【読書感想文】「フェルマーの最終定理」著:サイモン・シン 訳:青木薫(新潮文庫)

著書は、友人に数学が分からなくても読めるから読んでみてと薦められて読んだ。数学だけには留まらない人類の希望と浪漫の詰まった素晴らしいサイエンス＆ヒストリーの話だった。数学の知識が無くても何となくのほほんと内容を理解できたと思う。多分。

“フェルマーの最終定理”には、300年の浪漫が詰まっているにも関わらず、私は“フェルマーの最終定理”という言葉を聞いた事がなかった。著書を読み進めいく途中で《Creepy Nuts》の『かつて天才だった俺たちへ』の歌詞の“♪フェルマーの定理すら解けた”ってこの“フェルマーの最終定理”の事だったのか！？と気がついて驚いた。

どうしてこんなに凄い話なのに知らなかったんだろうと考えてみたら、“フェルマーの最終定理”が解けてからこの世に誕生したからだと思う。
現行だったならもっと知れてたのかなぁ。世の中にはまだまだ私の知らない浪漫が残っているのかなぁとわくわくさせられた1冊でした。

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読んだ期間 2023/8/29~2023/09/09

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『モトムラタツヒコの読書の絵日記』を読んでから読書絵日記を書くようになったけど、いつも文章が見えないような写真を撮ってました。折角なら書いた感想文も伝えたいなーと思って公開してみました。