ビッグサンダーマウンテンへの旅

ラスベガスで散々遊んだあと、レンタカーを借りて東へひたすらクルマを走らせた。少し走るとラスベガスが砂漠のど真ん中に作られた街だと分かる。
アメリカ合衆国を少しだけ横断できるのは楽しい。いつかは時間をかけて回って見ようと思う。

グランドキャニオンまでの道は単調な風景が続いていくが、いつか見た映画の風景にワクワクしてしまう。カーラジオからも枯れた音楽が流れて、「the USA 」な雰囲気がいやがおうにも演出されていく。すれ違うクルマや列車などすべてがアメリカ。道の途中にはカラフルな家などが立ち並び、たまにクルマから正にインディアン風の方々いて興味津々。

左に曲がるとグランドキャニオン、右に曲がるとセドナ。僕たちの目的地は「アリゾナ州セドナ」

こんなところに都市があるのかという山々を抜けていくと、突然、個性的な形をした赤い砂岩の岩山に囲まれた場所が現れる。街全体がパワースポットだった。古来、ネイティブアメリカンが崇めた聖なる場所。

ウォルト・ディズニーがセドナの山々にインスパイアされて描かれたのがビッグサンダーマウンテンらしい、本当に大自然の中にあるディズニーランド。

観光のポイントは、どの山へ上るかを次々に決めてひたすら歩く、そして疲れた体を岩に寝そべってパワーを感じる。実際に岩の断崖絶壁でヨガをしている人がちらほらいる。凄く気持ちが良い。冷えたビールも美味しい。

Sedona Chamber of Commerce

ホテルのパンフレットでたまたま見つけた隕石が落ちたところの話があって早速クルマで。

アリゾナ州にある有名な隕石のクレーターは、バリンジャークレーター（Barringer Crater）としても知られている。これは、約5万年前に地球に衝突した直径約1.2キロメートルの隕石が作ったクレーターで、直径約1.6キロメートル、深さは170メートルに及ぶ。

バリンジャークレーターは、アリゾナ州フラッグスタッフの北西約70キロメートルに位置しており、地球上で最も保存状態の良い隕石衝突跡の1つとされている。天体衝突の研究に貢献しているとのこと。

風も強く飛ばされそうになりながらクレーターを見学、ビジターセンターには実際の小さな隕石があって触れることができた。これがあれを作り出したのかと思い宇宙を体感できた。

地球を感じる旅がまたしたい。

世界三大パワースポットメモ

アメリカ、アリゾナ州の「セドナ」
フランスの「ルルドの泉」
ハワイ島の「マウナ・ラニ」