【給料が上がらない理由はこれ!】経済と経営の相関性理解 by URUオンラインスクール
こんばんは!AZUMAです!
みなさんは経営や事業を行っていく上で、経済のことも意識していますか?私自身も経済学などは疎く、あまり聞きたくない話ではあるのですが、経営や事業は経済との関係性がとても重要となります。
今日は経済(マクロ)と経営(ミクロ)の相関性について、小学生でも分かるように解説していきます。もちろん学問的な話ではなく、経営に直結する知識のみをお伝えする記事ですので、ご安心ください。
今まであまり触れてこなかった知識を、たった3分でインプットしてしまいましょう!
■ この記事に書いてあること
インフレとデフレの違いについて
インフレの中にも良いインフレと悪いインフレがある?
最適な投資のタイミングについて
■ この記事を読むと...
経営に直結する経済の知識を3分で身につけることができます
景気が物価に与えるインパクトを理解することができ、最適な経営判断を行うことが可能となります
意外と知られていない、負けない投資手法をインプットできます
■ この記事を書いた人
AZUMA:税理士業界で40件程度の顧問契約を担当。法人顧問を強みとし、様々な税務コンサルを実行。
その後、IT企業にてSaaSプロダクトの事業企画職に従事。マーケティングやアライアンスをはじめ、事業グロースに必要な事業戦略の全般を構築し、自ら実行した。
現在はビジネス会計 活動教育家として【ENT】の運営・経営を行なっている。Instagramのフォロワー数は1万人超。
✔︎世の中のお祝い事は、お金のための行事?
みなさんはメリークリスマス、ハッピーイースター、プレミアムフライデーなどは何のためにあるかご存知ですか?
ほとんどの人は「嬉しい日」や「お祝いの日」として認識されていますが、実態は「経済を支える日」なのです。
プレゼントや購買品が経済を下支えしてくれるため、さまざまな企業や国家が一斉にお祝い事として取り上げているだけという、闇のような実態となっています。。
このようにイベントや購買機会が、経済施策と密接に関係しているなんて、あまり知られていないですよね。今回はこのような経済が経営や事業に与える影響についても触れていく内容となっております!
✔︎日本経済の現状
みなさんはインフレとデフレについて、しっかりと説明ができますか?もしお子様に、「インフレって何?」と聞かれたら、しっかりと答えられますか?
答えられないのであれば、カッコ悪いパパですよね。そして経営者やビジネスパーソンとしてもカッコ悪いと思います。なので、今日はこのカッコ悪いパパ・カッコ悪い経営者を卒業する日にしましょう。
まず日本はバブル崩壊後、ずっとデフレが続いています。景気が悪い経済状況が続いているということですね。実は、1995年から20年間のGDP成長率は、主要国の中で最下位なのです。アメリカが+132、中国が+1,414なのに対し、日本は-20となっています。
この日本経済について、責任は誰にあると思いますか?もちろんみなさんではなく、私でもなく、日本政府の経済運営に責任があるのです。
では、具体的にインフレとデフレはどのような状況であって、結果どのように事業や経営に影響をもたらすのでしょうか?
✔︎インフレとデフレのイメージ
インフレとは需要に溢れている状況です。要するに、需要が供給を上回っている状況ですね。「欲しい!」という人の方が、「売りたい!」という人よりも多いので、よく物やサービスが売れる状況となります。
逆にデフレとは供給に溢れている状況です。要するに、需要が供給を下回っている状況ですね。「欲しい!」という人が、「売りたい!」という人よりも少ないので、物やサービスが売れにくい状況となります。
では、インフレ・デフレによって、物価にどのような影響が起こるのでしょうか。例えば、うまい棒が通常10円だとしましょう!
・インフレの場合は、インフレ物価高として15円となります。
※みんな欲しがってるので、高くなりますよね。
・デフレの場合は、デフレ物価安として5円となります。
※欲しがってる人が少ないので、安くなりますよね。
上記を踏まえ、一般的にはインフレは景気が良く、デフレは景気が悪いと言われています。しかし、本当にインフレは景気が良くて、本当にデフレは景気が悪いのでしょうか?
✔︎「景気が良い」とは?
デフレで物やサービスが売れなくなってしまうと、生産規模や働く時間を縮小していく構図となります。負のスパイラルですね。普通に考えれば、デフレは景気が悪いと断言できるでしょう。
では、インフレは景気が良いと言えるのでしょうか。実はインフレの中には、良いインフレ(景気が良い)と悪いインフレ(景気が悪くなるor景気が良すぎる)が存在するのです!
まず、デフレになると日本政府は、企業からETF(上場企業のうち選抜企業の株)を買って景気の回復を図ります。すると上場企業の株価が上がり、収益や生産増加の着火剤となります。
しかし、日本政府の盲点だったのが、株価が上がっても給与が上がらなかったという事実です。「日本の失われた30年」と言われている通り、日本人の給与は30年間上がっていないのです。日本政府がお金を株に入れても、景気が上がらない(給与が上がらない)。要するに「景気=人の気」なのです。
✔︎悪いインフレとは
インフレの中でも良いインフレと悪いインフレがあるというお話をしました。では悪いインフレとはどのような状況なのでしょうか。
具体的には下記のような状況を指します。
・投資/需要以外で物価が上がっている状況
一般的な商材(日用品・流通・食料品など)以外の商材に関する需要強で、物価が上がっている状況です。例えば石油が一種の例です。石油が枯渇しそうだから、石油と流通(トラック)・プラスチックなど石油から派生する商材の供給量が下がり、物価が上がってしまうのです。一言で言えば、消費したいけど消費できない状況なのです。
・国内で賄えない悪いインフレ
例えば海外の気候変動で、ほうれん草が輸入できない状況となった場合です。ほうれん草は国内も十分に賄えるため、さほど悪いインフレ(物価高)ではありません。しかし、石油の場合は国内で採れる物ではないため、石油からなるインフレ(物価高)は悪いインフレと定義されます。
・過度な需要が発生する
1つの家を売る場合、通常1人しか欲しがらないところ、100人が欲しがったら、どのような状況になるでしょうか。通常1,000万円の家が1億円など、意味の分からない物価高となるのです。その状況の間は問題ありませんが、いつかバブルのように弾けてしまう時期が来るため、その時期に問題が生じることとなります。需要が多すぎて物価が上がりすぎる状況(バブル)も危険な状況なのです。
✔︎投資の判断
まず、投資は長期保有を前提に考えた投資が重要です。短期投資は事業投資以外上手くいきません。(株式投資など)
その上で、長期保有投資のタイミングですが、
・程よいインフレ(景気が良い)時は、投資をしない
・デフレor過剰インフレ(景気が悪い)時は、投資をすべき
というスタンスが基本となります。人と逆を行く投資が重要なのです。
✔︎続き
こちら以降の内容についてはURUオンラインスクールでチェックしましょう!MUP学科の第三学期WEEK8が同講義内容となります。
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まとめ
インフレは需要が供給よりも多い状況。物価が上がりインフレ物価高という状況になる。
デフレは需要が供給より少ない状況。物価が下がりデフレ物価安という状況になる。
インフレの中でも悪いインフレ(過剰インフレ)と良いインフレ(程よいインフレ)がある。
投資は長期保有を前提に考えるべき。その上で、良いインフレ(程よいインフレ)の時期は投資のタイミングでないことをスタンスとして持っておくべき。
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