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椅子に興味がでるお年頃。

「椅子は高いやつを買った方がいい」
そんな言葉を聞いたのはいつだろう。

その言葉もあり、リモートワークではセイルチェアを買った。
もちろん10万という値段は身が引き締まったが、オフィスチェアという相場観からすると高すぎることもない気がしていた。

椅子にはデザイナーがいる


椅子兼サイドテーブルとして、スツールを探していた時に、
創立者の坂本龍一というキーワードでmore treesのstool singleに出会った。

その時初めて知った名前だが、デザインはジャスパー・モリソンと熊野亘だそうだ。コーヒー豆のような座面の柔らかい形と、銭湯の椅子のようにスッと馴染む佇まいに気に入って家でもメインで使っている。

このスツールから、椅子に伴うデザイナーの存在に気づいた。

stool single / more trees

椅子とめぐり20世紀のデザイン展

そんな椅子のデザイナーへの興味が立ち上がる中。
日本橋高島屋で開かれた「椅子とめぐり20世紀のデザイン展」に出会った。

20世紀の椅子の歴史を100脚の椅子とめぐる展示は、刺激的だった。

椅子とめぐる20世紀のデザイン展 / 織田コレクション

「もっと知りたい」に

私は興味が出たものが、地となり肉となるように調べるのが好きだ。
以前もディビッドヒュームの人間本性論や経済学派について調べて、noteにまとめた。

次は「椅子についてもっと知りたい」
そう思ったので椅子の歴史についてまとめようと思う。

おそらく椅子に関わる歴史の軸は

1. 素材の歴史
2. デザイン運動・流行りの歴史

なのではなのではないだろうか。

どちらも歴史的な転換点や、哲学的な思想にも影響を受けているかもしれないが、概ねこの2つに影響されていると考えて進めてみようと思う。


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