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一回目の流産 ー4回流産・不育症in アメリカー

1回目の流産は、2021年の4月でした(たしか、、)。

2020年末に結婚した当時34歳だったので、35歳中に子どもが欲しかった私たちは、すぐに妊活を始めました。

色々ググって不妊治療についてや年齢についても当然リサーチしていたので、簡単には妊娠しないものなのかも?と思いつつ、自己流タイミング法を始めて4ヶ月の時でした。

なんか体がぽかぽかするなーと。夜とかに、やたらとじんわり汗をかく。普段冷え性気味なのでそこまでぽかぽかしないのに。

こちらの妊娠検査薬は、生理の5日前からテストできる!と書いてあるので、生理3日前の朝一番に試したところ、うっすら陽性!それなりにはっきりしたピンクの線が出ていました。

おぉ!ほんとにピンクで陽性の線が出るんやん。

あずち

みたいな感動を覚えつつ(関西出身なので、感嘆詞は大体関西弁)、まだ寝ている夫に、ねぇねぇねぇ、ででん!!と妊娠検査薬を突きつけ、無理矢理起こしたら、夫も目を見開いておぉ!とかるーいハイタッチ。(うちの夫はものすごい反応が薄いタイプ)

その日中に、近くて評判の良さそうな産婦人科をググって電話したところ、次の日に来てください、と言われましたが、”いやいや、まださすがに生理予定日前だし早くない?”と思い、生理予定日ごろの3日後に予約。

この頃はよくわかっていませんでしたが、エコーで見るなら生理予定日はまだまだ受精卵が小さくて何も見えない頃。ただ、アメリカの産婦人科では、エコーで見えない時期の妊婦さんには、血液検査をして、hCG  (妊娠したら出るホルモン)と、黄体ホルモン(妊娠を維持するためのホルモン・テストする産婦人科としない産婦人科がある)の数値を調べるようです。しかも、数日おきに2-3回血液検査をして、ホルモンの上昇が正常かを測ることで、 4-5週の初期の妊娠が上手く進んでいるかをテストします。


そんなこんなで、鼻歌混じりに初妊娠発覚の余韻を楽しんでいました。

。。。。

ところが、その2日後、生理痛のような鈍痛が始まりが。。まだ出血はありませんでしたが、なんでこんな生理痛みたいな痛みがするんだろう、と検索魔になってググっていました。すると”流産”、”化学流産”の文字が、、ググリの結果、このころにこれだけの腹痛があるのは、なんかおかしそう。

念の為、もう一回妊娠検査薬を、、と妊娠検査薬を試してみましたが、やっぱり陽性です。


なんとなく嫌な予感がする。。でもやっぱり陽性?どういうこと??

と言っている間に出血が始まりました。

普段私は生理痛が結構軽くてあまりないのですが、この時は、普通の生理痛より明らかに痛かった。もう確実に流産です。

流産であることを認識しているのと、座っていられないほどのお腹の痛みで、横になりながら、うめきながら泣く、というカオス。

どうしたらいいのかよく分からず、近くに住む義母や義姉に話していたところ、すぐに病院に連絡しろと言われ、再度産婦人科に連絡して、予約を取ります(アメリカの病院は基本予約制)。

病院に行って血液検査とエコーをしました。エコーをしてくれた技師さんには、”うーーーん、普通の生理にしか見えないね”といわれ、ショック。。

その後、お医者さんとの面談では、”2回も妊娠検査薬で陽性だったのであれば、おそらく妊娠していたのでしょう。最近の検査薬で偽陽性の確率は低いです。ただ、時期が早すぎて、エコーで確認できない化学妊娠、化学流産だと思われます。”といわれました。

その後血液検査の結果では、hCGが微量検出されたらしく、化学流産がそこで確定しました。


こうやって、1回目の妊娠は、化学流産として普通の生理のようにあっけなく終了したのでした。。



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