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心動かすものは積み重ねてできあがる

さて、今日も暑い1日でしたね。福岡は猛暑日を記録したとか。
でも、東京はまだ梅雨入りしていないという事実。
7月、8月はどうなってしまうことやら……。
皆さま、ご自愛くださいませ。

1曲書いただけでは名曲は生まれない

さて、今日は6月9日。
ロックの日ということで、推しバンドへの想いでも書こうか……。
と一瞬考えましたが、そんなことは誰にも期待されていないw

ということで、ちょっと近い話題で、以前ラジオでメンバーの話を聴いて、いたく感動したことをシェアしてみます。

実は、私が毎日発信を続ける原動力にもなっているエピソードでもあります。

以下要約です。

コロナでライブがなくなって、ミュージシャンは何をして過ごしているのかと聞かれるけれど、ライブがない以外は今までの生活と変わりなく、毎日曲を作っています。
表に出ないときは、常に表に出る準備をしている時間だから。

毎日、曲を書いているというと、「そんなに書くの?」という人がいるけれど、1曲書いたところで、それがめちゃくちゃいい曲になるのは難しい。

世に出ている曲は、エジソンの発明と同じ。
何万個発明して、自分たちが知っているのはその中の何個なのかという話。

1日1曲書いたとしても、360曲くらい。
その中で、世界で1位を取れる曲が書けるかといったら、そうじゃない。
しかも、実際には1日では書けないことが多いから、1年100曲くらい。
それでも1年に「これだ」という曲が何曲できるかどうか。
そう考えたら、いくら時間があってもたりない。

それに、自分たちは天才タイプじゃないし、曲を少しずつよくしていくタイプなので、時間がかかってしまうけれど、そうやって納得するものを作り、世の中に出していってます。

この話を聴いたときに、やっぱりプロは私たちの想像以上に努力をしているんだなと、改めてすごいと思いました。

私たちの心を動かす曲は、努力や時間や工夫の積み重ねでできあがっている。

ただし本人たちは好きでやっていることゆえ、努力と思っていないかもですが。

音楽や芸術などの世界は、作品の出来は才能やセンス次第と思われがちだけど決してそれそれだけじゃないですよね。

作品を作るということは本来地道な作業の繰り返しだということにも気づき、はっとさせられました。

そして、数をこなしていく中で納得できるものになっていくということにも。

これって、私たちの仕事も同じだなぁと。

いくつも記事や企画書を書いているうちにどう書けば伝わりやすくなるかがわかる。

何人もの読者やお客様に接するうちに、喜んでもらえるポイントや求められているものがわかる。

一度で完ぺきなものが出来上がることはほとんどなくて、いろいろと試行錯誤して作品やサービスができあがっていく。

私も天才タイプじゃないから努力して、少しずつ積み重ねて磨いていくしかないなぁ。

でも、それでいい。
物ごとの本質はどの世界でも一緒なのだから。

今日のBGM

「Beek」OKAMOTO‛S



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