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【アサシンクリードローグ】のトロコン

アサシンクリードローグ(PS4リマスター版)を一ヶ月ほどでトロコンしたのでレビューしていく。
前作、アサシンクリード4ブラックフラッグは約2ヶ月丸々かけてみっちりプレイし、最後のほうはヘロヘロになりながらなんとかトロコン(主にオンラインのマルチプレイトロフィーのせい)に比べると今作はストーリーもトロフィーも非常にあっさりしており、トロコンという意味では比較的楽勝であった。

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(単にトロコンするだけでなく、いつも通りゲーム内要素は全てコンプリート済)

今作、ローグはアサシンクリード3から始まるアメリカ大陸編の総括的な作品でありエッツオシリーズにおけるリベレーション 的な立ち位置の作品である(たぶん)そのせいもあって3と4の要素がミックスされたような形になっており、4から引き続きの海戦というメイン要素に、3でも舞台になったニューヨークが再びオープンワールドの舞台になり、狩りのサブクエや海戦による砦攻撃など過去作のサブクエストが多数再登場している。

ストーリーに関しても、3や4で登場したキャラクターが再登場し(時系列的には4の後、3の前日譚から序盤にあたる)4から3に繋がるストーリーが展開され、シリーズを遊んできた人にはなかなか熱い展開「これがこうなってああなるんか」が味わえる。主人公であるシェイ・パトリック・コーマックはアサシン教団からいろいろあってテンプル騎士に鞍替えする裏切りの話であり、テンプル騎士側として進んでいくストーリーはなかなかおもしろかった。
 個人的にアサクリ3が大好きで3の時からテンプル騎士のほうが正義じゃね?と思っていたので今作のストーリーの作りにはハマった。

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(初代アサシンクリードで登場した伝統のテンプル騎士の鎧も着れる)

惜しい点をあげるとしたら、ストーリー自体はいいのだがボリューム不足で若干物足りなく感じる点である。最後はえ、もう終わりなの?って感じだった。ヘイザムの描かれていない3と今作の空白時間とか、ダメダメ導師のアキレスがコナーと出会うまでの堕落生活とか、もう少し観たかった。

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(今作でも舞台となったニューヨーク、3の時にあった地下道には入れない)

あとはサブクエストが今まで以上に作業感満載でモチベーションが湧きづらかった。海戦、砦攻撃、伝説の船、エリアのコンプ、宝探し、船強化、拠点襲撃、狩り、艦隊戦交易などなど・・・前作までの要素大集合って感じだが、今作はそのサブクエを制覇していく必然性を感じづらく(物語に上手くリンク出来ていない)やらされている感がものすごく強かった。(アサシンからの奇襲という新要素は斬新で非常におもしろかったが)

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(ブラックフラッグをより進化させた海戦なのに、なぜかそんなに楽しくない。カリブ海と違って今作の北大西洋は極寒の海で凍え死にそうだからか?)

幸い、オンライン要素もなく死ぬほど難しいトロフィーもなかったが、膨大なサブクエ作業に楽しさをなかなか見出せず苦痛になってしまった。ストーリーはコンパクトにまとまっているのにサブクエが多過ぎでバランスが悪いともいえる。
 あと、さすがにアサシンクリードばかりやり過ぎて飽きがきたというのもあるね。現代編の話はデズモンド死後、どんどん置いてきぼりをくらっていってる。

総括として、個人的に物語は面白いんだけどゲームとしてはちょっと微妙って感じの作品であった。

次作、アサシンクリードユニティをプレイする前にちょっとリフレッシュで違うゲームをやろうと思う

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