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今後起こるかも。ロシア代表がアジアに来る?ロシアサッカー連合のAFC転籍の可能性

最初に断っておきますが、半ば妄想のようなブログです。実際に起きる可能性はゼロに等しいでしょうが、起きたらアジアのサッカー勢力図が根底から覆させられるかもしれません。

それはロシアサッカー連合のAFC転籍です。そんなことありえる?と思われるかもしれませんが、実際そんなゼロに近い可能性が起きかねない事態になっていると筆者は推測しています。

ロシアのウクライナ侵攻により世界は震撼している状況ですが、それはサッカー界も同じです。UEFA CL決勝の開催地がロシア・サンクトペテルブルク開催予定でしたが、急遽フランス・サンドニへ会場が変更。そしてW杯欧州予選POのロシア代表と対戦予定であるポーランド協会は対戦拒否を表明しました。トーナメント同組のチェコ、スウェーデンとも連名で対戦拒否を検討しているとポーランドサッカー協会のチェザリ・クレサ会長がTwitterで発信しました。欧州サッカー界のロシアパージの動きが表面化してきました。このまま状況が悪化すれば最悪UEFA除名もあり得るかもしれません。

イスラエルのAFC除名

大陸連盟の除名は前例があります。イスラエルサッカー協会はAFCの創設メンバーでしたが、1973年の第四次中東戦争の影響により、イスラム圏の代表チームと対戦できない状況となりました。翌年にAFCから除名され、大陸連盟未所属、OFCを経て1992年にUEFA転籍して現在に至ります。

イスラエルはイスラム圏国家と関係悪化により、対戦拒否が頻発。結果関係修復が不可能となり、AFC除名となりました。今のロシアと状況が類似しています。ロシアも欧州各国と関係修復が絶望となればUEFA除名はありえます。大陸連盟は違えど、イスラエルの前例があるからです。

これまでAFCはOFCからオーストラリアの転籍受け入れの実績があります。またAFCからUEFAの転籍はカザフスタンの前例はありますが、逆はありません。

ロシアがアジアへ来たら

実際にロシアがAFCに転籍したら、アジアの勢力図が根底から覆されるでしょう。現在アジアは日本、イラン、韓国、オーストラリアの4強を中心にW杯出場権を争っています。そこにロシアが加わるわけです。ロシアの実力は恐らく4強より、頭1つ上回る印象です。オーストラリアがAFC転籍する際も似たような話が出ましたが、そのオーストラリアよりは間違いなく強いです。なぜなら前回W杯ではロシア代表は優勝候補の一角であるスペイン代表を打ち破って8強入りした強豪国だからです。ホームアドバンテージはあるとはいえ立派な成績ですし、準優勝のクロアチアとはPK戦にもつれ込んで惜敗。2008年EUROは4強とアジアに来れば生態系を破壊するだけの力はあります。

今後の国際動向から目が離せません。ロシアがアジアへ来たらACLにもゼニト・サンクトペテルブルクやCSKAモスクワらが参戦するわけですから、ACLのハードルも高くなるわけです。そんな恐ろしい未来が来ないことを願います。そして戦争を即時停戦し、ウクライナに平和が戻ることを祈っています。


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