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魚座の新月

2023.02.20

月は、午後2時前に水瓶座から魚座へ移って、
16:06、早速、魚座の新月。

(太陽は、きのう19日に魚座へ移った。)

魚座というだけでロマンティック、そして不思議なエネルギーをイメージするけれど、そこで新月となればもう、何だか自分では到底捻出不可能なものが生まれてくるんじゃないか、という期待を抱いてしまわなくもない。


今回の新月には、水瓶座の土星が寄り添っているのが、とにかく印象的。
土星は、あと2週間ほどで、魚座に移る。
水瓶座に移動してきたのは、2020年の12月。
木星との「グレートコンジャンクション」と呼ばれる接近が起こり、風の時代の到来!と話題になった頃。
(水瓶座が「風」のエレメントの星座で、風の星座での「グレートコンジャンクション」が約200年振りに起きたことから、そう言われるのである)

あの頃からいままでのことを振り返ったとき、何かずっと耐えてきたこと、踏ん張ってきたこと、頑張ってきたこと、努力してきたこと、時間をかけてきたこと・・などがあれば、それがいよいよ、あらたな局面を迎えることになってきたり、あるいは何かしらの「はじまり」を促すきっかけになったりするかもしれない。



土星、と聞くと、少し身構えてしまう人もいるかもしれない。
(というか、わたしも)
忍耐が待っているのか? と不安な気持ちになったり・・そんなことを考えないほうがもちろん、気楽でいられるのに。
でも、時間をかければ解決することがある、ということを教えてくれる星でもあるし、すなわちそれは、時間をかけなければ解決しないことだって(たまには)ある、という意味でもある。

「仕組み」は大抵、隠されている。
その「仕組み」を知ったり、理解したりするのにもまた、時間がかかることだってあるだろう。
簡単ではないことを、難しいと言って諦めることしかできないのなら、人間は悩んだりしない。

それに、土星が滞在する期間を知るだけで、「いま耐えていることは、これくらいの時期には終わってくれるきっと!(土星が次の星座へ移るから)」というように思ったりできるのもいい。とりあえずのお守りみたいなことである。
ちなみに、土星が魚座の次の牡羊座へ移るのは、2025年の5月です。



・・随分と土星の話をしてしまったけれど、土星のいる現在の水瓶座では、水星も印象的。
双子座の火星と、おおらかな連携をしていたり、牡牛座の天王星とは、にらめっこもしている。
「思考」がよく働きそうな星模様。びゅんびゅんアイディアを送ることだったり、ちょっと捻りの効いた知識が大切になったり? そんな場面も思い浮かぶ。

そんな中で起きる新月の時が、どんな「はじまり」であろうとも、持っている知性や経験によって、きっと自分の糧にできる。
そう信じる。


魚座は、「信じる」星座でもある。





★今週の星占いは、こちらです。

わたしの文章や占いには、よく「自分」という言葉が出てきます。 これは「自分」というものを励ましたい、「自分」が自分らしくありたい、という願いのあらわれなのだと思っています。 読んでくださる方も「自分らしく」いられるように、少しでもその励みになることができたら、とても嬉しいです。