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[日記]【‘‘映画鑑賞からみる呪術廻戦’’】

テレビアニメシリーズの『呪術廻戦 渋谷事変』が終わってからしばらく経ちました。
『呪術廻戦』は、一期から見ていた大好きなアニメであり、『劇場版 呪術廻戦0』も見たし、本作からnoteで何か一本記事を作りたいという気持ちは前からあって単なる感想をまとめた記事としては膨大な話になるだろうし、こちらの[日記]に記す分量としては語り足りなくなってしまうと思ったので『呪術廻戦』と何か別のものをテーマとして組み合わせてみればいいのではないかと思いました。
そして、そこで思い浮かんだものというのは私の趣味の一つでもあります‘‘映画’’でした。
主人公の虎杖悠仁は、両面宿儺の指を飲み込んだことで、その強力な呪力を自分の身体に宿してしまうことになります。
呪術高専東京校の教師である、最強の呪術師五条悟が監視する中で修行をする。
特級呪霊の両面宿儺の指を飲み込み、その強力な呪力を取り込んだことによって、五条先生は虎杖にその力をコントロールさせる為にも修行することを試みます。
強力な呪力を扱う両面宿儺の力を虎杖の力でコントロールするには、とても難しい修行を行うものだと思われていましたが、それは単純な修行でありました。
それは、虎杖が映画を見ること、ただそれだけでありました。

映画を見ることが修行?

どういうこと?

最初に思った感想で、とても疑問なところが色々とありましたが、この修行にはきちんとした意味があるものでした。
この修行の目的は、虎杖が両面宿儺の指を飲み込んだことによって、この強大な呪力をコントロールするためというのが本来の目的であり、修行の方法として虎杖に呪骸という人形を抱かせながら映画を見るという方法でありました。
なぜ、この呪骸を抱かせながら映画を見せるのかというと、どのような状況下でも一定の呪力を流せるようにするためであり、呪骸に設定してある一定範囲の呪力を流さないと人形が暴れだすという仕組みとなっています。
五条先生は、虎杖にホラーや恋愛もの、ヒューマンドラマなどの映画を見てどのような場合でも感情が揺れ動かないように、呪力を一定に流さないと人形が暴れだしてしまい、狂暴な人形に殴られないように虎杖は映画を見ながら呪力コントロールに励みます。
五条先生が課した修行の目的というのは、虎杖の強大な呪力をコントロールする為であったことに裏付けられます。
『呪術廻戦』で描かれる、虎杖の映画鑑賞は虎杖自身の集中力の持続性を鍛える為の訓練でもあり、こうした訓練から窺えることは虎杖に限らず、私たちにとっても自らのメンタルコントロールをする上でも様々な映画を鑑賞することで得られるものは大きいのではないかと考えられます。
映画を見る目的というのは、こうした『呪術廻戦』に描かれる特別な意識を持って鑑賞するということも映画から学べることがたくさんあって面白いのではないかと考えられます。
何故、映画を見るのか。
映画から何を学ぶことが出来るのか。
映画の世界はまだまだ奥深いことがたくさんあると感じました。

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