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鍋振りたまふことなかれ(2020/6)【料理#6】《炒飯》

鍋振りたまふことなかれ。こんにちは、ベネディクト・缶バッチです。

最近ふと思いました。「別に料理で鍋振らなくてよくない?」と。もちろん中華料理なんかはシャシャッと振ってたまにボッと火を上げたりしたら絵になりますけどね。しかし重い鍋やフライパンを無理に振ると疲れてしまいますし。振ったせいで食材がこぼれたりしたら元も子もないですし。

そもそもなぜ鍋を振るのかといえば、具材の上下左右をひっくり返して全体に火を通すためです。要するに混ざればいいわけです。であれば大きめの鍋を使って、ヘラでグルッと掻けば事足りるでしょう。

ということで今回は鍋を振らずに炒飯を作ってみました。さっきから鍋と言っていますが、炒飯で使うのはもちろん中華鍋です。メーカーによってはウォックパンという道具が相当します。

下準備

【材料】白飯、レタス、ベーコン、玉子、万能炒め粉(※)

白飯は炊いておく、または保存しておいたものをレンジで加熱。炒飯なので、米は水分の少なめな品種または炊き方が良いですね。レタスとベーコンは食べやすい大きさに切っておきます。今回は冷蔵庫に残っていたのでベーコンを使いましたが、肉であれば何でも使えると思います。玉子は溶いておくだけ。炒飯の調理は短時間でどんどん進むので、材料はすぐ投入できるように手元に準備しておきましょう。

味付けには特製の「万能炒め粉」を使います。塩+胡椒+鶏ガラ粉を同割りで混ぜ合わせたものです。炒飯だけでなく、野菜炒めやスープなど、いろいろな料理に使える便利な調味料ですよ。私はこの粉をたくさん作って容器に保存しています。

炒めて完成

【材料】下準備したもの、サラダ油、ごま油

熱した鍋にサラダ油を敷き、下準備したベーコンを軽く炒めます。そこへ玉子を投入し、熱で半分くらい固まったらその上に白飯を投入。ここで一旦混ぜて鍋の中にあるものをほぐします。ゴムベラのようなもので切るように混ぜると炒飯らしくパラパラに。その後、レタスと万能炒め粉を投入してさらに混ぜます。レタスがしんなりしたら最後に化粧油としてごま油を垂らし、もう一回大きく混ぜたら完成です。

炒飯は具材をいろいろ置き換えるだけでバリエーションを増やせるので面白いですね。キムチ炒飯やツナ炒飯など、たまに作ります。皆様も是非。

炒飯

お読みいただきありがとうございました!

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