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出会えてよかったコト2020 〜一日一日を大切に過ごすためのヒント〜

年初に立てた目標、皆さんは振り返っていますでしょうか。

「振り返り」という作業に苦手意識をもつ私は、お恥ずかしながら、これまでの人生で一度も実施したことはありませんでした。

そもそも、絶対に達成しようという強い意志をもとに目標を立てた試しがなく、年初のSNS投稿になんとなく今年の目標書いておくか、という程度。「今年こそ運動をしよう」「いつか綺麗な字を書けるようになりたい」など、すぐに忘れてしまうな、ノリで考えたものばかりでした。

2020年はそうなるまい!と思い、Twitterに宣言をしていました。

2019年後半、理想を高く掲げすぎて仕事でもプライベートでも挫折感を味わっていた私は、「毎日を大切に」「地道な努力を重ねる」「健康第一」という、地に足のついた言葉を掲げています。(ものすごく漠然としていますが…)

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社会に出てからは常に、もっと新しいことを吸収したい・新しい人に会いたい・新しい世界に飛び出したい、とベクトルが外へ外へと向いていた私。

子どもを産んでからは特に、ママというアイデンティティに囚われたくないという焦りから、アクセルを緩めることなく手を広げて続けていた状態。

その限界を感じたのがちょうど2019年の年末でした。当時は、自分にも家族にも負担を掛けていたなぁ、と今では反省しています。

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2020年。新型コロナウイルスが猛威を奮い、世の中は一変しました。図らずとも、自分にブレーキをかけ、一度立ち止まり、ベクトルを中に向けて、自分自身や自分にとって大切な家族と向き合う年となりました。

特に、4〜5月は緊急事態宣言に伴い自宅保育+在宅勤務を両立させなければならず、仕事も育児も限界という過酷な日々を過ごしました。

その経験を通して考え抜いたのは、人生において本当に大切なコトってなんだろう、ということ。

一日の終わりに「今日もいい一日だったね」と笑顔で言えるようにするためには、どんな過ごし方ができるのだろうか。

2020年の目標であった「毎日を大切に」過ごすためのヒント。私なりに行き着いた答えをまとめてみました。

すきま時間を有効活用してインプット

子育てをしていると、ゆっくり本や雑誌を読む時間ってほとんどないですよね。私にとっては、インプットが充実しているほうが心が豊かになると感じ、今年は以下2つのアプリをフル活用して工夫をしてみました。

Voicy(音声メディア)

自粛生活中に偶然出会って以来、毎日欠かさず聴いているのがワーママはるさんのVoicy。洗濯物を干したり食器を洗いながらの約10分、AirPodsのノイズキャンセリング機能を活用しながら、はるさんがお話される様々なトピックについて思考を巡らせることができました。

iPhone版Kindle

もともとKindle端末は持っていたものの、なかなか読書は捗らず、積読が増える一方でした。なぜか。それは、隙間時間が発生しても、Kindleが手元になければ読書ができないから。

であれば、常に携帯しているスマホで読めば良い。そう気付きアプリを入れたところ、子どもがお風呂に入ってくるまでの間、歯磨きをしている間など、ちょっとした時間で読書を進められるようになりました。もちろんKindleとも同期するので、夜にじっくり読みたいときはKindleを合わせて活用しています。

なお、Audibleは試してみたものの、私には合わず。1冊の本を何度にも分けて聴くのは飽きてしまうし、文章を読むこと自体が好きな私にとっては、本は耳で聴くのではなく目で読みたいものだということが、試してみてわかりました。

おいしいものを食べて英気を養える

こちらも自粛期間中の出会い。毎日子どもを自宅で保育しながら仕事をする、という生活に限界を感じ、毎週金曜日の夜はテイクアウトをしようと夫と決めました。美味しいテイクアウトのお店を求めて、隣の駅まで足を伸ばして散歩をしていたところ、一軒のイタリアン料理店と巡り合いました。

お料理の美味しさもさることながら、お野菜の美しさ、ワインのセレクション、そしてオーナーさんやスタッフの皆さんの笑顔がとても素敵で、我が家のお気に入りのお店となりました。今では、ほぼ毎週お邪魔するほどで、3歳息子も嬉しそうに通っています。

その他、おうちごはんに彩りを与えてくれたものとしては、無印良品のカレー。辛いもの好きな我々夫婦にとって、アジア各国のカレーを手軽に食べられることはとても楽しい。一番のお気に入りは、ちょっとマイナーですが「ゲーンパー」。(めちゃくちゃ辛い)

また、なかなか活用頻度が上がらなかったホームベーカリーを再度引っ張り出したり、新たにホットサンドメーカーを購入したりと、朝ごはんの楽しみに美味しいパンを準備する、という習慣も取り入れてみました。

一日一日をふりかえる

毎日を丁寧に生きる。その目標を具体化するために習慣化したのは以下2つでした。

メンタリングセッション

昨年末、「メンタリング」という言葉に出会い、基礎的な知識を身に付けるために「ウィメンズ キャリアメンターアカデミー Basic講座」を受講しました。その場でたまたま出会った方に「メンター」となっていただき、定期的にメンタリングセッションをお願いするようになりました。

自分の生きたい理想の人生を設計し歩むためには、仕事と家庭は切り離せない。でも両方を相談できる人ってなかなかいません。

友達でもなく、職場の先輩でもない。ほどよい距離感で、仕事で悩んでいること、家庭でうまくいかないことを相談し、次の具体的な道筋を一緒に立ててくれる「メンター」に出会えたことで、自分の思考や感情と上手く付き合えるようになり、ちょっぴり大人になったと思える一年でした。

daily yoga

自分の心と身体を整えるために、10分でも15分でもいいからストレッチをしよう。そう思っていくつかヨガのアプリを試し、たどり着いたのがこちら。

無料の範囲でも多くのプログラムから選ぶことができ、一週間に3回程度、リフレッシュをするために活用しました。こちらもAirPodsを合わせて活用するとストレスフリー。家族が寝ている間も心おきなくヨガを楽しむことができます。

最初は約30分の本格的なプログラムばかり選択していたのですが、途中で息子が乱入してくる等が発生すると、逆にストレスが溜まるがわかったので、短めのプログラムをなるべく数多くこなす方向性に切り替えました。

まとめ

日々を楽しく幸せに過ごすために。

最も大切なことは、心と身体が健康であること。
そのためには心と身体のリズムを整え、栄養を与え続けること。
定期的なチェックを入れてあげること。

30を過ぎてようやく気づいた、本質的な答え。
来年も、本当に大事なことを見極めて、
大切に向き合っていきたいと思います。

みなさま、よいお年をお迎えください!

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