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「ひとりの時間」(詩)

ひとりで歩くその道は
ときに心細く、寂しくもある
でも、その足音が教えてくれる
自分だけの強さを見つける旅だと

友達とのすれ違いも
きっと新しい風を呼び込む種
少しだけ遠回りしても
君はその歩幅で進めばいい

涙のあとに輝く笑顔
それは、経験という名の宝石
ひとりぼっちが教えてくれる
本当の自分に出会う瞬間

母はそっと見守っている
その背中がいつか強くなるのを知っているから
傷つきながらも、君の心は
大きく、大きく育っている

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息子が生まれたとき、小さな手で私の指を握りしめた瞬間、私はこの子を守り抜くと心に決めました。それから月日が流れ、少しずつ自分で歩き出し、言葉を覚え、成長していく姿を見るたびに、誇らしい気持ちと少しの寂しさが入り混じります。

幼い頃は、私が息子の世界のすべてでした。何でも聞いてくれて、どこへ行くにも一緒でした。でも今は、友達や自分の世界を持ち始め、私の手から少しずつ離れていくように感じます。その一方で、彼が自分で考え、選び、時には失敗しながらも学んでいく姿は、私にとって何よりも誇りです。

最近、息子が友達とのトラブルで孤立することがありました。その姿を見て胸が痛み、すぐにでも助けたいと思いました。でも、彼が自分の力で乗り越えることができると信じることも母としての役目だと感じています。傷つくこと、迷うこと、それらも彼の成長の一部です。

今、彼が感じている孤独や不安が、いつか大きな力に変わることを願っています。母としてできることは、彼を信じ、見守り、いつでも帰れる場所がここにあることを伝え続けること。

息子よ、あなたは自分の道を見つけ、少しずつ大人になっていく。その過程で、何度つまずいても、私はいつもあなたの背中を押し続けるよ。あなたの成長が、私にとって何よりも大切で、何よりも嬉しいのだから。


時に落ち込んでも大丈夫! どんなときも、君のことを見守っているよ。自分の道を信じて進んでね。


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