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30代の中堅システムエンジニア。 某大手ITベンダのSEから事業会社の社内SEへ転向。…

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30代の中堅システムエンジニア。 某大手ITベンダのSEから事業会社の社内SEへ転向。 元ITベンダの視点から見た社内SEの現実を情報発信。

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事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#5

社内SEとITベンダのSEの違い社内SE(社内システムエンジニア)とITベンダのSE(システムエンジニア)の違いを、コストセンタおよびプロフィットセンタの観点から説明すると、以下のような違いがあります。 1. コストセンタ vs. プロフィットセンタの基本概念 コストセンタ: 企業内部の部門や部署が、直接的な収益を生み出さないが、運営に必要な活動を行う部分。 例: 経理部、総務部、社内IT部門など。 社内SEは通常コストセンタに分類され、ITインフラの維持や業務効率

    • 事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#4

      そもそもなぜ雇われているのか?「ITは金で買える」(極論) •ITベンダに大金を払えば戦略も構築も運用もいい感じにやってくれる ⇒ただし、毎回大金を払っていては本業の利益をどんどん食いつぶしてしまう。 •ITベンダにいくら払うべきかを適切に価格交渉するためには、買う側にIT人材⇒社内SEが必要 (※社内SEにも複数タイプがありますが、ここではベンダコントロールを主な仕事にしている会社をイメージしています) 例:「燃費が良くて乗りやすい車が欲しい」⇒「オプションもりもりプリ

      • 事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#3

        定年まで勤務継続できるか?否か?(本記事は社内SEに限らずの話です) 社内SEに限らずときに不可抗力が発生し、会社を辞めざるを得ないときがある。 ・某社に通信関連のSEとして入社⇒5年後に事業部ごとなくなる 当時、NEC、富士通などのITベンダは通信事業は軒並み赤字だった。前職の“優秀”な経営陣は早々に通信事業を切り捨て、会社全体の損益は改善した。が、中の人は次々と消えていった。「大きな木」は残り続けるが、「枝」は伐採されるもの。つまり、「会社」が存続=「中の人」も存続 とは

        • 事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#2

          事業会社の社内SEの入社前のイメージと現実 某大手ITベンダでの忙しい業務やプライベートのごたごたで疲れ切っていた私はこのままではいけないと思い、転職を決意しました。そこでとある大手事業会社とご縁がありました。その会社は本業が安定しており、ワークライフバランスが充実し、離職率もとても低いことを売りの1つにしていました (他にも理由はありますが記事の趣旨とずれるので割愛します) 入社前のイメージと現実は以下の通りでした。 ・ワークライフバランスの充実:◎ 残業時間も少なく仕事

        事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#5

        • 事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#4

        • 事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#3

        • 事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#2

          事業会社の社内SEをやっているけれどもこのままで良いのか将来が不安な若手の方へ#1

          1.年収面が他社より低いのではという不安への対処法について 年収と忙しさは大体比例します。 図.会社別の平均年齢と年収に示すように年収については、 外資系コンサル>ITベンダ>事業会社の社内SEの順になります。 そして忙しさもそれに比例します。 プロフィトセンタについて 自分たちで売り上げを上げている部門をプロフィトセンタといいます。 プロフィトセンタ(ITベンダ、コンサル)の年収がなぜ高いか? ⇒自分たちが売上に貢献しているからです。 ※年収の目安は1/3ルールで推測(

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