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ID更新に行ってきた話 in ニューヨーク


こんにちは、ニューヨーク在住女優、筒井あづみです。今回はニューヨークでIDを更新した話をお届けします。

IDとはいわゆる身分証明書。運転免許証と似たようなものですが、アメリカには運転免許ではなく、ただの身分証明の、non-driver IDというのがあります。ニューヨークでは車を運転する必要がないので、私はnon-driverのIDを持っています。ビザが切り替えになるとこちらも更新しなければなりません。

ちなみにアメリカでは州によって運転免許の取得の仕方が違います。お隣のニュージャージー州では国際免許を持っていれば筆記試験や書類だけで比較的簡単に免許がもらえます。ニューヨーク州では国際免許があっても関係なく、筆記と路上試験が必要です。ただ、日本と大きく違うのは、路上試験で使う車を自分で用意しなければならないところ。知り合いに貸してもらうか、レンタカーするか、なのですが、免許がないとレンタカー屋さんは車を貸してくれません。....ハードルが高い。

また、免許証は州ごとに発行されるので、違う州にお引っ越しした場合はその州の免許証を取得する必要があります。


免許証やIDの発行や更新はお近くのDMV (Department of Motor Vehicles) で行います。このDMVが悪名高く、プロセスが遅々として進まないことで有名です。

今はコロナのため、予約をあらかじめとっておかないといけなかったのですが、その予約が1ヶ月先ぐらいまで取れない。

マンハッタンから離れたところでならかろうじて3週間後でした。

さて、必要書類を確認し、用意していざ、DMVへ。地下鉄とバスを乗り継いで行きました。

着いてパスポートなど必要書類を提出すると、「I-94はないのか」と。

I-94はアメリカに入国するともらえる書類ですが、近年はデジタル化され、紙媒体は自分でプリントアウトしない限り、ありません。
(昔はパスポートにホッチキスで貼り付けられていたものでした)

そんなものプリントアウトして持ってこいとは、どこにも、一言も、書いていなかった!!!

はー、一回家に帰らないと。
もしやまた3週間後とかになるのでは?

と思ったら受付のお姉さんが今日の4時までなら入れるように書類を書いてくれました。

またバスと地下鉄を乗り継ぎ、一旦家に帰って、書類をプリントアウト、もう一度地下鉄とバスを乗り継いでDMVへ。


再度書類を提出。私みたいなビザの人が来ることはあまりないらしく、係の人は手間取り、偉そうな人が助けにきました。

そして、

今回はいけました〜。

おもしろいのが写真の撮り方。日本みたいに自動写真ボックスもなければ写真を撮ってくれるおじさんもおらず、受付の手前に白いボードがあって、書類が受理されると、「はい後ろに下がって〜。メガネとマスクとって〜」と言われ、その場でぱしゃ。撮り直しなんかありません。その代わり写真代はタダだけどね。

ID自体の費用は4年間のもので8ドルでした。自宅に2週間後ぐらいに郵送されてきますが、それまでは一時的な紙のIDをくれます。

アメリカではバーや、セキュリティの高い建物に入る際にIDの提示を求められることがありますので、いつも持ち歩いておくのがおすすめです。日本のパスポートでもIDにはなりますが、財布に入らないし、なくすと大変なことになりそうなので、(財布をなくしても大変なことにはなるが) 私はnon-driver IDを財布に入れています。


帰り道にFlushingという大きな中華街を通るのでそこでお気に入りのタピオカミルクティーをゲット。(こちらでは “Bubble Tea” と言います)


こちらがFlushingで人気のタピオカのお店 “Tiger Sugar” の “Black Sugar Boba + Pearl Milk with Cream Mousse”です。
BubbleがなまってBobaになっていますね。これで6ドル。このお店では10ドル以下のお支払いはカード使えないから気をつけてね。

黒糖を使っているから香ばしくてとてもおいしい。

Flushingにお越しの際はぜひどうぞ。

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