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退職まであと13日!!~職場の人間関係で少しでも幸福感を醸し出すコツ~

今日は夕方から雨が降ってきましたね。小雨の中、急いでスーパーで買い物をしました。

さて今日も在宅ワークでした。なんだか消耗した一日でしたので、これをテーマに深掘りしたいと思います。ずばり結論は”人間関係は愛を与えるとうまくいく”です。興味や疑問が湧いた方はどうぞ最後までお付き合いください。

人間関係が人生に豊かさも、苦しみももたらす

皆さんは人間関係こそが人生を豊かにしたり、逆に不幸にしたりするという言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

またはこの言葉を聞いて、なんとなく理解できるという方も多いのではないと思います。

誰しも、自分の周りの人間関係に対して関心が高く、もう四六時中人間関係を良好に保つために気働きをしている、なんて方もいると思います。

私は人間関係がめんどくさいと思うタイプで、人からはさばさばした人間だと思われています。そんな私ですら、仕事上の人間関係から逃れることはできません。

名付けて"人間関係配慮ゲーム"

今日は、リモート環境で4部署6グループと個別調整をしながら資料を仕上げていく業務を行う(やらされる)中で、メールの宛先に誰を入れて誰を入れないか、ccに上司を入れるかどうか、確認をする順番は何順にするか、といった複雑な”人間関係配慮ゲーム”を一日中行い、大変消耗しました。しかもリモート環境で難易度があがり、”いかに複数の立場を考えてメールを打ったり、上手な根回しができるか”が試されるゲームとなりました。

さらに追い打ちをかけるように、上司からオンライン送別会の打診がきました・・・!

先回の記事で書いたように、私は5名以上のオンライン会議は参加しないことに決めているので、どうやって断ったら気分を害さないか、色々と悩んでしまいました。ここでも別の"人間関係配慮ゲーム"に巻き込まれました。

前者の事例を仮にゲームAとし、後者をゲームBとします。どちらのゲームも、私の気分は全く幸せではありませんでした。もっとこう言えばよかったかな、相手を傷つけていたらどうしよう、相手の善意を素直に受け取れない自分はひどい人間なのだろうか、とぐるぐる考えしまう状態でした。

見返りを求めず与え続けられるかどうか

以前の記事で触れたアドラー心理学では愛を与えることが人間関係の基本にあるとしています。

ざっくり要約すると、幼児期の愛を求める段階から、愛を与える大人の段階へ移行することが重要だという内容です。

一旦仕事上の関係から離れ、友人関係を考えてみましょう。

気の置けない親友には、皆さん多少わがままを言ったり、弱みをみせたりすることができますよね?

そこでは、相手の顔色を窺ったり、嫌われることにびくついたりするような人間関係配慮ゲームは行われていないと思います。また反対に、友人にたとえ裏切られても許せると思います。迷惑をかけることもできるし、反対に許すこともできる関係性が、心から楽しめて幸せな人間関係と言えます。

この関係を支えているのが、愛を求める行為ではなく与える行為です。決して、愛を与えた分の見返りは求めません。見返りがなくても与え続けられる関係です。もし、見返りを求めてしまえば、十分な見返りが感じられない場合にその愛情は”恨み”へと変貌します。

見返りを求めず与え続けることが幸せな人間関係を保つ上で重要になります。

自分なりの愛の与え方でいい

さて話を仕事上の人間関係に戻します。

果たして仕事上の関係で見返りを求めずに愛を与え続けることが可能なのか。これはかなり難しいと思います。所属する組織が大きければ大きいほど、限界があると思います。人が親しい関係を築ける人数は決まっている、と聞いたことがあります。SNSが発達しても、人間の能力は進化していないので、幸せな人間関係の範囲は限定的だということになります。

先のゲームA,Bの場合に、幸福感を維持するためには何をしたらよかったのでしょうか。

ゲームAの場合は、まず担当者間に仕事以上のつながり、信頼関係を築くことを第一義に行動することです。飲みに行くとかお菓子をあげるとかして、特別な関係性を築く努力を重ねることで、気兼ねなく迷惑を掛けあい助け合う関係になっていくと思います。根回しをするよりずっと幸福感は維持できるはずです。

ただし、注意したいのはそこまで人間関係コストを払って仲良くなったところで、一歩外の組織に出るとその関係が役立たずだという点です。会社で出世するのが目的なら必要なコストですが、そうでない人の場合コスパは悪いでしょう。

次にゲームBの場合は、上司と部下の関係である以上ビジネスライクに社交辞令で流して問題なし、相手もそう受け取ればいい、と思います。自分の課題と相手の課題は分離して考えるのが重要です。私が伝えたことに対して、どう受け取るかは相手の課題であって、私が気を揉むことは相手の課題に介入することになるので、やめるべきです。

ただし、上司と部下の関係がはっきりしない場面においては、積極的に自分なりの愛を与えることが、幸福感維持につながると思います。例えば、朝の出勤時に少し相手の様子に触れて気に掛けていることを示したり、仕事以外で尊敬する部分をちょっとしたときに織り交ぜて伝えるなどですね。同じ空間で空気を吸っている人同士ですから、一時的にせよ幸福感は醸したいところです。

補足ですが、オンラインでの送別会をお断りしたために、メンバーの中には自分たちは嫌われているんだと思い込む人もいると思います。ですので、メンバーには個別に自分なりの愛を与えようと考えています。個別にメッセージを発信する行為自体が、相手を気に掛けているサインになるので効果があると思います。

以上、長くなりましたが、仕事以外の関係上で私の愛を伝えること=雑談を楽しむことをモットーに、残りの会社員の日々を過ごしたいと思います


長文お付き合いいただきありがとうございました。(2418文字)

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