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【仕込み~2日目まで】人生初の梅シロップづくり

TLで今年も梅の季節来るねー、なんて言ってるフォロワーを見ていたらなんだか今年はやる気になってしまって。
梅漬けてみたいなあ、なんてぽろっと零したら知り合いの農家さんから梅を頂く機会に恵まれました。

傷ありのやつなら3kgあるけど贈答品みたいに綺麗じゃないから気になったらごめんね、と私が頂く側なのに何故かすごく気遣ってもらって、お互いペコペコ頭を下げながらやり取りしてたんですが無事先日届いて一安心。

結果、スーパーで見る梅よりだいぶデカいご立派なのをおすそ分けして頂きました。今回はその備忘録noteを残そうと思います。

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今回は佐川さんに運んでもらって、14日夜受け取り。
ずっしりと重い箱を落っことさないように運んで開封しました。

開けてびっくり、スーパーで見る梅より相当デカい。
南高梅の2L前後のやつ送ります、とは言われてましたが何せ梅を見る機会が全然ない地区の出身なので具体的に梅のサイズが想像つかなくて・・・

ひとしきり感動したあと、鮮度が落ちないうちに漬けなきゃ!と外気に晒されて生ぬるい梅たちを水を張った容器に入れてあげました。

ごろごろと中で転がしてざっくり外の汚れを取ってから、早速ヘタ取り。
手先が不器用な私は何とも拙い手付きでちまちまと竹串でヘタと格闘してました、取りやすいヘタと取りにくいヘタがあるね。

いやそれにしてもデカいな・・・
スーパーで見た梅、この中の一番小さい梅より更に一回り小さいのが入ってる感じでしたからね。

色も様々、青梅から少し熟した梅、赤い子もちらほら。
雑菌が付くとあかん!とは聞いてたので、ヘタを取った後は新しいキッチンペーパーで1個づつ丁寧に拭きました。

確かに傷やシミが見受けられますが、ぶよぶよになって明らかに漬けるのに向かない子は1個もなく状態はとても良かったです。
正直もっとボコボコ傷がついてるのを想像してたので、個人的には全く気にならない。むしろこんなご立派なのをありがとう。

それにしても、ヘタ取りが全然終わらない。
1個1個が大きいので手間的には同量の小粒梅よりはよっぽど楽な筈なんですけど自分の手先の不器用さに変な笑いが出ます。

それでも黙々とやっていればいずれこういう作業って終わるもので。
40分後、無事すべての梅の処理とふき取りが終わりました。

あとは冷房の下で30分程度乾燥。
一応ヘタの中まで水気は取りましたが、念には念を入れて。

その間に買ってきた瓶を消毒用アルコールで拭いておきました。

100均の瓶なので耐熱対応しておらず熱湯消毒は出来なかったのですが、まあ消毒用アルコールならほぼすべての菌が死ぬだろうということで此方も新しいキッチンペーパーで念入りに拭き掃除。

100均って今ほんとに何でも売ってますね。
まさかこのシロップ掬うやつまで売ってるとは・・・、有難く買わせていただきました。瓶は500円でしたがそれでも市販の瓶より相当安い。

今回作るのは梅シロップなので、3kgの梅に対して3kgの氷砂糖を用意。
交互に瓶に放り込んで凄いあっけなく作業終了。正味、ヘタを取るのが一番つらかった気がする。

今回は上記の材料の他に、酢も入れておきました。
入れる入れないは好みが分かれるそうですが、まあ初年度ですし失敗が少ない酢入りで今回は挑戦。

夏って何かと疲れますしね、それなら酢があった方が良いんじゃないというガバ思考。入れたら腐りにくいなら尚良しという事で!

ネット記事なんかを読んでると3日ぐらいで水が上がってくるよ、と書いてあったのでまあ数日ぐらいは様子見かな?

そんな感じで次の日瓶を見に行ってびっくり。

もうこんなに水が上がってる・・・!?
いろんな人に聞いてみたら、酢を入れたから通常より水が早く上がってるんじゃないかとの事。もう混ぜた方がいいよ!と助言頂いたので、早速揺すってあげることに。

ゆっくり瓶を傾けて、一番上の梅に下の抽出物がかかるようにぐるぐる。
何か氷砂糖で梅が傷付くから混ぜちゃダメ派の人と、もう瓶なんてひっくり返して頭まで混ぜちゃえ派の両者の意見が同じぐらいあったので私はゆっくり瓶を転がす作戦で行きました。

まばらに茶色なのは、正常みたいです!
酢を入れると余計なりやすいんですって。
ひとまずこの作業を1日3回程度、気付いた時に続けています。

現状、瓶のふたをこっそり開けて鼻を近づけても梅の甘い香りしかしないので腐敗とか発酵してる感じはなさそうです。
これが一体どうなるのか、私にも想像がつきませんが無事シロップになってくれるのを祈るばかりですね。

2日目の現在、水は更に上がって砂糖もとても小さくなりました。
ちょっとこの角度だと梅に対して砂糖少な目?って感じに見えますが、裏側にいっぱい溜まってたので量的には問題ないと思います。

梅の色も、酢に触れて茶色に反応してますが明らかに腐敗してるみたいな見た目のぶよぶよ梅はいない感じ。ガスが発生するケースがあるらしく1日1回蓋を開けるついでに香りを確かめていますが2日目現在発酵臭や腐敗臭は見受けられませんでした。

ひとまずこのまま、朝昼晩の混ぜ混ぜお世話を継続して様子を見守ってみる事にします。

今年は憧れの梅ジュース、飲めるだろうか。
頂き物の梅ですから、腐らせないか余計プレッシャーです。頂いたのを盛大に腐らせたら流石に居住まいがよろしくないですからね。

無事何事もなくシロップになってくれることを祈って、世話をサボらないように一層気を引き締めたいと思います。



2024/06/16 Az


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