見出し画像

「私が胸を張れることってなんだろう」という視点

「インスタライブについて、みんなの前で話してもらえないだろうか」
先日、思いがけないメッセージをいただいた。

メッセージの主は、私のおかたづけの先輩。
所属協会(日本ライフオーガナイザー協会)の九州チャプターにてオンライン新年会を企画してくださっていて、冒頭のご依頼は、そこで話をしてくれないかということだった。
新たな働き方や発信方法を模索しているメンバーに、「いろいろな方法があるよ」というのを伝えたいというお考えのようだ。

確かに、私はインスタライブをやっている。(今年に入ってからお休み中)
毎週土曜日夜、テーマを決めて、ただひたすら夫とふたり喋りまくるというものだ。

話はそれるが、
私の現時点での基本的な行動指針は、「返事は”はい”か”YES”」だ。
好きでやれることはもちろん、ちょっと挑戦してみたいこと、求められていて自分ならできるなということ、全てありがたくお受けしている。
お断りするのは、「無責任にお受けできないなと感じること」や「線を引いてやらないと決めていること」あたり。

話を戻そう。
先輩にはとてもお世話になっているし、チャプターの皆さんのお役に立てることならやりたい。

でも、私はこの話にどうしても前向きになれず、一度お断りした

インスタライブは楽しくやっているが、決して見てくださる人が多いわけでもないし、何か明確な目的や狙いがあってやっているわけでもない。
しかも、今年に入ってお休みをしているということもまた、心理的に引け目を感じる部分でもあった。

私の「ごめんなさい」を受け取りつつ、先輩はこう言ってくださった。

「知っていると出来るは、全然意味合いが違うので、先を走っているせりちゃんは、それだけで自信を持って良いのだと思う」

なるほどなと思い、ちょっと考えが変わった。
そこで自分にふたつ、問いかけをしてみた。

①私に期待されていることって、なんだろう?
新たな働き方や発信方法を模索しているメンバーに、「いろいろな方法があるよ」というのを伝えたいという、先輩からのメッセージ。
このどこにも、「フォロワー数が〇万人に到達した」とか「安定的な集客に結びついた」とか、そういうことを伝えたいって書いてないよね?と。
そういう客観的な「成功」をしていない私が勝手に引け目を感じているだけで、とりあえず「インスタライブをやっている」ところから何かを伝えてほしいのだなと思い直した。

②私が胸を張れることって、なんだろう?
「知っていると出来るは、全然意味合いが違う」
これには同感で、私も日頃から気を付けたいと思っている。
じゃあ、「知っている」と「出来る」の間にあるものってなんだろう?と考えたところ、「やってみる」だなと。
私はこの、「やってみる」に関しては長けているほうだと自負している。
興味がわいたことにはとりあえず着手して、しくみや文化を割と早く理解できる。(裏を返すと、飽きっぽいから続きにくいし、きちんと計画立てずに飛び込んで理由が後付けになることは多い。)
発信ツールはたくさん手を出してみているほうなので、ここに関してならお話しできるかもしれない。

そんなわけで、当初のご依頼から少し角度をずらしつつも、お話をする機会をいただき、今日の午前中が、その本番だったというわけだ。

発信とか働き方とか、私もまだどうしたらいいかわからないで、試行錯誤の日々。
ノウハウや思考法もいろいろあるし、「え、で、結局どうしたらいいわけ?」と思ったりしている。(おかたづけも一緒だよね…)
でも、ひとつだけ胸を張って言えるのは、これ。

私は、失敗ありきで、とりあえずやってみることを大切にしている。

前述の通り、好奇心が強いので、興味さえわけば結構な速さで取り掛かることが出来る。
そのくせ、もともとプライドはエベレストのように高いから、大失敗して鼻を折られるのは致命傷になる。
(失敗ってそもそも何?みたいな話をするとすごく長くなるので、今日は割愛)

だが、やらないことには出来るようにならない。
出来るようにならないと慣れることもない。
それなら、多少の失敗は織り込み済みで、やってみるしかないよなと思う。

今日はそんなことをお伝えしたかったのだけれど、どうかな。
伝わっているといいな…

==========

つのじちよさん&こいどともみさん
楽しい新年会を企画してくださり、ありがとうございました!

チャプターの皆さん
お会いできて嬉しかったです!今年もよろしくお願いします!

いただいたサポートは、夫のしあわせのためにありがたく使わせていただきます!