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IT系の転職活動に実績は必要か?

私は現在、WEBエンジニアとして3年目を迎えました。
転職をした時のことをしっかりと思い出して、記事にしてみました。

この記事は、
WEBエンジニア業界、IT業界に転職する方に向けた内容となっています。

転職活動当時の筆者スペック

・28歳
・大卒
・開発業務未経験
・新卒でSI業界で5年勤務
・退職後、1年間、インド留学

28歳で実務未経験ではありましたが、
社会人経験5年(SIer)、インド留学1年、
正直、転職するのはそんなに難しくないだろなぁって思っていました。


転職活動をしてみてどうだったか

2018年当時、かなり厳しかったです。
何故当時の自分はイケると思っていたのかわかりませんが、
結果的に結構厳しい転職活動でした。

意識しておきたいポイントを3つだけ書いておきたいと思います。


①実務経験がないのは厳しい

ほぼこれが全てかと思います。
インドの留学では、1年間がっつり開発の勉強をしました。
ただ、開発でお金を稼いだことはありませんし、チーム開発経験もありませんでした。

当たり前ですが、企業がほしいのは雇ってすぐに活躍できる人材。

とあるベンチャー企業の社長さんから聞いた話では、
面談時に、プログラミングスクールに2か月通ってました!雇ってください!

と意気揚々と来る人がいるらしいですが、
ぶっちゃけ微妙とのことでした。

理由は、プログラミングスクールで勉強してくるのは、
当たり前くらいの時代だから。
他の会社で実績ある人いたら、そっちを選ぶって言ってました。

至極当然だと思いますが、プログラミングスクールにただ通っただけで
簡単に転職できるとは思わない方がいいということになります。

ではどうすればいいのか。ポイント②に続きます。


②ポートフォリオを充実させる

ポートフォリオって何でしょうか。
簡単に言うと、自分で作ったWEBサイトや、アプリケーションなどの自分で作った作品集です。

このポートフォリオがない状態で面接行ってみてください。

ほぼ落ちます😱

実績がない人たち(僕も含めて)は、プライベートで作品作ってます!それくらいの勉強意欲と根性を見せつけないと、会社は雇ってくれないです。

私は1年で作った作品は、大小合わせて100を超えました。(Hello World!と表示させるだけのアプリも込みです)
その中で、大きいものがWEBサイトで6個、Androidアプリケーションで2個あり、
これをポートフォリオとしてしたためて、面接時に披露しました。

面接官(エンジニアの場合が多い)はプロです。

パッと見たとして、
「まぁまぁデザイン作りこんでんなぁ。時間かけてんだろうな。」
ってところだと思います。

そんな中で大事なポイントは以下と思います。

・スムーズなプレゼンができるか、
・やる気が伝わっているか
・使っている技術は豊富か、説明ができるか
・こだわりポイント、つまづいきポイントを説明できるか


③開発未経験者大募集!!の会社は狙い目

ありました、ボーナスポイントみたいな会社が✨
開発経験・実績が無くてもチャンスがあるみたいです。

本当に失礼話ですが、以下みたいなカラクリがあるような気がします
(全然違ったら教えていただきたいです😞)

①入社したら、プログラミングの研修
②派遣先の会社(自分の会社じゃない)を決めて、そこで働く。
③-1 優秀だなと判断されたら、自分の会社に戻って自社サービスの開発をする
③-2 まだ甘いなと判断されたら、②に戻る。


俗にいう、SES(システム・エンジニアリング・サービス)はこれにあたると思われます。

メリットは、

・いろんな現場(会社)で働くことができる。
・上手くいけば、自分で好きな会社を選ぶことができる。
・エンジニアの知り合いが増える

デメリットは、

・自分の会社のメンバーとバラバラで働くことになる。
・中々、自分の会社に戻ってくることがない。
・派遣先に馴染める、馴染めない問題
・力のつかないような仕事を回される可能性も0じゃない


なんだか、ずれている可能性大ですが、
うちのオフィス、こんなにキレイですよ!!と言っておきながら、
働き先は違う派遣先、、というのはよくあることです。

この業界についてよくわからず入ってしまうのと、
ある程度知ってから入るのでは大違いです。
悪いことばかりではないので、
まずは業務経験を積むということであれば、
十分検討の余地に入るかと思います。


まとめ

・WEBエンジニア業界でも、いろんな業務形態がある
・未経験はめっちゃ不利
・ポートフォリオは武器になる
・経験を積むという意味でSESに行くのはあり


おまけ

上場しているかどうか、会社規模によっても、
転職難易度は、かなり変わってきます。
(メガベンチャーに挑んだ時の記事もご覧ください)



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