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【アサシンクリードユニティ】のトロコン

 2014年に発売された「アサシンクリードユニティ 」をトロフィーコンプリートしたのでレビューしていきたいと思う。

◯ユニティとは

アサシンクリードとしては前作「アサシンクリードローグ」からの続きとなっており、メインとなるアルノ青年期の話は「アサシンクリード3」後あたりの時系列の話となるがストーリー上の直接的な繋がりはほとんどない。

舞台としては18世紀のフランス革命時のフランス、パリとなっている。

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◯ゲームシステム

 ゲームとしては今作からPS3/4の縦マルチ発売ではなくPS4専用タイトルとなっており、グラフィックの強化はもちろんゲームシステムも刷新され3、4、ローグまでのゲーム性からかなり変化している。発売当時はバグも多く大不評を買ったそうだが、大幅なアップデートを繰り返したらしく2022年現在のプレイではほぼバグに遭遇することなくプレイすることが出来た。

だが、ゲームシステムの変化に伴い、良い意味でも悪い意味でも難易度が上昇しており(特に装備やスキルのない序盤)プレイに慣れるまでそれなりに手こずることとなってしまった。

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◯原点回帰の暗殺ゲーム

 このシステム刷新はPS3からPS4へのハード変更という点以外にも、当時のアサシンクリードに起きていたマンネリ感を打破するためでもあったようで、初代への原点回帰をも感じられる自由度の高い潜入と暗殺は、ステルス暗殺ゲーム部分にゲームを振り戻した感がある。
尾行などの面倒なミッションは減り、とにかく暗殺暗殺暗殺で、アサシンクリードの根幹の面白さが体験できると思う。

 通常戦闘においては今までより多人数戦闘がかなりシビアになっており(特にキルストリークが無くなったのがでかい)あくまでもステルスを基本にしなければならないよう設定されている。それでもスキルや装備が整ってくるとガンガン戦って無双していくことも可能ではあり、終盤戦ともなると正面からバッサバッサ薙ぎ倒していく事も出来なくはない。その辺のバランス調整は巧みであったと思う。

ストーリーは、深みはなく引き込まれることもあまり無いもののアサシンクリードとしては比較的わかりやすく進行し、なんともいないアンニュイなエンディングを迎えるところも、アサクリらしくて好みだった。(現代編はほぼ無いようなもん)

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◯トロコンについて

トロコンの難易度自体はそれほど高くない。

 シリーズ最後のオンラインマルチプレイ、協力ミッションがあるアサクリなのでオントロフィーがあるものの、ほとんどのトロフィーはソロでも取れる。ただし、
「コレオグラフィー」協力シンクロキル10回
「不撓不屈」協力ミッションでパートナーを蘇生する
のみ一人では取れないが、一応まだそれなりにマッチングするのでオンライントロフィーには苦労しなかった。

あとはとにかく収集して収集して収集するのみ。アサクリとしてはいつも通りだが、今作は建物内もしっかり作り込まれていたり、地下道が張り巡らされていたりとオープンワールドフィールドが進化しているせいで収集がより面倒になっている。(それだけハリボテのフィールドではないという事なのだが・・・)

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◯まとめ

で、とにかく黙々コツコツ淡々とアイテムを収集する作業を反復していくと・・・

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正直、疲れた。単調プレイはアサクリ毎度の事ではあるが、暗く不穏な空気のフランス革命時のパリを駆け巡るのに少し疲れた。日常的にギロチン処刑が行われている世界に疲れた。(特にイベントシーンの無い場面でもNPC達が日常的にギロチンで処刑している様子が見れる)

が、頑張ってDLCの「Dead Kings」をプレイ、6時間ほどでコンプ。話は分かるようなよう分からんような・・・うん、それがアサクリよ。

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プレイ時間は累計57時間。フランスの歴史なんぞ全く知らんかったし、単調な収集要素がしんどい時もあったけど、基本的に動かしてて楽しかったので頑張れた。個人的には初代アサクリとアサクリ3を足して割ったような感じ、つまり嫌いじゃない。噛めば噛むほど味のでるスルメゲーだった。

ありがとうございます。 このサポートを糧に全力でゲームし、気合と根性でトロフィー100%目指します!!