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デジタルGAP One step at a time

二千年以上も読み継がれている史上最長のロングセラー、バイブル。
どんな内容なのか興味ありませんか?英語で一節づつ紹介しています。
貴方なりの解釈で読み解いてください。

年末も押し迫る中、色々な行事が目白押しです。そんな中であるグループの忘年会ならぬ午後のお茶会に出向いて行った時の出来事。。
会計はQRコードで行う今のご時世、平均年齢還暦は過ぎているおばちゃんたちの会計はのんびりモードで行っていました。一人づつ、私はこれとこれを頼んんだと自己申告制で会計を進めていくなかで、最後から二番目の彼女の番になったのですが。。。93歳の彼女のクレジットカードがエラーになってしまい、周りの助けを借りて何度もやりなおしたり、方法をかえたりと試行錯誤を繰り返してもカードは相変わらず受付拒否。残高不足しているわけでもなく、ああだのこうだのとババア軍団がレジカウンターを占拠ている傍でじっと事の成り行きを傍観し「じりじり」していたお兄ちゃんが、
「もうこの人達の分全部払いますから、私の分と合わせてカードで払わせてください」と割り込み、私たちの残りの会計+彼ら分をカードでピピっと済ませ、立ち去ってしまいました。。。

ばばあ軍団一同、救世主、Mr. Santaに拍手喝采したものの、この若いサンタはきっと「このくそババア軍団、さっさと立ち去れよ」と思っていたことでしょう。

デジタルネイティブ・デジタルマイグラントとよく表現されるように、生まれた時から携帯やタブレットに慣れ親しんだデジタルネイティブと大人になってからデジタル化を強いられ?使い始めたデジタル移民では大きな隔たりがあります。

デジタル化は層を二分化し大きな隔たりを生む。

確かに大きなハンデはあるけど、少しでもこのギャップを埋める工夫が今必要なのだと思います。老人側は人任せにせずに積極的に新しいテクノロジーを覚えようとする努力をする。「息子がやってくれるから」「お店の人がやってくれるから」などと人に頼らず、自身でチャレンジしてみる。そして、偉そうな態度で臨まず、素直に若い人の話を聞く。日本古来の年寄りを敬うなどという思想に侵されているせいか、どうも若い人の話や教えを素直に聞けない傾向があるようで、これを改善しないといけないですね。。。

一方の若者側も、もの覚えの衰えている老人に対して、短気にならず、何度もなんども同じことを聞いてくる老人の質問をぐっとこらえて教えてあげるなど両者間で少し歩み寄れる世界ができたらいいなと思います。昔から魚をあげるより、魚の釣り方を教えてあげよ、と言われるように、若者がやれば1分で済むスマホ操作を10分かけたとしても老人にやらせてみる。この辛抱が必要です。シンガポールでは政府関連の手続きはほぼ全てデジタル化されているようですが、その代わりに老人への教育を徹底的に行っているそうです。

北米や欧州でも老人のデジタル教育を進めようと若者のボランティア活動も行われているようです。北米で知られるCyber-Seniorですが、今見てみたら日本にも支店ができていたのですね~こういうのがどんどん出来て行って年寄りもどんどんデジタルデバイスに積極的に取り組む時代になってほしいなと願います。

そうしたら、紙の保健証を残すことを公約する。なーんていう政党は消えていくことでしょう。

ちょんまげから断髪、着物から洋服、飛脚から自動車へ。いつの時代も流れのうずに巻かれて人々は適応してきたのだから、デジタルデバイスを拒否する理由は何もない。みんな慣れて行かないとね。

聖書の中にもこのような節があります。
The beginning of wisdom is this: Get[a] wisdom.
Though it cost all you have, get understanding. Proverb 4:7

Wisdomは年寄りからというのは伝説、若い人たちから学ぶことは山ほどあるのです。アインシュタインだって言っています。

“once you stop learning you start dying”


死ぬまで学ぶですね~そして自分も含めた高齢者にエールを送ります!
「老人よ、新たな大志を抱け!」

#ジブン株式会社マガジン




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