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【草日記】赤く染まる鸞鳳玉+頑張る実生メセン類+小さくても厳つい姫厳竜

外はジメジメ、気温自体は大したことないものの除湿を稼働させています。
せめて50%ぐらいまで下がってくれればいいんですけどね、室温25℃ラインで60%超えてくると個人的にはムレムレで嫌な感じです。

とはいえ、低湿度だとまた喉関連で別の不調が出てきますからもうこればかりは仕方がないのかな。個人的には2度目の梅雨みたいな体感です。

多分家のつくりが集合住宅で密閉度マシマシ、南窓で陽の角度が傾くと室温がガンガン上がってしまうのが問題なんだと思います。冬場とかでも昼間は差し込む光だけで暖房付けなくても20℃超えてしまうので。

まさに自宅がこたつ状態、こればかりは言ったところでどうにもならないし密閉度が高いお陰で夏冬は冷暖房効率はかなり高いですから一長一短です。

アストロフィツム 鸞鳳玉

アストロフィツムの鸞鳳玉が発芽完了したっぽいです。
遅れて出てる子も見えますが、ひとまず全体が発芽したのでラップは撤去。

写真だと濡れた鹿沼土と同化して見えにくいのですが、赤いぽつぽつとした芽がたくさん出ています。

先っぽにちんまりとトゲのようなものが見えて可愛いです。
しかし何でこんな赤いんだろう、もしかしたらLEDの光が強すぎてストレス反応を起こしているのかもしれません。

今のところ溶けて消えていく子はいませんが、もしダメージを受けている様子が見受けられたら場所を移動しないといけませんね。

先に出てきた者、根っこが土に潜れなくて脱走している者、そもそもまだ根を張っている最中の者、それぞれ自分のペースで頑張っています。

根が脱走している株を埋めるのは実は危険で、湿った土に触れているならどんなに埋めたくても放置しておくべきです。何故かというと発根したばかりの根は本当に脆く、ピンセットで押し込んだ衝撃で容赦なく千切れたり潰れたりするからです。

土に触れているなら自力で潜るか、ダメならそのまま枯れていくので自然の流れに身を任せて今は見守るしかありません。

しかし発芽したてはどの株もそうですけど、面影なさ過ぎてこれ本当にあの形になる??って半信半疑になっちゃいます。
姿が見えてくるのは少なくとも半年後ぐらい、それまではこの謎のツブツブにせっせと霧吹きを続けなければ。

コノフィツム マウガニー

マウガニーの方はぽつりぽつりと日々芽が増えている感じ。
まだマウガニーの面影はないぐらい小さいですが、ひとまず出てきてくれたので買った種が無駄にならなくてよかった。

100粒播種した割には緑は少な目、発芽には結構バラツキがあるようで初日に比べると芽の数は日々増えています。
先に芽を出した子は現状溶ける感じもなく、土の隙間から顔を出して光を浴びて心地よさそう。

メセン類と同じ管理方法で良い、とは聞いてますが初コノフィツムという事もありやっぱり心配。
溶けずに大きくなってくれればいいのだけれど・・・

リトープス

リトープスは徐々にではありますが確実に大きくなってきています。
中心部に切れ目が入ってそれらしいフォルムになってきました。

ですが写真で見てもやはり発芽が遅れて小さかった株などは容赦なく溶けて行ってますね。自然淘汰とはいえやはり切ないです。

ですがその為の多粒蒔き、多少の犠牲は致し方ない。
残った精鋭たちでやっていくしかないのでカイヌシは淡々と日々のお世話を徹底するだけです。

3カ月弱先に蒔いたリトープスはあれから更に数を減らしています。
それでも「この子はイケるのでは?」と思った数株はじっくりゆっくり成長中。毎日鉢の中を覗いては彼らが生き抜いている様を見て勇気づけられます。

薄く色づいて、今は初めての脱皮に向けて栄養を蓄えている様子。
鉢はずいぶん広々としてしまいましたが、今植え替えるわけにはいかないのでこのまま広々スペースにぽつぽつ状態で育てていこうと思ってます

幼くても強烈なトゲ

こちらはチタノタドワーフ(姫厳竜)の実生株。
まだ幼いながらに鋸歯が物凄い子がいます、展開する葉も肉厚で期待大。

葉色は少し赤みがかって何とも美しい、強光線によるストレス反応の色ではありますが真っ赤という訳ではないので場所は動かさず見守っています。

この子もまた「ダメかもな・・・」と半ば諦め状態から復活した株の1つ、こうして与えられた環境に適応して頑張って育つ姿はカッコいい!

是非とも大人になって、そのイケイケな姿でラックを彩ってほしいものです。期待してるぞー!



2024/10/27 Az

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