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案ずるより産むが易し。ママ友おそるるなかれ。

 はじめまして,ひんだるネコさんです。

 関東地方で,1歳7か月のおてんば娘,マイペースな夫,小心者の私の3人暮らしをしています。長めの育児休業中です。

 妊娠がわかったとき,自分にちゃんと務まるだろうかと不安でした。無事に出産できるんだろうか。無事に出産できても,大事な赤ちゃんをちゃんと抱っこできるんだろうか,こんなにスマホを床に落としてるのに……(小心者)。
 終わってみれば,妊娠・出産は構えていたほど悪いものではありませんでした。むしろ初めて経験することばかりで面白かった。育児も同じように,初めての経験ばかりで毎日いろいろな発見があります。生活が一層彩り豊かになりました。

 でも,いざ「出産どうだった?」,「子育てやっぱり大変?」と聞かれると……はて。記憶はあいまい。「まあ……大変かな。子どもはかわいいけど」と口にしてみたところで,手から砂がこぼれ落ちていくような,まったく表現できていない感覚でした。
 これは,もったいない!
 もともと私は,文章を書いて,それを通じて人と関わることが好きだったので,noteを始めることにしました。

 というか,実は,noteの再開です。

 このnoteを始めたのは,今から半年以上前,娘が1歳を迎えた頃でした。無事に母親2年生に進級できたことで,これなら表立って書いても怒られないだろう(誰から?)と思えたためでした。楽しく書き始めました。
 ところが,2本目のつわりの投稿を書いた後に,出産・育児界隈のnoteを検索したら,華々しい経歴の持ち主や文才あるママたちのnoteがゴロゴロ転がっている。「私書く必要ないじゃん」と,すっかり委縮して書けなくなりました。

 でも,その後も,事あるごとに「このエピソードはこんなふうに書けるかな。」とか考えていたのです。そんなに私は書きたいのか。それなら書けばいいじゃない。私にだって書く自由はある。(決め手は,「仕事に復帰したら,書きたくても書けなくなりそうじゃない!育休終わっちゃう,やばいやばい!」という焦りでした。笑)
 
 実際の生活でも,一歩外に出れば,ママに遭遇します。
 今の「彩り豊か」な生活には,周りのママたちと自分を比べて落ち込む,どす黒い色も混じっています。
 ただ,最近は少しマシになりました。
 ママたちと話をして,良い意味で「人は人」と思えるようになってきたからでしょうか。
 皆それぞれに苦労や心配事があるんですよね。「よく食べるけど,夜はずっと密着していないと寝ない」,「よく寝るけど,体重が増えない」,「体は大きいけど,ハイハイが他の子と違う」,「活発に歩き回るけど,『ママ』『パパ』しか言葉が出ない」,「よくしゃべるけど,パンしか食べない」,さらに家庭の事情は様々なわけで……。
 ママたちとは,力なく笑い合って「お疲れ様ッス。お互い頑張りやしょう。」と労い合うイメージです。子どもが生まれる前,「ママ友」ってドロドロした怖いやつだと思っていましたが,今のところは,シンプルに戦友です。


 そんな戦友の皆さんには,息抜きのお供になれたら嬉しいです。
 自分やパートナー又は友人が妊娠・出産を控えている方には,私の投稿を読んで少しでも不安を和らげてほしいです。ネガティブな話も書いてしまうかもしれませんが,今ひんだるネコさんファミリーは楽しく暮らしているので,「まあなんとかなるんだな」と思ってください。
 「特に予定はないけど,興味がある」,そんな方の暇つぶしになれたら幸いです。

※不正確な情報が載っていたら,どうぞ優しくご教示ください。


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