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出版できる人・著者になる人の共通点

さて今日は「どんな人が出版できるのか」について。

商業出版は、出版の中でも最もハードルが高いという話は、このnoteでも何度か書いています。

出版社が求めているのは「結果」が出ている人

企画がよいことは当然として、出版社や編集者はどんな人(著者)を求めているのか。

・ビジネスで実績を上げている人
・SNSやメディアで人気の人
・何かのプロフェッショナルとして活躍している人
・趣味や特技を極めている人

このような人は、出版に近い位置にいるといえます。

どの条件も、出版社によって基準があるのでそこに達している人、もしくは
オリジナリティのあるメソッドや理論を持ち、それが結果につながっている人は企画が通りやすい。
プラスしてキャラが確立されているとさらにいいですね。

じゃあ、それ以外の人は出版できる可能性はないのかというと……。

そんなことはないです‼
その基準に達していなくても、出版して著者になった人を何人も見てきました。

実績がなくても出版するためにできること


その人たちに共通することは、

・とにかく自分から行動する
・あきらめない

この2つです。

出版したいと思っている人はとても多いけど、どうすれば出版できるかを調べて行動する人は少ないんですよね。

ブログやSNSで発信していれば、編集者が見つけてくれて声がかかると、思っている人もいるかもしれませんが、ただ発信しているだけでは、可能性としては非常に低いです。
(ただし、自費系出版社ではブロガーさんに声をかけている会社もあります。商業出版ではないのでこのパターンは除きます)

それに気づいて、どうすれば出版できるかを自分で調べて、行動してきた人たちが出版できたんです。

彼、彼女たちは出版社へのツテを探したり、著者や出版塾やコンサルを探して動いてきた人たちです。

とはいえ、一度目のチャンレンジは企画内容というよりも、実績や知名度不足で出版が決まらないことが多いです。

でも、決してそこであきらめない。

二度目、三度目とチャレンジしていく中で、相性のいい編集者や企画を理解してくれる出版社と出会い、出版のチャンスを手にしている。

以前、企画内容や実績を見て「これは難しい」とお断りした著者が、数年後、新しくできた出版社から出版していたということもありました。

その方が、実績を積んだのかもしれませんし、企画がその出版社とカラーが合っていたのかもしれません。

いずれにしても、あきらめなかったから、その人にとってのタイミングがきたんだろうなと感じました。

ということで、真剣に出版したいと考えている方はあきらめずに。
往生際悪いほうがいいようです(笑)。

そして、やっぱり、自分から動くこと大事です。

これは、出版に限らずですが、待っているだけじゃ、何も起こらないです。

出版が決まったら、note書きます、SNS発信しますとか言われると、「その日は永遠に来ないかもよ」……と個人的には思っちゃいますけどね。

参考になればうれしいです。

今日のBGM

「新宝島」サカナクション




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