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ふうふのコミュニケーション、「だろう運転」してませんか?

3ヶ月に一度の、認定講師「夫婦会議サポーター™」のフォローアップミーティングに参加した。
有意義な意見交換や、お互いの近況報告、楽しいおしゃべり…充実した時間を過ごさせていただけた。

その中で出た、心に響くトピック。
ふうふのコミュニケーションにおいて、「思い込みをしないこと」と「想像すること」が大切だ…というお話だった。

これを聴いてとっさに思い浮かんだ2つのフレーズ…
「だろう運転」と、「かもしれない運転」

運転の「だろう」「かもしれない」は、ふうふのコミュニケーションにも応用可能?

「だろう運転」とは周囲の状況を楽観的に都合よく予測して運転することを指します。

チューリッヒ保険会社HPより

例えば、「対向車が道を譲ってくれるだろう」という思い込みが、悲惨な事故を招く恐れだってある。

「だろう運転」に対して「かもしれない運転」は、常に高い安全意識を持ち、危険な状況になることを予測して運転することをいいます。

チューリッヒ保険会社HPより

「対向車がスピードを上げて右折してくるかもしれない」と想像力を働かせることで、防げる事故もある。


…で、これって、ふうふのコミュニケーションにも応用可能じゃないだろうか、と。

もちろん、運転中のように四六時中集中力を働かせていたのでは、くたくたになってしまう。
けれど、「パートナーは○○だろう」と思い込まず、「パートナーは△△かもしれない」と想像することで、思いがけぬすれ違いや衝突は減るのではないだろうか。

「だろう」からは対話が生まれない

「だろう」運転は、初心者よりもベテランドライバーに多いという…つまり、「慣れ」が「だろう」を引き起こすという側面もある。

「パートナーの性格から考えると、○○だろう」「以前はこうだったから、今回も○○だろう」は、「慣れ」の産物かもしれない。
もちろん、よく働くこともあると思う。
けれど、事故になることだってある。
少なくとも、「だろう」という決めつけからは対話が発生しない。

一方、「かもしれない」という想像からは、答え合わせや意向確認、新たな問いの発生なども起こりうる。
「だろう」よりも、対話につながるチャンスたたくさんありそうだ。

遠慮しない、過信しない、諦めない…「かもしれない」のその先の対話へ!

『夫婦会議®』の提示する対話のコツの中には、「遠慮しない、過信しない、諦めない」というフレーズが出てくる。

「迷惑をかけたくない」という遠慮
「ふうふだから言わなくてもわかるはず」という過信
「元は他人同士だからわかるはずがない」という諦め
…これでは、信頼関係は深まらない。

「だろう」は過信(あるいは諦め)と考えていいだろう。

「かもしれない」に至りついたときに、遠慮や諦めに走るのはもったいない…ここからもう一歩踏み込んで、伝え合えたら最高だよなと思う。

「かもしれない」のその先にある、対話を目指して。




▼『夫婦会議®』とは?

▼みねは認定講師「夫婦会議サポーター™」です

▼複数組のごふうふで集まって『夫婦会議®』を楽しむチャンス





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