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言葉のリハビリ

初めての育児に翻弄され始めて早半年が経ちました。まだまだ未熟で試行錯誤の日々ですが、目まぐるしく変化する我が子の成長を楽しみに毎日ゆるゆると頑張っています。

そんな私ですが、最近ちょっとした悩みを抱えています。それは「思うように文章が書けなくなった」ということ。もっと具体的に言うならば「言葉が出てこなくなった」状態です。

もともと本を読むのが大好きで「自分も書いてみたい!」とnoteを始めたのですが、最近はめっきり文章を書く機会が減ってしまいました。と同時に。ネットにしろ本にしろ、文章を読むことも少なくなったような気がします。

読まないということは、文章でしか表現できない言葉や言い回しにも触れないということ。

文字通りの文章離れ状態。妊娠出産期間から今に至るまでなので、概ね1年くらいその状態が続いています。今までどんなに大変な時期でも多少は本に触れてきた私にとって、こんなに文章から離れたのは記憶の限り初めての経験。未知の世界です。

そしてその影響なのか。書きたいことは頭にあるのに、それを文章にするのが難しくなってしまいました。

書きたいことは思い浮かぶのに、それを上手く言葉で表現できない。例えるなら、目には見えるのに掴もうとするとフワフワ飛んでいく風船みたいな。掴みたいのに掴めない、何とももどかしい感覚です。

「もしかすると、もう前みたいには書けないかもしれない…。」

そう思うと、何だか少し寂しい気持ちになってしまいました。それまでは普通に出来ていたことが出来なくなるって、こんなに寂しいものなんですね。

でも。

口下手な私にとって「書くこと」は「心のままに自分を表現できる、唯一の手段」。だからこそ、「出来ないから」で諦めたくはないのです。

前のようには書けないかもしれない。言葉選びや言い回し1つにしても今まで以上に時間がかかるかもしれないし、どんなに頭で考えても思うように言葉で表現出来ないかもしれない。

それでも。

私は、私自身から「書くこと」を奪いたくありません。

だから、これからは意識的に少しずつ文章に触れる機会を増やそうと思います。いま私が置かれている文章離れという状況を脱するために、リハビリのような感覚で言葉に触れていく。そうすれば、また少しずつ書けるようになるかもしれない。

少しずつ言葉に触れて、フワフワ浮かぶ風船のような言葉たちを割れないように優しく掴みたい。そして、その掴んだ言葉たちを離すことなく自分の文章にそっと並べたい。

心の中でそう思っても、行動しなければ意味が無い。だから、この場を借りて自分の今の心境を思うままに書いてみました。そうして改めて思ったことは「私は言葉が好きなんだな」ということ。そして「書くことが好きなんだな」ということ。

前のようには書けないけれど、自分のペースでゆっくりと。言葉のリハビリを始めたいと思います。

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