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2022年下半期(7月~12月)出版プロデュース書籍の紹介

編集者で出版コンサルタント/プロデューサーの我妻かほりです。

はじめましての方はプロフィールも合わせてご覧ください。

さて、今回は2022年下半期に発売された商業出版のプロデュース書籍作品を紹介いたします。
(上半期の実績はこちら)

上半期はすべて初出版作品でしたが、下半期はすでに著者として活躍中の方の新刊にも関わりました。
当然ですが、2冊目以降の作品はデビュー作の企画とはまた違った視点が必要になってきます。
(特に2冊目は状況によっては初出版よりもハードルが高くなる場合が多々あります)
このあたりは版元編集者時代の経験が多いに役立っていると感じました。

出版プロデュース書籍の紹介(2022年7~12月)

『不動産投資は組み合わせが9割』木村洸士

ここ数年投資系の書籍は「株」に関するものが主流。とはいえ一時期ほどではないにしても不動産投資本も根強い人気ジャンル。
著者の木村さんはサラリーマン時代に不動産投資と出会い、現在は家賃収入年間5000万円に。そのメソッド「トライアングル不動投資術」を惜しみなく公開した一冊。
事例や物件写真も多く、どちらかといえば不動産投資を始めている方向けですが、これから始めたい、始める方は絶対に知っておいたほうがよい情報満載です。

『「なりたい自分」へ加速する問いかけコーチング』一条佳代

メンタルコーチの一条佳代さんのデビュー作。
コーチングに出会うことによって自分と向き合うスキルを磨き、自分はもちろん
受講生の人生も好転させてきた佳代さんのメソッドをまとめた一冊。
「なりたい自分」になるための潜在意識にある思い込みや、本当の願望を
探るワークや実例も満載で実用的な仕上がりです。
実は違う企画も検討したのですが、佳代さんの本質が発揮できるのは「コーチング」という判断で、テーマを決めました。その後、自己啓発の企画を求めていた編集者さんと出会うというすごい展開でした。

『龍神のすごい浄化術』SHINGO

スピリチュアルインフルエンサーのSHINGOさんの最新作。
SHINGOさんといえば「龍」の方なので、ここは外さずに企画を考えることに。「浄化」はスピリチュアル本の定番で数も多いのですが、「龍」に特化した類書がまだなかったので、二つを掛け合わせた企画を提案しました。内容は毎日の生活の中で誰でも簡単に実践できる浄化方法にこだわっています。
発売前から話題になり、初版部数も通常より大きく、さらに発売一週間で重版が決まりました。

受講生の重版率は5割。でも重版後こそ超大事!

2022年はプロデュースした作品は7作品、コンサル受講生の作品を含めると10冊以上を世に送り出すことができました。
そのうち5冊が重版となったので、一般的な重版率は10~20%といわれているので健闘しているかと思います。
とはいえ、重版してからの売上げも超大事なので気を引き締めていきます!

今日のBGM
「Gimme Some Truth」OKAMOTO


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