双極性障害の彼女とバセドウ病の僕 Vol.8 ～鎌倉旅行
前回の記事 Vol.7 ～断薬による離脱症状かあるいは...はこちら↓
12月、僕の誕生日に初めて二人で旅行に行った。
バセドウ病の僕はあまり歩き回ることはできないので鎌倉駅周辺を探索して美味しいものを食べる、食三昧の2泊3日だった。
🍵茶屋ひなた
鎌倉駅東口を出て小町通りの左の路地にある小さなお店。
主にそばとパフェが有名のようで、パフェは季節によってことなる。
パスタないの？！って喚いているおばさんがいて騒々しかったがいちごのパフェは美味しかった。
パフェの底には紅茶のゼリーのようなものが入っていた。
お店の内装は白をベースにして作られており、小物やライトもかわいいのでおすすめ。
🎂under the palmo
鎌倉駅東口から徒歩6分の距離にあるカフェ。
小町通りを歩いていると入り口にサーフボードが飾ってあるお店がunder the palmo。
食べログには神奈川県三浦郡 葉山町堀内 340に移転したとの記載があり、GoogleMapで検索しても鎌倉にピンは立たない。
木造の建物で2階は真っ白のクッションで埋まっている。
ローソファーを敷き詰めたような感じ。
客席側は大きな窓がついており小町通りを眺めることができる。
インスタスポットとしても掲載されているお店だ。
🍔ROOF TOPS
鎌倉駅東口から徒歩1分の距離にあるハンガーガー屋さん。
六本木のハンバーガーグランプリで有名なハンバーガーをいくつか食べたことがあるが、ここのハンバーガーが一番美味しい🤤
ハンバーガーもさることながら小さいジャガイモを丸ごと上げたポテトもとても美味しい。
小さなビルの6階にあり、すこしわかりづらいかもしれない。
鎌倉駅から思ってる距離の2倍近いので通り過ぎることもあると思う。
鎌倉に寄ることがあれば必ず食べたほうがいい。
”食べる前と後で世界が変わる”
Google Mapが表示されないので各々検索してほしい。
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1日目
お昼にROOF TOPSでハンバーガーを食べ、デザートで茶屋ひなたでイチゴのパフェを頼んだ。
荷物が重かったので早々にホテルにチェックイン。
七里ガ浜にある鎌倉プリンスホテルに宿泊。
夕飯までまだ時間があるのでゴロゴロしたり周辺を探索して過ごした。
夕食はホテルを下った先にあるPacific DRIVE-INでロコモコ丼を1つテイクアウトした。
プラス、ホテルで葉山牛のステーキを1つ頼んで部屋で食べた。
5切れで4,000~5,000円という僕らには高級なお肉だったけど、柔らかくて美味しかった。
2日目
朝は朝食屋COBAKABAで卵かけごはんを食べた。
まさに日本の朝食という感じで、ジャンクフードばかり食べていた僕の体を癒してくれる、そんな気がした。
甘いものを食べていなかったので、小町通りのもみじ茶屋で抹茶の升ティラミスとほうじ茶の升ティラミスを食べた。
抹茶ティラミスだけにするつもりだったが、季節限定で出ていたほうじちゃは頼むしか選択肢はなかったんだ。
そのあとは何も予定を決めていなかったので運動がてら鶴岡八幡宮に行ってみた。
階段も登らずにそそくさと帰ってきた。
何するか話し合っていたら彼女が豆柴カフェに行きたいと言い出した。
ちょうど小町通りにあり、10分後に開店予定だったので行ってみた。
たくさんの小さな柴犬が出迎えてくれた。
おもちゃで遊ぶ子とスタッフさんについて回る子と外にある受付のスタッフさんをずっと眺めて寝ている子と、彼らの行動は様々だった。
一つだけ言えるのは、僕は黒い豆柴の子全員と相性が悪いようで、頭や背中をなでるたびに吠えられた。
今まで猫としか暮らしたことがなかったので少し新鮮な感じがした。
猫よりも毛が硬くて、猫よりもアグレッシブで、猫よりも耳が厚くて、とにかく新鮮だった。
12時を回ったのでお昼を食べることに。
豆柴カフェを出てすぐのところにあるunder the palmoでパニーニとガトーショコラを頼んだ。
既出だが白いクッションが敷き詰められた2階でご飯を食べた。
そのあとは次の日の朝食用に鎌倉駅から少し南下したところにあるフツウニフルウツでフルーサンドを購入しに出かけた。
路地の雰囲気は怖かったがお店はかわいかったので良し。
次にデザートとしてマーロウ逗子駅前店へ向かった。
前から一度食べてみたかったマーロウ。
念願のマーロウ。
想像の3倍は大きくて驚いた。
夜は江の島でイルミネーションを見てきた。
さすがに登れないのでエスカレーターを利用したが、行って正解だった。
イルミネーションなんて普段見ないけれども、とてもきれいで彼女も喜んでいたことが嬉しかった。
夕食を食べるお店の予約をしていたので全部は見られなかったけど、いい思い出となった。
夕食は江の島から橋を渡ったところにあるALOHA tableでステーキとパンケーキを頼んだ。
僕はここのステーキも美味しく食べられた。
さて、久しぶりに歩き回ったので疲れた。
明日もあるから帰って寝よう。
3日目
朝食に昨日購入しておいたフルーツサンドとマーロウを食べ、チェックアウトの12時までのんびりと過ごした。
昼食は小町通りにあるDearBread鎌倉で葉山牛の赤ワイン煮込みとフレンチトーストを食べた。
葉山牛に2分の1斤の食パンがついてきたが、これがまた美味しくておどろいた。
買って帰ろうか迷った挙句、断念した。
そのあとはお土産探しで周辺をふらふらした。
明日も仕事だ。
早めに群馬に帰ろうと話した。
と、その前に
鎌倉駅西口側にあるダンデライオンチョコレートでホットチョコレートを飲んだ。
マシュマロを入れて甘さを調整するホットチョコレート。
僕には苦すぎて飲めなかった。
さ、そろそろ時間だ。
帰ろうか。
3日間はあっという間だ。
終始食べていたけど、すべてが楽しかった。
誕生日プレゼントでプラダの財布をもらったんだ。
ちょっとおじさんっぽいけど大人な感じがして良い。
今まで付き合った人からちゃんとしたプレゼントをもらったことがなかったので嬉しかった。
ポールスミスとはさようならだ。
付き合い始めて2か月。
この旅行の日までに何回かケンカもあった。
彼女は好意を人に伝えるのが苦手。
好き好きって感情表現をしてきたことで失敗に終わった恋愛が多かった。
だから僕に対してもあまり表現はしていなかった。
それプラス、彼女は職場の男性とよくLINEや電話をしていた。
その人とは付き合っていた期間はないが、いい雰囲気だったし彼女はその男性に好意を持っていたこともあったし、スマホにもその男性と遊びに行った時の写真が保存されていた。
そんなことがあったもんだから僕も疑心暗鬼になっていて、僕に対する彼女の好意は職場の男性の好意よりも低いと感じてしまっていた。
感情表現が苦手なのは仕方ない。
彼女は文字にして僕への思いを語ってくれた。
誕生日プレゼントと一緒に手紙もくれたんだ。
表現できなくてごめんね、でもおこ君が一番好きだよ。
それだけで僕は、なんでもがんばれる。
また行こうね。