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教員が本格的職活動を始めるまでにやるべきこと4選

いつもお世話になっております。あずまです。
30歳で公立小学校教員からIT企業の教育部門へと転職しました。

今回のテーマはこちら!

教員が本格的職活動を始めるまでにやるべきこと4選

・転職活動をするか迷っている
・転職活動を始めるにはまだ時期が早すぎる
・転職活動を始める前にやっておくと良いことって何?

このように思っておられる先生方に、私が実際に「転職活動を始める前にやっておいてよかった」と思うことを4つ紹介したいと思います。ぜひ最後まで御覧ください!

※私自身は「自己分析」や「求人票を見る」ということは、転職活動に含まれるという認識でいますので、今回の記事には含んでおりません。ご了承ください!


 まず、結論からお伝えします。

教員が本格的に転職活動を始める前にやるべきことはこの4つです!

・家計簿をつけて貯金(資産)を増やしておく

・転職活動に関するインプット

・仕事の成果を上げること

・学級を安定させること

それでは、どのような理由でこの4つを挙げているのか、詳しくお伝えしていこうと思います!

●家計簿をつけて貯金(資産)を増やしておく
いきなりなんだと思われるかもしれませんが、転職の選択肢を広げておくために重要なポイントです。

転職先を決める際に「年収」は最も気になるポイントのひとつですよね。求人票を見て、年収が高ければ嬉しいし、低ければ転職先の選択肢から外すこともあると思います。
しかし、残念な事実なのですが、教員からの転職となると、転職エージェントから紹介される求人は現在の年収よりも下がるものが多いです。

もちろん年収が維持できたり、上がったりする求人が無いというわけではありませんよ!ちなみに、私の場合は年収ベースで50万円ほど下がりました。

『年収は少し下がるけれど、働く内容は興味深く、労働環境はとても良さそうだ!でも、年収が下がるから応募するのは不安だな…』
貯金や資産が無いと、転職先を決める基準が年収に引っ張られてしまい、このように考えてしまい、なかなか応募先を決められないということもあります。日頃から家計簿をつけて収入に対して余裕のある金額で生活をしていたり、ある程度の貯金や資産があったりすることで

「まぁこれくらい下がっても暮らしていけそう!」
「これくらいの年収なら今の生活水準を維持できるな!」

というように、どれくらいの年収ダウンなら受け入れられるのかということを数字で客観的に理解できるようになります。

私としては年収は働く際の重要なモチベーションなので、大幅な年収減となる転職には反対です。しかし、ある程度の年収減を受けることができれば、教員からの転職の幅が広くなるというのも事実です。貯金や資産を増やして心の余裕も増やしておきましょう!

(我が家の家計簿管理・貯金・資産運用については別の機会に記事で紹介しようと思います。)

●転職活動に関するインプット
時間的に余裕がある間に転職活動に関するインプットをしておきましょう!

・転職活動ってどんなことをするのだろう?
・転職活動はどんな流れで進むのだろう?
・転職活動ではどんなことを考えるのだろう?

これらをあらかじめ知っていることで、安心して転職活動を始めることができますし、転職活動に臨むための考え方を整えることもできます。私の場合は

・転職関係のブログ
・Twitter
・YouTube

を活用していました。中でも忙しい教員の方々におすすめなのはYouTubeです。私は往復の通勤時間は毎日YouTubeを聴いて(画面は見ていません)転職活動に関する情報をインプットしていました。

おすすめはコチラの方々のYouTubeです!

両学長@freelife_blog
サラタメさん@salatameTe
末永さん@yuutasue0501
池田さん@miraisindou

スキマ時間に聴きながら転職活動に関係する情報をインプットしていきましょう!本当におすすめなので是非視聴していただきたいです!

●仕事の成果を上げること
転職を考えておられるということは、少なからず今の仕事や職場環境に不満があるのではないかと思います。実際のところ、私もそう思うタイミングがありました。
ただし!その時に「どうせ転職するしな…」と考えて校務分掌の仕事を拒否したり、きちんとやり切らなかったりするのはNGです。

なぜかというと、転職活動を進めていくと絶対に職務経歴書を書いたり面接対策をしたりしますが、その中で「実務上の実績」が必須となるからです。

面接では、現在の職場において、あなたは

・どのような課題に気づき
・どのように考え
・どのように行動し
・どのような結果になったのか

ということを、いかに周囲を巻き込みながら、主体的に実務を行ってきたのかが問われます。「転職活動で話せるかもな」と割り切っても良いので、ぜひご自身の校務分掌で実績を積み上げてみてください。自ら考え主体的に行った仕事であれば熱量をもって語れることも増えますよ!(私は学年主任、生徒指導主任、ICT主任としての実務内容について話しました。)

●学級を安定させること
最後のやるべきことは「学級を安定させること」です。もしかするとこれが最も大切なことかもしれません。

転職活動を進めていくとエージェントとの面談や志望先との面接が平日に設定されることがよくあります。最近はオンライン面接も増えていますが、現地での面接もあり、時には午後の授業を代行してもらって年休を取って面接に行かなければならないという場合も考えられます。私も最終面接の際は丸一日年休を取らなければなりませんでした。

その時に学級が落ち着いていないとなると

・時間通りに学校を出られない
・学校を出た後もその後の対応が心配になる
・面接に集中できない
・周りの先生からの印象も良くない

本当にデメリットだらけです。ただでさえ転職活動をすると時間が無くなりますし、ストレスに感じることも増えます。転職活動に集中できる時間を増やすためにも、学級の安定は必要不可欠です。

まとめ
「教員が本格的職活動を始めるまでにやるべきこと4選」とはこの4つです。

・家計簿をつけて貯金(資産)を増やしておく
・転職活動に関するインプット
・仕事の成果を上げること
・学級を安定させること

他にも挙げだすと大切なことはたくさんあると思いますが、今回は私自身が特に「これをやっておいて良かった」と思うものに厳選してお伝えをしました。転職をするしないにかかわらず大切なことかもしれませんね!

転職にはリスクが伴いますが、転職活動はノーリスクです。

この記事が少しでも転職を考える先生方の役に立てたのなら幸いです。

それでは失礼致します!


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