もっと楽に もっとゆっくり

「賢者は他人の経験に学び、愚者は自分の経験に学ぶ」

おはようございます。今日も休日出勤しているのですが待機で実質お休みと言うことで久々にnoteを書いています。

実は最近彼女ができまして、仕事と彼女でいっぱいっぱいになっていて全然文章書くとかできなかったわけです。

かわいそうランキング最底辺な恋愛弱者にも恋人ができて、それなりに幸せに暮らせているのですが、ここに来るまでには相当な紆余曲折がありました。無料で公開するにはあまりにも身バレが怖いのでいつの日か有料で公開できたらいいなと思います。

今それなりに暮らせているのですが。自分が1番苦しんでいたときのマインドセットが時々復活する時があるので、それと繁忙期が重なるともう虚無になってしまうわけです。

苦しんでいたときのマインドセットは「正社員じゃない症候群」と自分で呼んでいる奴で、今でも契約社員として1年経ったらどうなるかわからない立場で働いてはいるのですが、苦しんでいた時は「どうせ僕がやったって」と言う自己否定と「こんな状態なのは俺を正社員にしない会社や社会が悪い」と言う他罰がめちゃくちゃ混在していたわけです。

で、そこに非モテ思考と隠キャ思考が重なってまーそれはそれは酷い人間ですよ。はっきり言うとキモいやつです。笑い方も独特だったし、とにかく自分のこと以外は認めないと言う思考です。で、そんな自分のことも嫌いなんです。それこそ、今のネットで暴れてる人たちが他人事とは思えないぐらいには今もそう言う思考が頭の中を駆け巡ることはあります。

そんな奴が今でもなんとか生きていける言葉がタイトルの

「もっと楽に もっとゆっくり」

と言う言葉に落ち着くわけです。

今日は自分にあった大きな3回の転機とその時に考えたこと変えたことを言っていきたいと思います。

1回目は職場でクレーム対応してたら殴られて病院送りにされた時

クレーム対応してて、激昂した少しお客さんともみ合いになったんですよね。そしたら、隙をつかれて後頭部いかれまして一瞬意識が飛んだのと自分の無力感で立てなくなってしまって、そのまま事件になり病院へ行くことになりました。

その日はホンマに仕事辞めてやろうと思ったわけですが、そこで一つ考えたわけです。「なんでこんなに自分息しづらいんだろう」と。

そこまでの人生観を一気に捨てて、とりあえず目の前のことを取り組んでみることにし始めたのがこの1回目の転機でした。

大きく行動を変えたのは
「(自分に友好的に接してくれる)人の話を否定せずに聞くこと」でした。

それまでは自分に友好的に接してくれる人の話でも自分という尺度に当てはめて、それに納得できなかったら注意であっても従わなかったり、時には反発したり、絶対に受け入れないと言う姿勢をいろんな手段で示して、いろんな人を困られたりしていたなと思います。

自分に敵対的な態度を示す人間の話は今でも真剣に聞く必要はないと思っていますが、友好的な人の話は聞くべきだと思いました。

そしてすぐに自分の尺度に当てはめて物事を判断するわけじゃなくて「楽に、ゆっくり」判断することが大事だと思える転機でした。

2回目の転機はShadowverseのオフ会を始めたこと。

これはいろんな出会いがありました。プライベート面でのお付き合いをだいぶ強くしてもらったと思います。レギュラーメンバーとはオフ会以外でも遊ぶようになったり自分のプライベートを充実させるにはちょうどいい会でした。

ただ、それ以上に人生相談に乗ってもらった人が何人もいて、1番印象に残ってるのは『「ありがとう」を多く言うことだよ。』と言うアドバイスでした。

当時の自分は「相談に乗ってもらうこと=相手の時間を自分のために奪っている行為」と言う認識でした。だから出る言葉は「すみません。ごめんなさい」だったわけです。ある友人から「それ言葉変えな。ありがとうにしようよ。」と言われました。

それ以降、咄嗟に出るのは「すみません。ごめんなさい。」がまだまだ多いですが、「ありがとう」を多く言うようにしました。
今の職場の主任も「指導されてごめんなさいって言うのは二流だ。一流の人間は指導された時にありがとうございます。」と言っていてその友達が改めてすげぇなと思いました。

そして、僕自身も指導して「ありがとう」と言ってもらえるようにしようと思いました。だから、言葉も考えるしその後の見守りもきちんとしようと思います。

言葉を変えて「自分を楽に」しようと思った転機でした。

3回目の転機は「うつ状態」と診断されて病院に行ったこと

以前の職場で正社員試験に落ちた後に複数の仕事の締め切りと仕様変更が同時に重なって自分のキャパを超えた瞬間。仕事が何も手につかなくなりベッドから起き上がれなくなってしまいました。

兆候はかなり前からあったのですが、病院行くと正社員試験に不利になるからと言うことで上司から病院に行くのは止められていました。誤解なきように行っておきますが、試験の面倒から自分の失敗の尻拭いまで全部してもらっている素敵な上司です。

それで上司に限界を伝え、職場で面談した上で極秘に病院に行くことになりました。幸い職場と家が1時間以上離れていたので職場の人間には誰にもバレることなく病院に通っていました。

そこでの診断は「うつ状態」。睡眠薬と自律神経を整える薬を飲んで誤魔化しました。本来自分は契約社員なので病休は存在せずそのままクビなるところのですが例の上司が最大限考えてくれてなんとか契約期間満了まで勤めさせていただきました。今はほぼ寛解状態で薬には一切頼っていません。

この時思ったことは「1にも2にも睡眠時間って大事」「できないことはどんな立場でもできないって言って良い」「(早めであれば)いろんな人に助けを求めるのは悪いことでない」ってことです。

今とにかく気をつけているのことは睡眠時間で、彼女と大変だった時にはこっちも会いたい一心で睡眠時間を削り自分にダメージを与えていたので彼女とそれは話して納得してもらいました。
恋人同士とかだと、よくドラマとかである「今夜は寝かさないよ」って言うのは我が家には存在しません。それより「寝るよ。」が僕の中で最優先事項ですしね。

あとはフットワーク軽い動きはいいのですが、それをやり過ぎて大変な時は締め切りが先なやつから助けを求めることにしてます。最初から自分で全部やるわけじゃなくていろんな人を巻き込んだほうが結果いいものができますしね。

と言う大きな転機が3つありましたが、これって思うんですよ。早い人間って(いわゆるリア充に該当する人)は学生時代の人間関係の中で、これを全部経験してると思うんですよね。

話をする時はヲタク特有の早口になるのではなくてちゃんと聞く。友達や恋人と話す時間を楽しんで「ありがとう」って言って別れる。睡眠時間も削ってダメージ受けて苦しんだと、寝る時間を生み出すために時間の使い方を考えるなど・・・

うつにはならなくていいですが、これらの壁にぶち当たるコストやリスクって絶対に学生時代の方が安いんですよね。そしてリターンは圧倒的なものである。

今苦しんでいる子にとっては学校という社会が全てに見えるからなんかモヤモヤしているかもしれないですけど、そのモヤモヤを自分の考え一つで変えていけば絶対にいい大人になれると思います。逆にこういう壁にぶち当たらずに大人になると・・・

①周りとうまくいかないのを自分のせいにして責め続ける人間
②周りとうまくいかないのを社会のせいにして暴れる人間

に大なり小なり落ち着いていってしまうのはないでしょうか。1行目の言葉を思い出して自分の人生を振り返る一助になれば幸いです。

さて、この後のイオンモールでささやかなデートを楽しみに残りの待機時間を乗り切ります。それでは。

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