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シンクロニシティ             鹿島さん、これスピッてますか?


シンクロするというか、偶然何度も出くわすということがある。
最近やたらと多いと感じる。

ポッドキャスト聴いたり本を読んだりして自分がぼんやりと考えてた事が、別の所で別の誰かが同じような事を言っている。
あれ?と思う。するとまた別の所で…
そこで私は、うわー鹿島さんこれスピってますか?(←東京ポッド許可局)と心の中で呟く。
そんな事が最近多いなぁと思っていたけど、ふと気づいた。これはスピッているのではなく、自分がその事柄に対してのアンテナを張っている。または、ありそうな所をウロウロしていた事に。
もちろん世の中多くの人が思っていて、単なる流行だったと言う場合もあるけど。

コテンラジオ の最澄空海編を聴いている頃、いんよう のヤンデル先生がやられているYoutubeでSNS医療のカタチという番組を見た。その中で、漫画家の岡崎マリ先生とその作品である漫画「阿吽」を知った。最澄と空海のストーリーだ。
なんかシンクロしていると思いながら、Kindleで無料公開されていたこともあり阿吽を読んだ。面白かった。テレビを観ていたら、NHK E テレこころの時代という番組で比叡山の僧侶の話をしていた。ちょっと前まで最澄と空海の区別もつかなかったのに、なぜわたしの周りにこんなに最澄と空海が現れるのだろうか。
スピってますか?鹿島さん?と東京ポッド許可局にお便りしようかと思うほどだった。

誰も鎌倉時代の話ししてない気がしたが、ふと北条政子についてもう少し知りたいなと思って、永井路子さんの小説に手を出したら、そこからハマってしまい、色々読んでいた。そしたら、カエサルの休日で乃木さんが、承久の乱の話を延々としてくれており、嬉々として聞いた。コテンラジオ リスナーさんの番組でも、承久の乱の話をしていて、えーっ!スピりすぎている!と思ったら、2022年の大河ドラマが鎌倉殿の13人と知り、全然スピってなかったことが判明した。

まあ、でも鎌倉時代に興味を持ち始めていなければ、シンクロした!と思いもしなかったわけで、要するに自分がそのことに興味を持っていてアンテナを張っていて、そこに引っかかった時にスピっているとかシンクロしているとか思うのだろう。
能天気な勘違いである訳だけど、そう思ったらなんかワクワクするし、うわーまたスピった!と勘違いしながらいこうと思う。