベントは当たり前のことになっています💦こんな風に人は新しい日常に慣れていくものなのですね🤔
第4回のセミナーの模様はこちらから👇

 回を重ねるごとに、勢いが増すビューレカセミナーですが、当日はパートナー各社を中心に合計52社118名が参加しました。
今回のテーマは『Vieurekaパートナー企業に学ぶ、Vieureka Manager 活用事例!』です。
現在、ビーコアは提供している入退室管理サービスで国内・海外24拠点で96台ものカメラをVieureka Manager で管理・運用しています。
そこで、実際にそれらのカメラをビューレカマネージャーで運用してみて感じたリアルな感想をビーコア目線で紹介させていただきました。

Vieureka  Manager (ビューレカマネージャー)とは?

ビューレカマネージャーとは、Vieureka カメラを遠隔から保守・管理するためのクラウド型のツールです。
前回のセミナーのキーワードだった「ニューノーマル」。COVID19が収束する日が来ても、労働人口の減少によって従来の働き方を見直し生産性を高めていかなければならないタイミングが迫っています。
それに対応していくためにも、「遠隔監視・操作できること」がとても重要になってきます。

インフラエンジニアが語る〜IPカメラの管理・ここがつらい

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ビューレカマネージャーのいいところをお伝えする前に、このツールがない状態でのIPカメラの管理はどのようにしているのでしょうか?経験豊富な弊社のインフラエンジニア・イイジマが骨の折れるポイントを語りました。

1. 目がチカチカ・・Excelの表と照らし合わせながらの管理
👨‍💻管理するたくさんのIPカメラ、これら一台一台をパソコンと捉えれば想像しやすいかもしれません。リストを作ってIPアドレスや名前、どこに設置しているかを全て管理しなければいけません。
😨数字の羅列を目で追いながらの作業ということですよね?気が遠くなります・・!それに、カメラが増えればそれだけ確認ミスも多発しそう。

2. 冷や汗たらり・・クレームが来て初めて知るカメラの不具合
👨‍💻カメラがちゃんと動いているのか、それとも調子が悪いのか?ということはエンジニアからは見ることができません。
もしカメラに不具合があった時どうやってそれを知るのか?それはお客様からのクレームで初めて知ることになります。
 😱ひぇ〜!お客様からの指摘があってからじゃないとわからないって、毎回冷や汗かいちゃいますね💦ツライ💦

3. 夜間・早朝・土日の駆けつけが辛い・・・
👨‍💻
これはインフラエンジニアの宿命とも言えますが、トラブルがあった時には現場に駆けつけ、カメラを復旧したり等の対処をしなければいけません。トラブルはつきものですが、休暇中に旅行なんてもってのほか!なんていう人もいたり、時間も体も拘束されてしまうのが大変😭
😢カメラを管理するのが仕事だとしても、これはかなり昭和的な働き方ですね。エンジニアのQOL(生活の質)はもっと上げて良いと思います!!

涙なしでは語れない、たくさんのご苦労があったことでしょう・・。

ビューレカマネージャーを使って身にしみた・3大メリット

インフラエンジニアの苦労がわかったところで、じゃあ実際にビューレカマネージャーで運用して感じたメリットとは何でしょうか?

VMの3大メリット

1. 見やすい!全てのカメラの状態が一目瞭然
👨‍💻クリーンなUI(ユーザーインターフェース)で、それぞれのカメラの状態が一目でわかるようになっています。
😃そうそう、デザインて大事ですよね〜♪

2.  アプリケーションが自動復旧してくれる
👨‍💻以前はアプリが落ちたこと自体把握できなかったので、お客様からお叱りを受けてから駆けつけ、手動復旧するしかなかった。
それが2分ほどで自動復旧してくれるおかげでとても楽になりました!
ダウンしてから5分くらいで管理者宛てにメール・スマートフォン・スマートウォッチなどに通知が来るのですが、それまでにアプリは復旧しています。最終的には復旧通知のメールを受け取るので、9割はお客様に報告するまでもないということです。
😃これは大きなメリット!!管理する側は、冷や汗をかく心配もないし、お客様も安心されますね。

3. 設定変更がとても楽
👨‍💻弊社のカラービット®︎の性質上、部屋の環境光や屋外からの太陽の光、こういった条件によってカメラ一台一台に設定を変えていく必要があります。そんな時、ビューレカマネージャーからそれぞれのカメラへアクセスし設定変更できます。
季節によって環境光も変化するので、設定変更が楽にできるのはポイント高いです!
😃ビューレカマネージャーがなかった時は、100台近いカメラのリストから、それぞれのカメラを探してアクセス・設定変更していたんですものね・・ミスも減って、私たちもお客様もハッピーですね♪

他にもメリットたくさん

👨‍💻駆けつけなどの必要が少なくなり、自動復旧や設定変更の小さな工数の積み上げやそれにかかる人件費が減ったので、コストも削減できています。
また、アプリケーションの追加が非常に楽になったことも嬉しいです。
顔認証や車番認識のアプリなど、より便利にカメラをカスタマイズできます。
😃簡単に、思いのままに賢くできちゃう。なんて便利!

👨‍💻あとは、Vieureka カメラで撮りためた画像の閲覧が簡単にできることもメリットと言えます。カメラにカラービット®︎をかざすということが必要になってくるため、現地調査が必須でしたが、今はビューレカマネージャーを介してカメラの向こうの画像をリアルタイムで確認することができます。
😃現地に行かなくて良いのもありがたいですね。

31-カメラ画像の閲覧

2年半で96台のカメラを運用をしてきて、起きたトラブルは15回。そして、実際に現地訪問し対処した回数はなんと”0”ゼロです✨

災害・温度にまつわるこんなエピソードも

👨‍💻災害の多い日本では、特に地震に影響されたトラブルも。以前、北海道で地震によりシステムが停止した時がありましたが、電力の復旧と同時にカメラたちも自動復旧してくれ、これは本当に助かりました。
🤔地震は予測できないし、避けることができないですからね・・そんな時に自動復旧してくれると助かるなぁ・・。

👨‍💻他にも、シンガポールに設置されていたカメラのCPU使用率が上がった時に色々調べた結果、温度の異常に気がつきました。暑い国なので空調が止まっているのでは?と思い問い合わせたところ、ドンピシャで空調が故障していていて、すぐに修理することができた、なんていうエピソードもあります。
😂ビューレカマネージャーで空調の故障まで見えてしまったとは!
そしてエンジニアではなく、空調のサービスマンが訪問することになったというオチ・・笑 これはクスッと笑えるエピソードですね。

常時監視・遠隔監視の重要さ

以前はカメラを管理するために、規模が大きなところではたくさんのエンジニアたちがチームとなり、身も心も削りながら気の遠くなるような方法で保守・管理をしていました。
IoT技術は、働く人の生活スタイルを良い方向に変えていくだけでなく、人の移動が制限される昨今のコロナ禍でも重要な役割を果たしています。これからも常時監視や遠隔管理の必要性は高まっていくと思われます。

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今回は、ビーコア目線でビューレカマネージャーを運用してみて感じたいろんなメリットをお伝えしました。これらはお客様への直接的なメリットではありません。
しかし、「ビューレカマネージャー」というエンジニアが快適に・ミスなく保守管理できるツールを備えたIoTカメラ・「Vieureka」を使うことで、お客様に満足していただけるサービスを提供していけると信じております。


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追記:
YouTubeに「ビューレカマネージャー3つのメリットと活用術」と題して、ビーコアでどのようにIoTカメラを管理しているのか?をわかりやすく解説した動画をアップしました。是非ご覧ください♪


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