『Eternity Bright』歌詞全文&ライナーノーツ
どうも、編集担当のツラニミズです。
2020年12月1日にリリースされる2nd ALBUM『Re:Creating world』より2曲目『Eternity Bright』の歌詞全文とライナーノーツをまとめました。
『Eternity Bright』歌詞全文
零れ光る あなたの声
黒い闇を照らす
乾いた空を 越えて巡る
記憶の色は 褪せて溶け滲んだ
冷たく刻む 時の針が
孤独の淵へ 誘う
交わした 想いは消えないよ
誓い合った 未来で逢うため
満ちた波に 浮かぶ星は
遠い夢を 映し燃えてく
僅か触れた 指の熱を
蘇らせる マボロシ...
逃れられない 運命でも
かけがえのない 存在に救われ
煌めく風を 掴むように
崩れる世界 信じた
鼓動と揺れる 瞳の奥
忘れないよ 透明な涙
静寂に 包まれた
蒼い月 祈りを込める
ただひとつ 不変の愛
抱きしめて 踏み出した
零れ響く あなたの声
生きる意味を 繋ぐ温もり
ふたりここで 重ねた日は
永遠に 輝いてる...
SHiKiライナーノーツ(作詞)
初めまして『Eternity Bright』を作詞させていただきました、SHiKiと申します。
今回、楽曲のテーマが往年のI've soundを彷彿とさせる曲。
歌詞の内容は純愛や祈り、大切な人への思いなどを荘厳な方向感で描きつつ
恋愛的な想いを強く感じることができるものということでした。
HAMAさんから送られてきた曲が凄くて、心臓に刺さった衝撃は今でも覚えています。本当に美少女ゲームのOPそのものでもおかしくないくらいのサウンド・圧倒的な世界観で私自身I've soundさんが大好きなこともあり、一瞬で惹き込まれました。
この曲に乗せる言葉はどうしよう、、、とかなり悩んだのですが、もうここまで来たら、架空の美少女ゲームの内容を自分で考えてその主題歌として書き上げる熱量で向き合わないと台無しになってしまうと感じたので、まずそのストーリーを作り、頂いたコンセプトとすり合わせてその後作詞をして...と試行錯誤をしながら書き上げました。
タイトルの意味は『永遠の光』または『永遠の輝き』
歌詞の表面は、先ほどお伝えした通り純愛・最愛の人への思いを紡いでいるのですが4th Live「REPEAT THiS LiFE WiTH U」(通称AZ輪廻)でCDが配布されるということで上手くどこかで絡ませることは出来ないかと、ふと思い付きまして『交わした思いは 消えないよ 誓い合った 未来で逢うため』この部分には何度生まれ変わってもまたAZKiさんと開拓者の皆様は必ず廻り逢える、ライブが終わってもまた遠い未来同じ場所で逢えるという願いを....。
そしてもうひとつ『ふたりここで 重ねた日は 永遠に 輝いてる..』ここに
harevutaiまで歩んできた日々、みんなで迎えたライブ当日はいつまでも永遠に輝いていてほしい。という想いを込めさせていただきました。
この歌がいつまでも記憶に残りますように。
そして更に沢山の方々に聴いてもらえたら幸いです。
ありがとうございました。
HAMAライナーノーツ(作編曲)
初めまして、『Eternity Bright』の作編曲を担当させて頂きました、HAMAと申します。普段はX enc'ountやNoWorldで楽曲を作っていたり、個人でインスト楽曲(歌なし曲)を制作しております。
まず『Eternity Bright』を制作するにあたって頂いたお題が「往年のI've Soundを彷彿させる方向性で」というものでした。
そして作詞の方向性が「バーチャルや仮想空間といった、Vtuberっぽい言葉を使わずに、純愛や祈り、大切な人への荘厳な方向感」というのもあり、「哀愁感あって、壮大な雰囲気で作ろう」という形に決まりました。
元々自分がトランスミュージックが好きだったものでもあり、今回のお題は自分がやりたい事を精一杯やれる!という想いでした。
この曲はパート毎に転調しますが、「ストーリー仕立てな感じにして、パートごとに転調したら面白いのでは....?」というのもあって、イントロ、A,B,サビ,Dメロとそれぞれキーが変わる様な仕組みになっております。
更に言えば「静寂に 包まれた~」のDメロ部分ですが、ライブでは実験的な事かも...!?と思いつつ思い切って「雰囲気変わった!?」と思わせる様なブレイクを入れてみました。
「静寂に 包まれた~」の部分は個人的にとても気に入ってるパートなので、意識して聴いて下さるととても嬉しいです。
曲のアレンジに関してですが、先にも申し上げた通り「往年のI've Soundを彷彿させる方向性」というモノでしたので、それを彷彿させるシンセリフや音色を使いつつ「それだけじゃ面白くないから、自分なりの音も入れてみよう」とキックの音色は今寄りにアタック感強めなものを採用したり、裏に自分が好きな303 Acid風の音(若干マニアな内容ですいません!)を入れたりしました。
元々自分が音楽ゲームが大好きで、「所々オカズとなる音を入れたり、ここでキメ入れたり、キックを8分や16分にしたり...」という考えで、意外性(って言ったら良いでしょうか)を持たせる様にしたりしました。
最後に曲の終わりは余韻を感じさせるため、段々音数が少なくなっていく様に仕上げました。
そしてオケが完成したのは良いモノの、「これやり過ぎてしまったんじゃ...!?」と思いつつ、AZKiさんのボーカルを頂いた時、歌唱力の強さにAZKiさんの歌唱力に脱帽したのと「あっ、これで良かったんだな」という安心感に包まれました。
余談ではありますが、楽曲が公開されて「I've Sound感ある!」みたいなコメントを沢山頂いたり、色々な方々がDJで流してくださったり、とても愛される楽曲になり本当にありがたいです。
『Eternity Bright』という言葉通り、ずっと輝き続ける曲であります様に…。
AZKiライナーノーツ
ダンスミュージック、エレクトロニック、トランス等のジャンルの中でも王道な曲調で攻めた楽曲です。AZKiもずっと好きで聞いていたI've Soundの曲調を彷彿とさせるようなところも個人的にはグッときたのを覚えています。
最近、こういったダンスミュージックでゆったり聞かせる曲というのは、少ないんじゃないかなあと思います。皆、生き急いでいませんか。間奏飛ばしていたりしませんか。Eternity Brightに関していうと間奏が長かったりするのですが、その時間ってなかなか聞かせるのも難しいと思うんです。だけどこの曲はそういった歌っていない部分も聞かせる曲だと思っています。
ライブで歌っている最中も楽曲の音に乗れたり、自然に身体が揺れたり、感覚的なところですごくシンパシーのある楽曲だなと思います。ジャンル幅が広い楽曲を歌っている中で大変貴重な楽曲です。
また、この曲はすでにデジタルリリースしているのですが、原曲はもちろん、DJユニットLADY’S ONLYさんによるRemixバージョン、インスト音源も聴いてほしいです。
それにノノルちゃんが制作したMVも見てほしいなと思います。音の違いや視覚から、色んな見方で楽曲の印象が変わるというのも体験できる良い機会でした。ぜひ皆さんも体験してみてほしいです。
ツラニミズライナーノーツ
Eternity Brightは2019年12月29日に池袋harevutaiで開催された4thワンマンライブ「REPEAT THiS LiFE WiTH U」の特典で制作を進めていたので、もうかれこれ1年以上前の話になるんですが、今振り返るとこの曲は2020年のAZKiの動き方を決める大きな曲だったなぁと思っています。
AZKi本人も僕自身もI've Soundさんの音楽を聞いて育ってきたといっても過言ではなく、そういった楽曲を作りたいと思い、X enc'ountさんにお願いしました。
実はこの曲に決まるまでにX enc'ountさんから3曲デモが上がってきていたんですが、どれも選ぶのが苦しいくらいにとても素晴らしい楽曲で、最後に決めるのが難しかった記憶があります。
楽曲が完成した時に、「美少女ゲーム業界攻めていきたい、絶対行ける」と確信に近いものを感じ、すぐに繋がりを探し始めました。その結果戯画さんとご縁があり、実際に美少女ゲームの楽曲を歌わせていただき、さらにはI've Soundさんの皆さんともお会いすることができたという、1年前には想像もつかない世界に繋がった1曲です。
また、リリースの際にRemixをお願いしたLADY'S ONLYさんにたどり着くきっかけになったTEMPLIMEのtempuraくんがとても親身になってトラックメイカーの相談を聞いてくれたのも思い出です。
そうやってこの曲をきっかけに沢山の人との繋がりが生まれたことがEternity Brightだなぁと改めて振り返って考えていました。
ライブ的な側面でも、この曲ができたことによってセットリストへの厚みができたし、本当に様々なキッカケになった1曲です。
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2nd Full Album『Re:Creating world』
12/1(火)リリース決定!絶賛予約受付中
https://store.azki-official.com/product/25245
アルバム特設サイト
https://recreatingworld.azki-official.com/
AZKi 6th LiVE Re:Creating world
12/6 (日) 19:00 START 配信ライブ開催!
現在絶賛チケット販売中!
https://www.zan-live.com/live/detail/10039
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(ツラニミズ)
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