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年度末は、自宅で温泉気分〜だね♨️


ここ数日、仕事で目を酷使しすぎて体のあちこちに不調が出ていた。目が痛むだけでなく、その奥の神経も痛い。ちょっと食欲がなくなるくらいの頭痛。
年度末の忙しさ、いとパナし。


こりゃ早急に手を打たないと、この先踏ん張れないぞ、と思った私は会社帰り薬局へ直行。
お目当ての魔法の粉をゲットして速攻で家に帰る。


実はちょっと前から気になっていたけれど、まだ前に買った別の粉が残っていたので買えなかった。これだけ粉々言っていると、ヤバい粉なのでは?と思われてしまいそうなので、そろそろ白状する。私の言う魔法の粉とはつまり、“入浴剤”のことである。


入浴剤ってわくわくするから好きだ。他の香り物と違ってテスターが無いから、どんな香りがするのか説明文をみて想像するのも楽しい。袋をあけて、お風呂に投入するその瞬間まで分からない、そのスリルがいい。お風呂に入れて混ざった時、濁るタイプや透明のまま色がつくタイプ、泡が出るタイプなどいろいろあるのだけれど、混ぜた時に「ははーん、キミはそのタイプなのね。」とか言って楽しんでいる。


疲れた体には温泉が効く。
ということで今回は、“ 特別なくつろぎ 日本の名湯 一度はつかりたい憧れ 至福の贅沢 ”を購入した。


この入浴剤は、開発者の方が直接温泉地を訪れ、温泉分析表というものをもとにして湯質を研究し、色と香りでその温泉の情緒を表現したもので、各温泉地に認められている入浴剤らしい。
パッケージにしっかりと“温泉地公認”と書かれている。

中には大きく分けて、“にごり湯”と“透明湯”の入浴剤が14包入っている。

【にごり湯】
・登別カルルス(北海道)
・乳頭(秋田)
・山代(石川)
・黒川(熊本)

【透明湯】
・鳴子(宮城)
・那須塩原(栃木)
・野沢(長野)
・奥飛騨新穂高(岐阜)
・美作湯原(岡山)
・道後(愛媛)

自宅でこんなにいろんな県の温泉気分を味わえるなんて!説明書を読むだけでうきうきしてしまう。


どれにしようかなぁとしばらく考えて、春も近いことだし、若葉と松葉の香りがいいなと思い、今回は栃木の“那須塩原”に決めた。


ドキドキしながらも、さっそくお風呂で封を切り、ざばっと粉を出してびっくり。信じられないくらい真っ青な粉だったのだ。思わず裸で「ひぇっ!」と驚く自分が可笑しくて笑ってしまった。


それくらい粉は驚くほど青かったのに、混ぜたお湯は綺麗なエメラルドグリーンになった。香りもとても爽やかで気に入った。若葉と松葉の香りかどうかは、正直よく分からなかったけれど、どこか懐かしい田舎の実家を思い出す香りだった。


肩までゆったりと浸かって、思わず「ふぅ〜」とため息がでる。頭の先から指の先まで、じわぁと幸福が行き渡る感覚。無意識に緊張していた力が抜けて、そのままお湯に溶けてしまいそうになる。


私と同じように、目の疲れからくる頭痛にお悩みの方は、温まった手のひらを目に優しく押し当てて、30秒から1分くらいすると少し楽になる。それをお風呂に浸かっている間に何度か繰り返して、寝る前にスマホやテレビを観ないで眠りにつくと翌日スッキリするのでオススメ。

肩のこりも重なっている人は、ちょっと抵抗があるかもしれないけど仰向けで顔だけ出してお風呂に浸かってみてほしい。
相当広いお風呂場じゃないと足は胡座をかく感じになると思うけど、それでOK。
耳もお湯に浸かるから、自分の鼓動と息の音しかしない。そこで、静かにゆっくり何度か呼吸して起き上がるとびっくりするくらい頭が軽くなってると思う。
※溺れると危ないので、無理しない程度に。



年度末、やることいっぱいで体はくたくた。

ゆっくり温泉に入りたい!なんて思っても、こんなご時世だし、時間的にも金銭的にも余裕ないし、無理だよねって思っていたけれど、こんな方法もあった。
自宅で簡単に、温泉旅行気分を味わえるって素敵。
本物の温泉も恋しいけれど、今は今なりの楽しみ方を楽しむのもアリだよね。

あと少し、心も身体もほどほどに頑張れますように。


ここまで読んでくれて、ありがとう。
一緒に年度末走り切りましょう〜!

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