徒然日記~エリザベス二世の国葬

ブリューゲルの〈バベルの塔〉についてまとめるつもりだったが、予定変更。
先程まで見ていたイギリスのエリザベス二世の国葬について少し。

まず参列者の多さにびっくり。
天皇陛下ご夫妻は、一体どこにいるのかもわからない。
そして、各地に集まり、葬列を見つめる人々を見ていると、女王が、どれほど愛され、慕われていたかが染みてくる。
在位期間は、ヴィクトリア女王の記録を塗り替え、70年。
Queenの国のイメージが根付くには十分だ。
しかし、これからしばらくはKingの時代だ。
チャールズ三世。ウィリアム皇太子。そして、ジョージ王子。
順当に行けば、こうなる。
国歌のタイトルも変わったという。

次に、ミサの様子について。
イギリス国教会については、恥ずかしいながら、歴史の教科書に書いてあることレベルの知識しかない。
しかし、「共同祈願」に「主の祈り」など、ミサの流れも内容も、カトリックのそれとほとんど変わらない。
ローマ教皇を教会のトップとして認めていないこと、聖職者の妻帯が許されていることが違いか。
(あとは、女性でも聖職者になれるらしいこと? 共同祈願のあたりで、「ビショップ」の女性が出てきていた)

これを書いている時点(日本時間21時34分)では、ウィンザー城へは、まだ到着はしていまい。
明日以降、チャールズ国王のもとで、イギリスはどうなって行くのだろう。

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