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レジャー*サユリワールド

私が愛してやまないキリンと間近に会える
サユリワールド訪問noteです。

数年前勤めていた職場の同僚の方から
おすすめされていたサユリワールド。

名前のインパクトが強烈すぎて
大変申し訳ないことに内容は覚えていない…
でも、とてもおすすめされたことは覚えている。

ザ・バンブーフォレストへの宿泊を機に訪問。

キリン好きの私、絶対に再訪をと誓ってきた。
そのくらい素晴らしかった。

ただの思い出話ではあれなので、
想像になってしまうところもありますが、
レジャーnoteには、

  • ネンネ・ゴロン

  • ハイハイ・タッチ

  • アンヨ

  • 小学生以上

月齢ではなくシーン別での楽しみ方、
気をつけるところなども書いていきたいと思います。
未来の自分よ、想定と違ってたらすまん!

本編はハイハイ・タッチの9ヶ月息子とのnoteです。

絶対に読んで!ホームページの注意事項!!

本当にこれ大事です。

普通に動物園に赤ちゃんと行くとなったら
どんな装いで行きます?

園内は歩くからベビーカーはあった方が楽だよね?
屋外だから雨傘日傘はあるといいよね?

上記2点、サユリワールドでは禁止事項です。

ベビーカー入園不可!傘使用禁止!

え!ベビーカー使えないってことは抱っこ紐!?
肩と腰に来るな〜

なんて呑気なことは言ってられません。
そう、名前こそメルヘンなサユリワールドさん。
正直、行ったあとの印象は

エキサイティング動物園・サユリワールド

ベビーカーと傘の持ち込み不可な理由わかります。
たぶん、無傷では帰れません。笑

ホームページの注意事項は必ず事前確認。
わからないことは問い合わせましょう。

それが安全につながります。後述でご納得ください。

東京八重洲バスターミナルから1時間

ペーパードライバー歴3年。
高速道路運転経験なし。
天気はあいにくの曇り空。雨降りそう。

自家用車でアクアラインドライビングは早々に諦め。

サユリワールドまでは
市原鶴舞BT(バスターミナル)か高滝駅から
予約すれば無料の送迎バスが利用できます。
帰りは予約不要で時間になると発車スタイル。

高滝駅までは自宅最寄りからだと乗り換えが多く、
どこかの乗り継ぎで失敗、
もしくは運転見合わせになった場合詰むので
電車経路は早々にボツ。マイカーとほぼ同時にボツ。

残すは高速バスで市原鶴舞BTを目指すルート。

2023年に開業したてホカホカの
あの東京八重洲ミッドタウンバスターミナルから
アクアラインをずばっと走って1時間。
乗り換えもなくて所要時間も申し分ない。

交通手段決定。

高速バスを選んだ理由はもう1つ。
電車だと眠くてぐずった時の必殺技・授乳を繰り出すのが至難。
普段でも途中下車したところでホームに授乳室がある訳もなく、
結局1回改札を出て商業施設を探す授乳困難者。

高速バスなら座席もすべて進行方向向き。
最後列に座って授乳ケープを被れば
寝かしつけだってできるしトイレもある。
途中下車できなくても安心感が違う。

そんな私ですが息子と高速バスに乗るのは初めて。
なんなら路線バスもそんなに乗らないので
途中ぐずらないか心配したものの
全く問題なく目的地まで到着。よく出来た子…

高速バスは長距離移動なので
お休みになっている方もいらっしゃいます。
決して賑やかな空間ではなく、
子どもがぐずると焦ると思いますので
その点踏まえて快適な交通手段の選択を。

平日の12時台発に乗ったので乗車率は30%くらい、予約制ではないので混み具合は運。
そして同じ路線のはずなのに、バス会社によって
車内快適度が違うのも運だと思いました。笑

扉を進むと魅惑の世界、サユリワールドへ…

今回はザ・バンブーフォレストに宿泊だったので
お宿の送迎車がバスターミナルまで
お迎えに来てくださいました。
(と言っても、たぶん同じ車です)

事前に"ベビーカー乗り入れ予定"と連絡してましたが、
あいにくの天気とベビーカー入園不可によりお蔵入り。
晴れたら近くのぞうの国にも行きたかったので
ベビーカー持ってくる気はあったんです。
雨天で予定頓挫したんです。ごめんなさい…

送迎車は2列シートの車内広々ファミリーカー。
しっかりチャイルドシートもご用意があり
そこからすでに子連れの聖地を感じる。

車に揺られること5分。あっという間に到着!

入園手続きを済ませて注意事項をよく読み、
まつげが立派なラクダの置物を見上げながら進み、
いざ扉を開けて入園、いや、入国!!

まず目の前をノソノソと横切るカピバラ、
遠くから見つめてくるシカ、走り回るウサギ、
そしてそこかしこに横たわっているカンガルー…

すごい…

その辺にいるはずのない動物が放し飼い状態…

開幕早々胸躍る私、
抱っこ紐で前向き抱っこデビューした息子の足を反射的に握る。

大丈夫…まだ無傷…

私はこの時思いました。
アンヨしないから靴は要らないんじゃない、
アンヨしなくても保護のために必要だった、と。

このエキサイティング動物園
無傷で帰れるのだろうか。ワクワクと不安。笑

子どもが楽しめるのは小学生以上?

動物の餌を1カゴ500円で購入。(2024年4月価格)

ダイナミックカット人参と皮付き輪切りバナナ
このカットは野菜スティックを超えたと思った。
(しょうもないことばっか考えてる。笑)

さて、お目当てのキリンさんは1番奥かな?
道中の動物さんたちにご挨拶しながら進むか。

この日はお天気が微妙な上に平日。
お客さんも少なく動物たちはおやつ不足なのか、
だるんっと寝転がっていたカピバラでさえ
起き上がって鼻をひくつかせながら接近。

よし、君には人参をあげよう。
(バナナは手齧られそうで怖い無理)

足元にはどこからともなくウサギ!ウサギ!!
道埋め込まれた岩と擬態したウサギ!!!

危うく踏みそうになったお詫びに人参あげた。

横たわっているカンガルーたち。
なんとなく近寄って刺激をしてはいけないと
本能が語っている。ここはスルーしておく。

見るだけなら30分で回れるくらいの規模感。
正直広大な面積の動物園だとしたら
ベビーカー不可は親泣かせすぎるのでありがたい。

ただ、あまりに動物が近いので
万が一動物に追われるようなことがあったら
未就学児なら泣いて転ぶ気がした。
息子含めて容易に想像できる…笑

餌やりから何から楽しめるのは
物心ついた小学生以上なのかなという印象。
あくまで追われたらの話なので
穏やかに過ごせれば対象年齢はないと思う。

さて、キリンテラスに到着。
ここで感動の非日常体験をするとともに、
憧れだったキリンと住む活路を見出すことになる。

ナイロビじゃなくて市原でいいじゃん

キリン好きなら誰もが憧れる
ケニア・ナイロビのジラフマナー。
キリンの飼育環境の間近にホテルがあり、
お庭のキリンと一緒に食事がとれるという施設。

ここ、日本の市原にもあった…

地上からキリンテラスに入室。
こちらでは2023年2月に生まれた節子ちゃんと
お母さんのハニーさんかな?がお出迎え。

もうすでにフェンス1枚の近さ。
フェンスと通路の間に策もないから簡単に触れてしまう距離。
(お触りは禁止です。見るだけね!)

近い!すごい!かわいい!
しっぽで風切る音の臨場感!!

首都圏でこんなに近くでキリンが見られるのは
本当にすごい。住みたい。

わりと急な階段をのぼり、園内を見渡せるテラスへ。

テラスには手洗い場、カフェメニュー提供の売店、
自動販売機があります。

キリンの餌やりの注意事項の看板がある。
お子様は抱っこ、おんぶ、肩車は不可とのこと。

よく見ると、小さなお子様用に
テラスの柵の下にも餌やりできるゾーンがある。

抱っこだとキリンの舌にお子さんの腕とか引っ張られて落ちそうだなぁ…
さすがエキサイティング動物園、
なぜ禁止されているのか想像に容易い。

そして餌やりをしながらの自撮りも禁止。
キリンを舐めてはいけない。
舌も首も力の強さは半端じゃない。
無事に楽しく帰るためにもきっちり守ろう。

あと大切なこと。
一度差し出した餌は引っ込めない。
うん、まぁ、いじわるしないでねってこと。
キリンに限らず動物から報復を受けます。
優しい心で接するのがお互いのためです。笑

注意事項を熟読し、いざキリンの元へ!

柵の向こうは人間の顔の高さにキリンの顔。
こちらも近い!とりあえず餌をあげる。
皮付き輪切りバナナを使用する機会がなかったので
キリンにあげてみることに。

どうやって口に入れればいいんだろう…
とりあえず手のひらに乗せて差し出してみるか。

柵から頭をニョキっと出して
バナナに顔を伸ばすキリン

ベロォォ〜ン

長い舌がゆっくり伸びてくる。

ひっ!ひぃぃ…!!

手のひらに乗せていたバナナを持ち替え
差し出された舌の上に乗せる。

なんだここは…天国じゃないか…

抱っこ紐の中の息子もヌッと伸びてくるキリンのお顔に釘付け。

餌やりを楽しみ、その様子を友人がひたすら
写真、動画に収めてくれる。
あっという間にバケツの中身は空になる。

おかわりしたい気持ちを押さえて
しばしゆったりと歩くキリンの姿を眺める。
このボーっとできる時間、至高。

ふと横に目をやると、キリンの運動場真横に民家が。

ベランダ、お庭ともに
明らかに座ってキリンを眺められる設備が。

え…なにそれ…羨ましい…

かつてキリンが好きすぎて、
どうにか自宅で飼えないものかと本気で調べたことがある。

数年前の自分へ、ここに正解があったよ。
正解は、キリン舎の隣に自宅を建てればよかったんだよ。

現実的に私には無理な話だけど、叶えられた家主、
人生最大羨ましいと思った。

キリンテラスでカフェタイム

前述の通り、この日は平日
しかも曇天、なんなら明日は大雨の予報。
私たち含めてまだ2組しかすれ違っていない。

キリンテラス、貸切でした。(大満足)

どこの席に座っても見えるキリン。
キリンを眺めながら飲むコーヒー。美味い…

小腹がすいてきたので、名物っぽい出で立ちの
マシュマロキリントーストも食べました。

食パンにマシュマロを乗せて軽くトースト、
上からアミメキリンの網目模様を模したココアパウダー。
なんとも言えないキャンプ飯感がよかった。

ザ・バンブーフォレストに宿泊すると
キリンと朝食という素敵なオプションがあります。
もちろん会場はこちら。

しかし翌日は大雨予報。中止不可避。

1日前倒し、閉園時間までほぼ貸切のテラスで
運良くキリンとカフェタイムを楽しみました。

エキサイティング・サユリワールド

本当の意味はここからでした…

キリンテラスでカフェタイムを楽しみ、
閉園が近づいてきたのでキリンテラスを後にすることに。

あちらこちらで動物たちが舎に入ったり
飼育員さんたちからお夕飯?をもらったりしている。

キリンテラスに向かう道で一通り見たものの
せっかくだからおかわりしようということでもう一巡。

相変わらず、ウサギが穴を掘り走り回っている。
その様子を眺めていると、のそりのそりと近づく何か…

垂れ目、半笑いの口元、モコモコしたフォルムのデカいやつ…

ラマだ!!!ラマがこちらに向かって歩いてきてる!!

ラマって独特の不気味感がありますよね。
たぶん、いや絶対あの半笑いの表情が。
チャッキー人形の怖さに近いものを感じます。

慌てて距離を置くものの、ゆっくりとリーチを詰められる。
ラマの唾ってくっさいんですよね…絶対浴びるわけにはいかない…

ラマから逃げるように進んだ先には
先程ゴロゴロしていたカンガルーの群れ。
何やら全員起き上がってこちらを見ている…

嫌な予感的中。

ものすごいスピードで距離を詰められ
あっという間に私のおしりに1ヒット!2ヒット!!

しっかり蹴られました。泣

本当に心の底から
息子に靴を履かせてくればよかったと思いました…
無事で何より…

そういえば、園内には人間用の檻もあったなぁ…
扉付きでベンチと屋根もある…

あれって、安全地帯だったのかな。笑

縦横無尽ワオキツネザル

実はサユリワールド、
ワオキツネザルの檻に入れます。
しかもお出入り自由で。

ただし、何があっても自己責任です。笑

私たちも最後にワオキツネザルの檻に入ってみるかと
軽い気持ちで入室。これがいけなかった。

大人しくしていたワオキツネザルたち、
人間入室と同時に興味津々
めちゃくちゃ頭やら肩に飛び移ってくる。笑

まさにエキサイティング…

とりあえず息子を抱っこしている私は
友人の様子を見て入室断念。こりゃ無理だ。

ひたすら止まり木にされている友人を
檻の外から眺める。
自然界で人間とは無力だなと思う。

友人も慌てて出ようとするも、素早いワオキツネザル、
前室に逃げ出てしまうハプニング。

こうなってしまったら、彼らが元の檻に戻るまで
人間も外の扉を開けない。

そんな時のための呼び鈴が。

本当は動物の異変に気づいた時に使うものだけど
ある意味緊急事態。鈴を鳴らして助けを求める。
(お仕事増やしてごめんなさい…)

ちょうどラマの餌やりで通りかかった飼育員さんに
無事救出されてきた友人でした。笑

まとめ

キリン好きに限らず動物好きなら
一度は訪れてほしいアットホーム動物園でした。

動物の"展示"というよりも"触れ合い"の要素が強く、
動物園というより、まさにワールドでした。

お子様連れの楽しみ方としては、
ネンネ・ゴロン・ハイハイ・タッチ組
しっかり抱っこ紐で手足に充分注意。

靴下は引っ張られる可能性がありそうなので
できれば靴を履いていた方がいいかなという印象。

ワオキツネザルは外から見るだけ、
カンガルーにはなるべく近寄らないのが吉。笑

アンヨ組は、とにかくおててを動物に齧られないこと
追いかけられたり乗られたりしないように注意かな。
抱っこ紐組よりも注意が必要かもしれない。

キリンテラスのちびっ子餌やりゾーン、
ウサギの餌やり、檻の外からワオキツネザル、
平地にいる動物たちとは人間の檻越しが安全な気がする。

小学生以上は大人が気をつけて見てあげれば、
比較的大人と同じように楽しめそうでした。
動物たちにいじわるして仕返しされないようにだけ気をつけよう。笑

大人にとっても非日常が体験できる素敵な空間でした。
"子どものため"ではなく、是非"自分のため"
訪れていただきたい場所だと思いました。

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