混ぜない
生活の中に、水と色がどんどん浸透している今日この頃。
透明水彩をはじめてから、
色について感じたい気持ちがどんどん強まって、生活のなかや街を歩いていても自分の好きな色を見つけるようになった。
どんなふうに混色したら、この色が作り出せるんだろう・・・
そんな気持ちでとにかく毎日絵の具を触りつづけた。
画面が濁らないように、乾くまでまつ!これを徹底した。
なかなかうまくいかない中、なんとなく、始めたペン画。
それが大ヒット!!
初めは小さな事で絵でデッサンと光の練習、、、とおもって、身の回りのものを描き始めたんだけど、
次第に色を好きなように表現したいなら、洋服だ!って思い始めて
今は洋服きた人描き続けてみてる。
色ってだけでなく、画面でおしゃれしてニコニコ、おすまししている人間の絵は、私、好きみたい。
何が良いかって、ペンで枠取ってしまうから、いつものようにここは影で、ここは光で・・・とか、考えなくていいから、ざっくりさっくり塗れてちゃちゃちゃっと絵が完成する。
しかも、ポストカードサイズがかなり正解。
小さい範囲でどう表現するかだから、時間もかからず、頭のパズルも楽ちん。
あと大事なことは、無理に混色しなくても、チューブから取り出したまんまの鮮やかな色で着色するだけで、水の力によってそれなりになってしまう。
技術とかいったんおいといて、色に集中できる!
それがわたしにはいいみたい。
この、ペン画にどの色にのせたら素敵かなぁ〜
そんなこんなで、もはや塗り絵のように、ペン画を重ねていった結果、
あ・・・色、無理して混ぜなくてもいいや、
てゆか、これがいい、この色のままさいこうにかわいい!
色と仲良くなるには混色して自分の出したい色を出すことがいいって思ってやってきたけど、今の自分にはその前が必要だったのかも。
チューブから出したそのままの色とまず仲良くなって、純粋な色の性質や自分の感じ方、イメージを作り上げること
今もっている絵の具たちとまずここから始めようと思った。
ポストカードに空の絵を描いた。ペンで描いてから。
白も使った。
あれ・・・今までで一番心地の良い空の絵がかけた。
空の色はセルリアンブルーだけ。真っ青な空が好きだから、5回ぐらい塗り重ねたけど、我慢して混色しないしないとおもって水の量だけで調整した。
油絵やアクリル絵の具のときと違う、塗り重ねない鮮やかさを大切にした、透明水彩が今の自分にとって心地良い。
そのまんまの色が綺麗だってことにも気が付けてよかった・・・
日々膨らむ絵への妄想・・・
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