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手数料が安い、国際送金サービス Wise

こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。今回は手数料が安くて速い!便利な国際送金サービス Wise についてお伝えします。

こちらはもともと TransferWise という名前の会社でしたが、最近は「海外送金(transfer)以上のサービスを提供しているため、ブランド名をWiseに変更しました。」とのこと。

このサービスを利用するまで私はゆうちょ銀行の海外送金を利用していました。この方法だと、ゆうちょ銀行が課している海外送金手数料(ゆうちょダイレクトというインターネットサービスを利用すれば3000円)と、さらにアメリカの銀行で受け取る際にまた15~20ドルほど手数料が取られます。また、為替はゆうちょ銀行が設定している為替で、若干レートが高いです。

Wise の送金の仕組みはこういった従来の銀行間の国際送金とはまったく違います。まず、Wise のウェブサイトで送金の申込をしたあと、日本からの送金であれば、日本にある Wise の口座に送金します。これは海外送金ではなく、あくまで日本国内での送金なので、ゆうちょダイレクトを利用した他の金融機関への送金料金は5万円以上なら440円です(2021年11月1日からこれが改定となり、一律165円になるようです)。

Wise 自体が取る手数料は通貨ペアによっても違いますが、日本円からアメリカドルなら0.6%ほど。あとは Wise が設定したレートで計算された額がアメリカの銀行に振り込まれます。

このレートはその時の市場レートを反映し、Wise のウェブサイト上で送金を申し込んでから120時間以内に自分の口座から Wise に送金すればこのレートは保証されます。

とてもいいのは実際に振り込まれる金額がいくらか、申し込み時にはっきりわかること。銀行間での国際送金のときに発生する "Hidden cost" (隠されたコスト。実はこんな手数料もかかっていました、というのがあとからわかるという腹立つあれ)が一切ありません。

ゆうちょを利用しての送金と比べると、手数料が安く、実際に送金が完了するまでも速いです。

ただ、違いは、送金を申し込んだあと、自分で Wise の日本口座に送金しなければならないところ。でもゆうちょダイレクトならそれがネット上でできますので、それほど面倒ではありません。

Wise のウェブサイトは使いやすく、非常に明快。次にどうすればよいのか、すぐにわかります。

海外生活するにはこういったサービスはとても便利。ぜひ、ご参考までに。

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