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私たち Azukaritai は、内製のエンジニアチームのように、御社のビジネスのことを一緒に考えながら成長を目指す、エンジニアチームを、ニーズに合わせて作り上げ提供するサービスを提供します。 https://www.azukaritai.com/

マガジン

  • 『Pro×Academy』で学んだことをアウトプット

    テスト設計が学べるオンライン講座『Pro×Academy』で学んだことをアウトプットした記事です。

最近の記事

「SLO サービスレベル目標」読書メモ③

Azukaritaiの小松です。引き続き、O'reillyの「SLOサービスレベル目標」について、AzukaritaiのSREチームで読んで学んだことについての読書メモをまとめていきます。この記事では第2部の「SLOの実装」について扱います。 6章 同意の獲得 この章では、SLOの考え方を実際の現場に導入する上で、どう関係者に賛同してもらうか、という話です。この話が、第2部の最初の章になるのには違和感があったのですが、それぐらい、SLOの考え方を導入する際に、色々な人がい

    • Encraft #9 QA Enablement - Practical Test Design - 行ってきました。

      こんにちは。Azukaritai の村穂です。 今日は https://knowledgework.connpass.com/event/301142/ に行ってきました。初参加のイベントでした。 イベントは、テスト・QA領域で著名な秋山 浩一 氏、井芹 洋輝 氏、朱峰 錦司 氏の3名をパネリストとし、参加者から収集した課題や悩みをベースに議論を展開する形が取られていました。 議論の中で記憶に留めておきたいと思ったコメントを備忘録的に note に書いてみようと思います。

      • とある入力フォームがselectboxで使いにくかった | アクセシビリティやユーザビリティについて考えていく その2

        Noriyuki Shimizu from Azukaritai team. きっかけ通販で買い物をしていた時に、個人情報の入力がしづらく手間取ってしまって「これはもっといい入力や選択方法あるよなぁ……。」となりました。 なぜ使いにくかったのか生年月日の入力すべてがselectboxだった 上から1900年, 1901年から20xx年のような選択項目 初期位置が1900年 月は1月から12月、日は1日から31日 クレジットカードの有効期限入力がすべてselectb

        • 「ソフトウェア不具合改善手法ODC分析」読書メモ

          こんにちは。Azukaritai の村穂です。 最近、積読となっていたODC分析の本を読み進める機運が高まってきたため今回読み進めていこうと思います。1章ずつ学んだことを note にまとめていくことをめざします。 1章 ソフトウェア開発の見える化について この章では、ソフトウェア開発という活動の実態が見えていないまま開発現場で様々な判断をしているのではないか?という問題提起と、ODC分析の他の分析手法との違いの説明が主な内容となっていました。 リリース判断の基準として

        「SLO サービスレベル目標」読書メモ③

        • Encraft #9 QA Enablement - Practical Test Design - 行ってきました。

        • とある入力フォームがselectboxで使いにくかった | アクセシビリティやユーザビリティについて考えていく その2

        • 「ソフトウェア不具合改善手法ODC分析」読書メモ

        マガジン

        • 『Pro×Academy』で学んだことをアウトプット
          3本

        記事

          オフィスのないフルリモートのチームが、チームビルディングのために実践する「コワーキングDAY」

          こんにちは!Azukaritaiのコマツです。 私たちのチームは普段、フルリモートでお仕事しています。コロナ禍で、緊急事態宣言が出たりして出社は控えましょう、というお達しが出ていた2020年の7月に、もともと借りていたオフィスは解約してしまい、そこからSlackとGoogle Meetでのコミュニケーションで繋がったリモートワークに移行したわけですが、通勤にかかる無駄な時間がなくなったり、混雑した電車での通勤でストレスを受けたり体力を消耗したりすることがないなど、歓迎される

          オフィスのないフルリモートのチームが、チームビルディングのために実践する「コワーキングDAY」

          SRE NEXT 2023 に参加してきました

          こんにちは、Azukaritaiの小松です。先月、2023/9/29 (金) に、SRE NEXT 2023 というカンファレンスに参加してきました。 SRE NEXT は、コミュニティベースのSRE勉強会である SRE Lounge のメンバーが中心となって、運営・開催されるカンファレンス形式のイベントで、2020年に初回開催され、今回で3回目の開催となるようです。私は今回初めて参加してきました。 コロナ禍前はこういう大きなカンファレンスも度々開催され、足を運んでいたの

          SRE NEXT 2023 に参加してきました

          アクセシビリティやユーザビリティについて考えていく その1 案内

          Noriyuki Shimizu from Azukaritai team. まずはじめにユニバ株式会社は様々な領域で活動をしています。 プランニング デザイン ウェブアプリケーション開発 ネイティブアプリケーション開発 インスタレーション開発 デバイス開発 主に上に挙げた領域でウェブに限らずインスタレーションやデバイス開発など様々な活動をしています。大事なことなので二回言いました。 幅広く活動しているため、それに応じたユーザやインターフェイスがそれぞれあり

          アクセシビリティやユーザビリティについて考えていく その1 案内

          「SLO サービスレベル目標」読書メモ②

          こんにちは、Azukaritai の小松です。先日の記事の続きで、O'reilly の「SLO サービスレベル目標」をAzukaritaiのSREチームで読んで学び、理解したことを読書メモとしてまとめていきます。 この記事では、第1部のうち3章から5章にて書かれていることを扱います。ちなみに、第1部の前半の1章と2章では、信頼性スタックという考え方と、信頼性という概念自体についての掘り下げが扱われていました。3章〜5章にかけては、信頼性スタックを構成する要素である、SLI、

          「SLO サービスレベル目標」読書メモ②

          欠陥を作りこむ機会

          こんにちは。Azukaritai の村穂です。最近「デバッグの理論と実践」という本を読み始めたのですが、16章「失敗から学ぶ」に書かれていた「欠陥はどこから来たのか」というテーマの話が興味深く、日々の業務にすぐに活かせそうなことが書かれていたので note でも紹介したいと思います。 本に書かれていたことをそのまま書いているというよりは、自分の解釈も含まれているので、原文を確認したい方はぜひ書籍を買ってご自身で確認していただければと思います。 また「欠陥」というワードが出

          欠陥を作りこむ機会

          QA技術向上プロジェクト2〜IT検証技術者認定試験 レベル2の取得〜

          こんにちは3回目の投稿になります。 UNIBA Azukaritaiの白井です。 今回はIT検証技術者認定試験 レベル2を取得して、業務への考え方や取り組み方がいかに変化したかをご紹介させていただきます。 IT検証技術者認定試験とはIT技術者認定試験のレベル2について IT技術者認定試験ページにあるようにレベル2はエントリーレベルに属し、テスト実行の取りまとめを行う能力があることを証明するためのものである。 JSTQB Foundation Levelとの共通点、違い

          QA技術向上プロジェクト2〜IT検証技術者認定試験 レベル2の取得〜

          「SLO サービスレベル目標」読書メモ①

          こんにちは、Azukaritai の小松です。AzukaritaiのSREロールでは、四半期ごとにテーマを決めて、SREに関連する様々なトピックについてチームで学習を進めています。2023Q2は「SLO」に着目し、O'reillyから出ている「SLO サービスレベル目標」をみんなで読んで、SREのプラクティスの中でも特に重要なSLOについての理解を深めて、実践に繋げていけるようにしていこうとしています。 この記事では、この本を読み進める中で学んだことの記録を兼ねて、理解した

          「SLO サービスレベル目標」読書メモ①

          Qaseに移行して「良かった」と思った点

          こんにちは。Azukaritai の村穂です。 Azukaritai は少し前から Qase というテスト管理ツールを使い始めました。 Qase を使い始めて日が経ってきたので、この辺でスプシから Qase に移行して「良かった」と思った点を簡単に紹介してみようと思います。 はじめに:Qase の運用方法についてプロジェクトによって多少の差はありますが、基本的には以下のような運用をしています。 テストケースを Qase 上で作成し管理する テストの実行状況・結果を

          Qaseに移行して「良かった」と思った点

          Azukaritai の QA メンバーが JSTQB に合格しました!(3人目)🎉

          こんにちは。Azukaritai の村穂です! Azukaritai の QA メンバーが JSTQB に合格しました!3人目になります!(レベルは Foundation になります) 上記のような経緯で始めた JSTQB の学習ですが、各自着実に知識を身につけ、JSTQB に合格してすごいと思います。身につけた知識を普段の業務にも活用していきましょ~! JSTQB 取得に興味を持った方はぜひ過去の記事もご覧ください!

          Azukaritai の QA メンバーが JSTQB に合格しました!(3人目)🎉

          WACATE に参加してきた(2回目)

          こんにちは!Azukaritai の村穂です。 皆様は WACATE をご存じでしょうか? WACATE とは "Workshop for Accelerating CApable Testing Engineers" を略したもので、若手テストエンジニア向けの勉強会になります。 年2回(夏と冬)開催されるのですが、前回初めて参加した 2022年冬の会がとても楽しく勉強になったため、2023年夏の会にも参加してきました! この記事では、参加してみた感想や特に学びになったこ

          WACATE に参加してきた(2回目)

          「オブザーバビリティ・エンジニアリング」読書メモ

          こんにちは、Azukaritai の小松です。AzukaritaiのSREロールでは、四半期ごとにテーマを決めて、SREに関連するさまざまなトピックについてチームで学習を進めています。2023Q1は、「オブザーバビリティ」にフォーカスし、まずO'reilly から出ている「オブザーバビリティ・エンジニアリング」をみんなで読んで、オブザーバビリティについての概略を理解しようということになり、それに取り組んでいます。 この note 記事では、Azukaritai SREロール

          「オブザーバビリティ・エンジニアリング」読書メモ

          スプシを止めてテスト管理ツール使ってみた感想

          こんにちは。Azukaritai の村穂です。 最近、テスト管理ツールに手を出しました。 今回の記事では、テスト管理ツールの導入までに至った経緯と、導入前後の変化、現状の想いについて綴っていこうと思います。 テストケースの管理がしづら過ぎる!!!これはスプレットシートを使ってテストケースを管理していた時のテンションです。 V字モデルの最終工程で行うテストのテストケースの管理にはスプレットシートでも問題はなかったのですが、アジャイル開発で取り組むテストケースの管理となるとス

          スプシを止めてテスト管理ツール使ってみた感想