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【‘‘知力の歯車’’】

-『知力を磨く』における知力の原点について-

情報や知識をどのように活かしていくべきかということは、これまでの課題であり、インプットしたものをアウトプットへと繋げる為にはアウトプットを越える為のインプット量を増やす必要があるということを考えることがありました。
ですが、インプット量を増やすといっても、インプットする媒体としては本や映画など、または仕事や会話などから得られる情報量をひたすら受容するということは物理的には不可能なことだと思います。
では、どうすればいいのか。
それは、自分にとっての必要最低限の情報量というものを見極めて絞り込み、その情報をもとにアウトプットすればいいと考えています。
インプットする上で、土台となる知識はしっかりとした知識の蓄えなければアウトプットの質は落ちてしまいます。
このアウトプットする行為は、別の言葉として置き換えるならば、考えるということであります。
思考する場合、私たちは必ず自分たちの脳の力だけで物事の状況判断を認識して分析します。
パソコンやスマートフォンなどの電子機器が普及してきた中、私たちはそれらの電子機器に考えることを代わりにやってもらおうとする意識を芽生えてしまって、考えることを放棄してしまったところがあったりします。
それは、何故か。
理由は簡単であり、考える行為というのは、エネルギーの消費量がとてつもなく多いわけでありますし、自ら自分の体力を削るということは避けたいという気持ちが働いているからだと考えられます。
ですが、それは考える術ということが根本的に間違っているからなのではないかと考えられます。
必要な情報や知識だけを選別させる為の情報処理能力、すなわちフィルター機能というものを思考に搭載する必要があると思われます。
選別した限られた情報量だけに集中することで、インプットからアウトプットへの負荷はだいぶ軽減されると考えられます。
そして、選別した情報量においても情報媒体をいくつかに振り分けることが大切だと思います。
関連性のある本や動画、音声媒体などからインプットしたものを変えながら、ひたすらインプットを繰り返すということでアウトプットに必要な箇所が見極められ、理解へと繋がり、その理解したものをもとにアイデアへと転換させて新しいものを創造するというサイクルが理想的だと思っています。
そして、アウトプットの本質として、どのようにアウトプットすべきかは、SNSやブログ、動画など自分に適した方法を決定付けて発信することが知識の獲得だと考えられます。
創造したものは、自らの表現力によって活かされたものであり、どのような場合においても全てはインプットから始まり、インプットがあるからこそアウトプットが成り立つものだと思っています。
インプットが100とすれば、アウトプットは1として考えられ、わずかながらの1%の創造力にどれだけの価値を蓄えさせることが出来るかは、自分次第の力に関わるものだと感じています。
知力の歯車を動かす為には、まずインプットから。
知力の原点は、ここにあると考えています。

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