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洗濯物何時に取り込むの?が通用しないアメリカ

こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。今回はニューヨークでのお洗濯事情についてお話します。

「あー、雨降ってきちゃった。やべー洗濯物干しっぱなし」

こんな発言はニューヨークでは一切聞かれません。なぜなら洗濯物を外に干す習慣がないからです。特にニューヨークではベランダのあるアパートは少なく、ましてや庭がある、なんて人は非常に限られています。

家賃が高いので、ルームシェアがごく一般的なニューヨーク。ルームシェア物件では基本、おうちの中に洗濯機はありません。なので、みんなコインランドリーに行きます。

コインランドリーには様々なサイズの洗濯機と、サイズはすべて同じだけどかなり大きめの乾燥機(ドライヤーと言います。髪の毛を乾かす方はヘアドライヤーと言ったりします)がいくつかあります。昔ながらのクオーター(25セントコイン)を大量に投入するマシンをまだ使っているランドリー屋さんもたくさんあります。

私もルームシェアなので家に洗濯機はなく、近所のコインランドリーに行きます。デリケートなもの以外はすべて乾燥機にかけ、縮んでほしくないものは部屋干しします。ニューヨークはそこまで湿度がないので、部屋干しでもけっこう早く乾きます。

外に洗濯物を干せないもう一つの理由が、外観的な問題です。もしベランダがあったとして、外に洗濯物を干していたら、「ここの家の人は乾燥機も買えないんだ」と思われ、収入の低い住人がいるということでその地域全体の地価が下がってしまうので、洗濯物を干していると近所の人に怒られる、と聞いたことがあります。

というわけで、日本だったら洗濯物は3時までに取り込むべし、でしょうが、ニューヨークでもそうなのかどうかわかりません。

ではまた次回。


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