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発達検査が受けられなかったことが心配なら。

「初めまして」が
苦手すぎるお子さんの中には、
発達検査を希望したとしても
当日になって建物にも入れない、
というケースがあります。

ママさんのお立場では、
お子さんは一人であるため、
発達検査を受けられなかったことに対して
大きなショックを感じてしまうかも
しれませんね。


「発達検査を受ける」ということ自体、
ママさんにとっては
ドキッとしてしまいます。

その思いと
一緒に過ごすことができるようになって
ようやく検査当日を迎えたというのに
いざ受けてみたら、
我が子が発達検査を怖がってしまい
受けられなかった、という、
そういうケースはたくさんあります。

だから、
あなたのお子さんだけではないので
どうか安心なさってください😊

そして、受けられなかったことも
検査の結果として
とても重要なことなのです。

建物に入れなかった、というお子さんは、
全く知らないことがとても苦手だったり、
その建物の雰囲気がそのお子さんの今に
合わなかったりしたんだなと、
次のサポートに繋がるサポートのアイデアが
浮かんでくると思うのです。


その上、
発達検査を受けられなかったからと言って、
これまでのサービスやこれ以上のサービスを
受けられない訳ではありません。

ですから、
どうか安心なさってくださいね❤️



さて。

お子さんの発達を知る上では、
発達検査は2年に一度のペースで
受けた方が良いとされています。

そのように考えると、
発達検査を受けるには
まだまだいくらでも
チャンスがある、ということです。

長い目で見れば、
いつか受けられるようになる、
ということですので、
あまり悲観なさらないでくださいね。



この先は、
発達検査が、
義務教育段階の学校では
どのように役立てられているのかを
お話しできればと思います。


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1.就学相談と発達検査

就学するに際して、
お子さんの発達に心配がある場合、
私は就学相談を利用することを
オススメいたします。

「就学相談」とは、
各地方自治体の教育委員会が
設けている制度です。

就学相談がない地域もあります。

文字通り、
「就学に際しての相談」の場です。


就学相談を担当するのは
「就学相談委員」と呼ばれていますが、
主に退職した校長先生が
就学相談委員として
公務を遂行しています。

校長先生といえば、
長年小学校の教育に
誠心誠意努めていらした方なので
学校教育の専門家ですよね。

ですから、
小学校での教育のことは
何でもご存知なのです。

今の総学校教育のことを
詳しく知る機会がない私たちにとって
就学の相談の適任者であることは
間違いないでしょう。



さて、話を発達検査に移します。

よく「就学の際は発達検査が必要」と
言われています。

それは、あなたが
お子さんが健やかな学校生活を
営む上で、何か配慮が必要になると
感じたときに考えてほしいと
私は思っています。

「何か特別な配慮」とは、
私もたびたびお伝えしている
「特別支援教育」のことです。

公立学校で特別支援教育を
受けたいとご希望がる場合、
就学相談委員や公立小学校から
発達検査を勧められます。

どうして勧められるのか、というと、
公立の学校は、お子さんの
「適正就学」を目指しているからです。


「適正就学」とは、
お子さんの実態にマッチした、
公立学校での学びの場を就学先に選ぶ、
ということです。

発達検査は、
適正就学を叶える判断材料の一つ。

「発達検査」という言葉を耳にして
気持ちが不安定になってしまうかも
しれませんが、
全ては、お子さんの適正就学を
かなえるためです。



ちなみに。
現在、各自治体で採用している
主な発達検査は以下の通りです。

・新版K式
・WISC
・田中ビネー

      (全て略称)


あなたお住いの地域では
また少しずつ異なるかもしれませんね^_^



発達検査については、
以下の記事でもお話ししていますので
もしよろしければ
ご参考になってください




2.学校教育と発達検査

実は、就学してからも
発達検査を勧められることがあります。

①特別支援教育を保護者が希望する場合
②先生方が指導に行き詰まりを感じた場合

①は、第一章と
内容が似ているので割愛します。

②は、保護者の方が特別支援教育を
希望していなくても、
学校でお子さんに
適切な指導をするために
どうしても必要だ、という時に
主に担任の先生から
お話されると思います。

学校としては、自治体で実施している
発達検査を勧めます。

保護者の方への
費用の負担がないからです。

ただし、自治体で実施する発達検査は
昔からのものが多いため、
お子さんによっては、
お子さんの発達について知るには
少々不足感が残ることもあります。

病院や民間が採用している
発達検査は、というと、
各自治体で採用している検査を
受けることも可能ですが、
他の発達検査の用意もあるので
今のお子さんに比較的沿った検査を
受けることも可能になります。


各自治体で
発達検査を受けるのであれば、
申し込みをしてから半年待ち、
というのが今は当たり前になっています。

ですから、
もし、あなたが発達検査を勧める側であれば、
「半年以上待つ」ということを
念頭に入れて行動してくださいね。

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3.特別支援教育について

今回は、「詳細」というよりは
とてもライトにご紹介いたします。

現在、義務教育の公立学校で
受けられる特別支援教育は
主に以下の種類があります。

・特別支援学校
・特別支援学級(固定学級)
・通級による指導(通級学級)

こちらも自治体によって
若干違ってきますので、
詳細はあなたのお住まいの地域の
教育委員会にお尋ねなさることを
オススメいたします♪

ママさん同士の情報交換でも
良いのですが、
特別支援教育というものは
案外知られていないのです。

ですから、
確実な情報を得るためには
教育委員会にお問い合わせする、
というのが良いです。

不安に思っているのであれば
確実な情報を得られる場所に
連絡してみてくださいね😊


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