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反応がないのは「私」だけの文章だから

さて今日は、反応が薄い文章の特徴について。

セールスレターや告知文などを書いても、なかなか人が集まらないという方、多いと思います。

告知媒体は見られているのに、お申込みがないときは文章自体に問題がある可能性もありますね。

「私」の思いだけを書いてもなぜダメなのか


例えばセミナーの告知をする場合。押さえておきたい要素はこんなところでしょう。

〇セミナータイトル
〇セミナーの内容、特徴
〇講師のプロフィール、実績
〇場所、時間、料金

このほかに、「こんな人におススメ」というのもありますね。

反応がない理由のひとつとして、この要素についての文章がアイメッセージのみになっている人が多いです。

アイメッセージとは、「私」が主語になっている言葉。
「私」はこう思う。
「私」はこうしてほしい。

「私」の思いを伝えるための、書き方ですね。

相手を責めずに自分の気持ちを伝えられるので、人に何か意見するときや、何かお願いするときには確かに有効だと思います。

でも、文章にすると、一方的に自分の伝えたいことを伝えるだけになってしまいがちです。

これはブログ記事やプロフィールでもありますよね。
「私」の気持ちや感想が延々と続く……(長くて読めない)。

とはいえある意味仕方ないことかもしれません。
差別化のため、選んでもらうために積極的に「私」の考えや思いを前面に出しましょうといろんなところで言われていますから。

いちばん尊重するのは「読者」の思い

それに従えば「私」推しになってしまうのは無理もない。
でも、読まれるためには「私」だけではダメ。

特に告知文ではNGです。

セミナーに来るのは誰なのか?
告知文を読んだ読者の方ですよね?

そう考えると
いちばんに必要なのは、私の思いではないはず。

まず「読者」がどう思っているかです。

どうすれば読者がセミナーに来たい、あなたに会いたいと思ってくれるかを考えて書きましょう。

あなたが読者ならば、そのセミナーに行って何を知って、どうなったらうれしいか……。

そう考えれば何を書けばいいかがわかってきます。

そのあとに、あなたからのアイメッセージがあれば、印象がまったく変わりますよ。

参考になればうれしいです。

今日のBGM

「14才」↑THE HIGH LOWS ↓


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