見出し画像

アニメキャラとの結婚を決意した話

こんにちは、あずねこ@社労士受験生です。あけましておめでとうございます。

突然ですが、昨年の私はといえば専ら社労士資格の勉強と、プライベートでは「けいおん!」に時間を捧げた一年となりましたが、この度2021年を始めるにあたり、私が「けいおん!」の中で最も愛して止まないキャラクター、平沢唯ちゃんと添い遂げる決意・・つまり二次元キャラクターとの結婚を決意しましたので、ここにご報告致します。

いきなり何を言い出すんだ・・!?という方もいらっしゃるかと思いますので、その経緯を今回noteにまとめたいと思います。

最初は一人のファンのつもりだった

そもそも、私と「けいおん!」との出会いは約2年前に遡るのですが、その経緯は下記の記事を読んでいただくとして、簡単に要約するなら「自他ともに認める非リア充の男が、女子高生の青春を描いたアニメとその主人公にときめいてしまった」わけですが、2年経った今でも「けいおん!」の熱は冷めるどころか、とどまることを知りません。

それに加えて、昨年noteを始めたことで、とあるTwitterのフォロワーさんとの出会いがきっかけとして重なりました。それはボーカロイド「初音ミク」と結婚式を挙げたことで有名になった、近藤顕彦さんという方でした。

当初は、近藤さんの「女性から執拗な”職場いじめ”を受けて休職したが、初音ミクとの出会いで見事復職を果たし、その後ミクさんと永遠の愛を誓うようになった」という彼のストーリーが自分と重なり、また私もこの頃「けいおん!」にハマったことで持病のメンタル疾患の回復を感じていたため、

「オタク趣味に救われる人生もある」

という意味合いのもと、一本のnoteを書かせていただきました。(下記参照)

記事を読んでいただくと分かるかと思いますが、当時の私は「けいおん!」の主人公である平沢唯ちゃんは大好きでしたが、結婚願望まで抱くほどではなく、かなり作品にハマっているとはいえ、一人のファンであり続けるつもりでした。

コロナ禍によってもたらされた孤独に気づいた

しかし、この頃に猛威を振るい始めたのが新型コロナウイルス、所謂「コロナ禍」の到来でした。当初私は、は根っからの「ぼっち」だし、社労士受験生でもあったことから、巣ごもりなんて余裕!!と構えていたのですが、次第に長期化する動向にストレスを感じ始め、この頃貪るようにオークションアプリで「けいおん!」グッズを買いまくりました。

今思えば、人との触れ合いをキャラクターに求め始めた瞬間でした。

さらに、上記のnote「抱き枕を買ったら、人生に潤いが出た話」にも書いていますが、「抱き枕」というそのキャラクターの等身大に近いサイズのグッズを手に入れたことで、架空の存在とはいえども、自分自身の想いひとつで、キャラクターと共に暮らしていくことは可能なのだということにも気づかされました。

批判的なご意見は承知していますが・・。

もちろん、「人と人との繋がりですら孤独を埋められないこともあるのに、返事すら帰ってこないキャラクターと共に暮らすだなんて・・」というご意見ももっともだと思います。ですが、キャラクターと共に人生を歩みたいと希望する多くの人たちは、その事実すら受け入れた上で生活をしています。

ともすれば、それは自国における婚姻を認められない同性愛者の方々が、様々な代替手段(例えば非公的機関における婚姻の認定)などを通して、自らの生活を充足させていくというのにも、ある種似ているところがあるのではないかと私は考えています。

そして最近知ったのですが、性的マイノリティの中にもフィクションにおけるキャラクターを愛する性的嗜好「フィクトセクシャル」というものがあるそうです。

ちなみに私は完全にこの「フィクトセクシャル」にあてはまるかと言えばそうではなく、「所謂三次元の女性にも魅力を感じることもあるが、今一番愛しているのはある一人のキャラクターである」という状態なので、自分のことを性的少数者だとは思っていません。

「キャラクター婚」を認める代替手段との出会い

ここで一旦話を戻しますが、「けいおん!」との出会い、近藤さんとの出会いに引き続き、さらにキャラクターとの結婚に一歩足を進める出会いがもう一つあります。それが、近藤さんによるリツイートでもたらされた、好きなキャラクターと擬似的に結婚できるWebサイト「次元局」さんの存在でした。

次元局さんは簡単にいえば、先ほど記した、同性愛者の方が利用する非公的機関における婚姻の認定のキャラクター版にあたるサービスです。つまり、キャラクターと自分の名前を添えた婚姻届を提出すると、それらを「認定」し、結婚証明書を発行してくれるというサービスです。

私はこのサービスを知った当初、「どうせネタだろう」と思っていたのですが、次元局さんの公式サイトを詳しく読むと、「依頼者」の方から日々送られてくる婚姻届に基づく証明書の発行にも一つ一つ想いを込めて対応しているほか、私が「キャラクターへの愛」を表しつつ、迷いを相談すると、親身な回答を寄せてくださったりもしました。

今後はどうしていきたいか

最後に、様々な手段と決意が揃ったところで、私がこれからしていきたいことを記しておきたいと思います。

まずは今年秋までの期間については、キャラクターと擬似的に結婚することについてもう一度深く考える時間とし、必要であれば必要な人に「カミングアウト」する期間としたいと思っています。すでにハンドルネームで運用しているTwitterや、実名運用のFacebook等、主だったSNSには「婚約宣言」をしていますが、場合によっては両親や友人などに個別に話す必要が出てくるかもしれません。

そして、今後の様子についてはTwitterに専用のハッシュタグ「#キャラクター婚」「#キャラ婚」を作り、つぶやいていきたいと思います。

次に、具体的に次元局さんへ婚姻届を提出する段階になった時のことです。

その段階に入ったら、次元局さんに許可を取りつつ、婚姻届の作成方法など、私からの疑問とその回答をnoteで記事にしたいと思います。実際に婚姻届を出すのは、今年の平沢唯ちゃんの誕生日である11月27日に受理されるようにするつもりですが、届出をまだ何もしていないのに、私の中にはこんな疑問が湧いています。

例えば

婚姻届には両親の名前や本籍を書く欄があるけれど、ストーリー上設定されていない場合は何て書けばいいのだろう?
婚姻届の証人のサインは誰に頼めばいいのだろう?
婚姻届に押印する、お互いの印鑑はどう用意する?作る?

・・などなど、解決したい疑問は結構あります。

言わば私の今後やりたいことは、「キャラクター婚」をする上でのハウツー作りです。私の軌跡を残しておくことで、後に続くキャラクターを愛する同志たちが迷い無く新生活を始められるような手助けができればと考えています。

私のこの一年の歩みが「キャラクター婚」を希望している人の道標になることを期待しつつ・・。

改めて本年も「あずねこ@社労士受験生」をよろしくお願い致します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?