![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11007301/rectangle_large_type_2_eb584d66e8dba0ea51958b7dcdc726a4.png?width=1200)
【突発企画】ニンジャスレイヤーにおけるニンジャサウンドの世界
ッサァーイボォーグメェーカニンジャー…
…おっと失礼しました。
ドーモ、ニンジャコンサルタントです。
ザ・リーサルウェポンズいいですよね。『サイボーグメカニンジャ』は何度聴いても素晴らしく、最高にクールなMVは否応なく戦闘モードに入ってしまうクオリティです。そう、音楽とニンジャは切っても切り離せない関係にあると言っても過言ではありません。
その証拠に、ニンジャスレイヤー本編においても音楽そのものにフィーチャーしたエピソードが数多く存在しています(小説という媒体にもかかわらず!)。ある時はライブハウスである時はマグロツェッペリンの大型モニタで、またある時はニンジャのイクサの最中で……。ニンジャスレイヤーの物語が時に映像として脳内再生される要因のひとつとして劇中の音楽描写はクリティカルに使用されているのは自明で、描き鳴らされるギター、ブラックメタリストの絶叫、サイバーなテクノサウンドはまさしく映像作品の劇伴と同様です。ここでは、そんなニンジャサウンドの世界の一部を紹介したいと思います。
◆ご注意ください◆
以下の文章にはニンジャスレイヤー本編の描写が含まれています。一部はエピソード後半のものもございますので、ネタバレとかそういうなんかに注意ください。
電子的に拡大されたシシオドシの音が繰り返される中、やせ細った裸の上半身をさらした四人のマチヤッコ・パンクスがステージによじ登った。一番背が高く、一番やせている男がスタンドマイクをわしづかみにした。そして叫んだ。「アンタイセイ!」
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) November 1, 2010
ポエット! なんたる機知! このヴォーカリストは「アンタイ」と「体制」をハイブリッドし、叫んだのだ。灼熱サケに脳みそを殴られたようになりながら、ギンイチはそのヴォーカリストの危険な知性に舌を巻いた。「アンタイセイ!」「あ…アンタイセイ!」客もそれを繰り返す。「アンタイセイ!」
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) November 1, 2010
第1部の名エピソード「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」は、まさにライブハウスが舞台のエピソードであり、ギンイチ少年のライブ初邂逅の興奮、3部まで語り継がれる名句「アンタイセイ」を始めとする、ニンジャと音楽カルチャーの親和性をいち早く我々に知らしめた作品として知られています。
恐るべき深読みによってアベ一休を解読した先見者のニンジャ記事はこちら
凄まじく張り詰めたテンション。死の静寂が辺りを覆う。不法居住者たちの誰かが、ビルの音響システム室を占拠しているのだろう……聖人を殺せと歌うアンタイブディズム・ブラックメタルバンド『カナガワ』のおそるべき冒涜チューンが、錆び付いた大型換気ファンの回転音に混じって微かに聞こえてきた。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) February 12, 2011
『……ロード・ブッダの首を切断する!』
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) February 12, 2011
錆びたマグロナイフ同士を擦り合わせるような、耳障りなブラックメタル・ヴォイスが絶叫をあげた時、偶然にも大型換気ファンが重金属酸性雨を浴びてバチバチと火花を散らす。それが合図だった。二つのニンジャの影が同時に飛ぶ!「イヤーッ!」「イヤーッ!」
「ア・カインド・オブ・サツバツ・ナイト」においてはアンタイブティズムメタルバンド「カナガワ」のキラーチューンが登場。恐るべきネオサイタマの死神の遭遇戦闘曲として用いられ、無慈悲でブルタルなエピソードに花を添えました。
イブの夜に開催されたネコネコカワイイの突発ライブは、違法薬物で興奮したNERDZの一部がステージに乱入し、2体のオイランドロイドを破壊したため、ケンドー機動隊の介入をもって後味悪く終了していた。だが、彼女らのボディや記憶はバックアップがある。今夜の惨劇は無かったことになるだろう。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) November 24, 2010
「ネオサイタマシティ、2クールリリック、バンザイイェー、俺今マサニタチツクス」彼もかつてはNSレディオのDJを務めていたが、テロ容疑で指名手配され解雇。今ではこうして、ゲリラ的に自主制作銀盤を売るのみだった。「腐ったコノ世まさにマッポー、俺追われてる今byマッポ、イェー」
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) November 24, 2010
「メリー・クリスマス・ネオサイタマ」ではオイランドロイドアイドルユニット「ネコネコカワイイ」と元スモトリDJ「2クールリリック」という2組のミュージシャンが登場。一見対照的な両者ですが、どちらもディストピア都市ネオサイタマの光と影を併せ持ったユニークなキャラクターです。
ネコネコカワイイの代表曲「ほとんど違法行為」はニンジャスレイヤー映像作品短編「カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー」にて視聴できます
ズッタンズタタン、ズッタンズタタン、ビュイーン、ビュビュイーン、ビュビュイーン、ビュビュイーン。薄暗いガレージ内に置かれた8基のスピーカーから、エレクトロ・ダークポップ『ブッダコスモス』のギンギンに歪んだ電子音イントロが流れた。励起された魂が、今にも大宇宙に飛び立ちそうな勢いだ。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 28, 2010
開幕からクールでスタイリッシュなサウンドで魅了するのは「デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイ」。死体専門の運び屋デッドムーンのプロフェッショナルな冷静さと、内に秘めた誇りのパッションを滲ませます。
小窓の脇にある「蟹」ボタンを押すと、中央の配膳室からコンベアーベルトによって即座に、加減良く茹でられたタラバーカニの脚が送り込まれる。しかもこのカニは食べ放題、ボタンは押し放題だ。クローン・タラバーカニの危険性は厳重な管理で最小限に抑えられている。なんたる画期的なシステム! 63
— NJSLYR SAIHOSO (@njslyr_r) July 15, 2012
この小窓こそ、「タラバー歌カニ」をカラオケチェーン店のシェアトップに立たせしめた画期的なシステムの秘密である。各カラオケ室は階の中心から放射状に設置されており、すべて、この小窓が各階中央のカニ配膳室に接続されている。 62
— NJSLYR SAIHOSO (@njslyr_r) July 15, 2012
「ラスト・ガール・スタンディング」では、知られざるネオサイタマのカラオケ事情が明らかとなりました。そしてカラオケ店を舞台に、日常と非日常の境界を防音ドアで隔てたメタファー表現は素晴らしく、そしてスーサイドに憑依したパンク・ニンジャの存在もニンジャ音楽カルチャーの観点から見逃せません。
ドラマCD用にリアル作曲されたラブ王侯はこちら
カソックコートを纏い、ウェスタンハットで顔に影を落とした男が、暗い奥の席に独り。ブラウン管テレビに映る相撲映像を眺めながら、バンザイ・テキーラを呷る。スモトリの爪弾く曲が、伝説のヨコヅナ「オオキイウミ」の勇ましい入場テーマに変わった。男は自然と、ブーツの踵と木床でリズムを取る。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) August 9, 2011
見も知らぬ女が、男の向かいの椅子を引いた。その服装から察するに、ゲイシャだ。「合席してもいいかしら?」と問う。男は機嫌が良かった。『酒』、『暗がり』、『音楽』、『ゼン』……ここに『失われた日常』の手札を作るための最後の一枚、『女』が揃ったからだ。男は頷き、帽子を脱がずに会釈した。
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) August 9, 2011
西部劇、あるいはメキシコの過酷な荒野の一時の安息の時。「ゲイシャ・カラテ・シンカンセン・アンド・ヘル」でのジェノサイドのひと時です。バー、音楽、酒、そしてホットなベイブ……まさしく真の男のための空間と言えるでしょう。
カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル
ドンコドンコドンドン……ドンコドンコドンドン、ドンコドンコドンドン……ドンコドンコドンドン!ドンコドンコドンドン!威圧的な太鼓の轟きが、マレニミル社の通過した階段を駆け下る。「ハッハッウッハッハッハッウッハッハッニンジャ、ハッハッウッ……」教団員らの不気味なチャントが響く! 15
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 10, 2011
邪教徒らの体はアラブ黒装束とローブに包まれ、強いニンジャ関連性を感じさせる。目元だけが露になっており、血走った両眼はワータヌキめいて異常に見開かれ、殺意だけをたぎらせていた。ホソダの学説によれば、人間にハッシシを教えたのはニンジャであり、そこからアサシンという言葉が生まれた。16
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 10, 2011
ブラックメタルやサイバーテクノだけがニンジャスレイヤーではありません!はるか遠く異国の地のカルト教団でもニンジャの影響が色濃く残っています。文明を簒奪しゆがめ、捻じ曲げる暗黒のニンジャ歴史……そしてこの「カース・オブ・エンシェント・カンジ、オア・ザ・シークレット・オブ・ダークニンジャ・ソウル」で忘れていけないものがもう一つ。
ブンズーブンズーブンズーブンズー!ブンズーブンズーブンズズブンズー!アッアッアッアアッ、アシカゲ・タクジ!ブンズーブンズーブンズーブンズー……現れたのはサイバーコンポを抱えた5人組のテクノサムライ!カチグミの次男である彼らは特にやることも無く、日々こうして踊っているのだ! 6
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 25, 2011
ブンズーブンズーブンズーブンズー!ブンズーブンズーブンズズブンズー!アッアッアッアアッ、アシカゲ・タクジ!ブンズーブンズーブンズーブンズー!アシカゲ・タクジ!アシカゲ・タクジ!アッアッアッアアッ、アシカゲ・タクージ!……5人は前進しながらダンスを決める。だがボンズは退かない。 8
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 25, 2011
先頭のビッグチョンマゲが、無線IRCで停止合図を送った。後列2人が背負っていたサイバーコンポも、同時に止まる。彼の血筋はエド戦争に勝利したアシカゲ家のサムライであり、今はメガコーポの重役だ。アシカゲ・タクジはボンズに問う「……お前、誰よ?どこの家柄よ?エド戦争、戦ったワケ?」 9
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 25, 2011
ブンズーブンズーブンズーブンズー!アシカゲ・タクジ!アシカゲ・タクジ!アッアッアッアアッ、アシカゲ・タクージ!
……失礼しました。一部界隈でもマニアックな人気を得ているアシカゲ・タクジが登場したのもこのエピソードです。お前、誰よ?どこの家柄よ?エド戦争、戦ったワケ?
戦闘が続くニチョーム・ストリートに鳴り響くのは、重低音サイバーサウンド!小太鼓と鐘の混じる人力ミニマルテクノ!「ハッ!ハッ!ハッ!」武装ヘリの風圧が近づく中、タタミレールに座した盲目のヤリテ・バーバが一心不乱にシャミセンを弾き、声も枯れよと歌う!「ショッギョ・ムッジョー!」 1
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) May 13, 2012
「ホロウ、ナッシン、エンター、サツバツ、ホロウ、ナッシン、エンター、サツバツ、ホロウ、ホロウ、ホロウ、ナッシン、ホロウ、ホロウ、ホロウ、ナッシン…!」ストリートの音圧がヤモトを包む。「イヤーッ!」窓枠を蹴り、タタミ・レールを駆け、武装ヘリに飛びつき、ミニガン駆動部を次々破壊! 6
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) May 13, 2012
「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」!息もつかせぬカラテ応酬を盛り立てるのはヤリテ・バーバと盲目の翁!電子シャミセンと小太鼓が紡ぐ重低音サイバーサウンド!ニチョームを鼓舞するときの声!ハッ!ハッ!ハッ!ショッギョ・ムッジョー!ホロウ、ナッシン、エンター、サツバツ、ホロウ、ナッシン、エンター、サツバツ……!
ズンズンズンズズズンズンズンズズ!BPMが加速し、同期ダンスも加速する。ドドコンドドコンドドコンビーン。「スゴイ!」「新曲重点な!」危険なロボットダンスを踊るサイバーゴスたちが熱狂する。「電子的デジャブ!ゴースト!お前はまた何処かに消えた!」ヘイトディスチャージャーが歌う。 77
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 18, 2012
「電子ノイズによる冤罪!沸き上がる怒り!激しい怒り!スパーク!火花が散るとお前はいない!突然変異的マシーンの脳内UNIXが生み出したゴースト!社会という名の演算装置に現れたノイズ!ハイ!お前はまた何処かに消えた!生き写しのレプリカ!レプリカ!レプリカ!ミッシング!リンク!」 78
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) December 18, 2012
サスペンスフルSFムービー「レプリカ・ミッシング・リンク」。カオスを極めた状況で自己のアイデンティティを失いかけた時、自我を保たせるのは音楽!激しい怒り!そして音楽!ヘイトディスチャージャーが締めくくるタイトル回収は芸術的です。
「イヤーッ!」「ピガーッ!」「イヤーッ!」「ピガガーッ!」連続カラテを受け、特注型モーターヤブ2機は大破!大きく弾き飛ばされた1機がマグロツェッペリンの残骸に突っ込んで爆発!その衝撃でツェッペリン搭載のDJシステムが誤作動し、テクノアレンジされた怒りの日が大音量で流れ出す! 26
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) March 16, 2013
「もはや援護は無いぞ。穴蔵に逃避し、震えながら祈ってみてはどうだ、ブレイドマスター=サン。…むろん、追いつめて殺すが」爆炎を背負いながら、ニンジャスレイヤーはジュー・ジツを構え直した。彼の装束はすでにボロ布めいている。敵が繰り出してきたモーターヤブは計12機。全て破壊した。 27
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) March 16, 2013
ニンジャスレイヤーの怒りが、痛烈なカラテとなって敵の鳩尾を抉る!「イヤーッ!」「グワーッ!」ナムサン!それはユカノ奪還のための焦燥めいた怒りか、仄見える修道会の欺瞞への怒りか、或いは妻子の仇フジオ・カタクラの名がもたらした憎悪のケミストリーか!「イヤーッ!」「グワーッ!」 33
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) March 16, 2013
テクノアレンジされた怒りの日!ニンジャへの憎悪、ニンジャ修道会への憎悪、そして妻子の仇、ダークニンジャ=フジオ・カタクラへの憎悪!「ギルティ・オブ・ビーイング・ニンジャ」でのフジキド・ケンジの姿はまさに終焉の使者であり、黙示録の獣と言えるでしょう。
ヴェルディとモーツァルト両方の「怒りの日」を置いておきますね
「何しやがる!」チーフマッポは喚いた。「俺は公僕だぞ!」「強制執行重点!」他のマッポ達が警棒を構えた。パンクス達が一斉に襲いかかった。「アンタイセーイ!」ステージ上ではユシミが目を向き、再度の絶叫!ドラムロール!そして太鼓!オコト!ベース!「ウオオーッ!」乱闘が始まった! 3
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) August 9, 2013
「回転スシが!皿に無い!おれのところに回ってこない!昨日おれは理由を知った!イタマエの近くの奴が!スシを食べ過ぎる!」ユシミは吠える!それはメロディーなどとは無縁の叫び!唸りである。フロアでは、「ウオオーッ!」「執行!」「グワーッ!」「マッポの暴力だ!」「ウオオーッ!」4
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) August 9, 2013
「スシを食べすぎるな!」「スシを食べすぎるな!」「スシを、食べすぎるな!」ユシミがフロアを睨み下ろす。そして叫ぶ。「暴力!ダセェ!」「「ウオオーッ!」」パンクスはマッポを前後左右に押し流し、モッシュの波に取り込んでいく。彼らは拳を飛ばさなかった。それは荒々しい踊りじみてもいた。8
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) August 9, 2013
「キックアウト・ザ・ニンジャ・マザーファッカー」で登場したアベ一休が再び登場。アマクダリによって大衆抑圧社会が進行し、我々パンクロッカーやサイバーテクノゴスもマイノリティ弱者としてレッテルを張られつつあります。そのファッキンファックをファックするロック!モッシュ!音楽!アンタイセイ!暴力!ダセェ!
驚くことにアルバムレビュー記事が存在しています。しかもお姉さんのパンクロック解説付きだ!
「打倒!破壊!進歩!革命!」革命闘士が雛壇中段で煽る!「「打倒!破壊!進歩!革命!」」大観衆の怒号!ズンズンポコポコポコッピポコッピ、エウー、エウー!無思考誘発重低音電子音楽!「5万円ー」「見せてあげる私のIPアドレスー」真正面から煽情対決を挑むネコネコカワイイの歌とダンス! 1
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) February 20, 2014
「激しく前後に動くー」「ほとんど違法行為ー」楽曲はコーラス部分に達し、スタジアムを大歓声が圧した。「「「進歩!革命!」」」「「「ネコ!ネコ!カワイイ!」」」煽情パワーは拮抗!煽動MCにより深刻な混乱を来していたNERDZ親衛隊も我に返り、雛壇前で革命闘士らと肉弾戦闘を開始! 22
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) February 20, 2014
「「「ネコ!ネコ!カワイイ!ネコ!ネコ!カワイイ!」」」「「「打倒!破壊!進歩!革命!」」」「「「ネコ!ネコ!カワイイ!ネコ!ネコ!カワイイ!」」」「「「打倒!破壊!進歩!革命!」」」「「「ネコ!ネコ!カワイイ!ネコ!ネコ!カワイイ!」」」「「「打倒!破壊!進歩!革命!」」」32
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) February 20, 2014
反企業闘争のアジテーションとアイドルへの声援が真っ向からぶつかり合う「オイランドロイド・アンド・アンドロイド」。ボタンを連打して扇情パワーゲージをMAXまで上げよう!このエピソードにおいても、イコンとしてのアイドルが大衆に多大な影響を与えることに焦点が当てられており、3部のテーマである「名も知れぬ市民たちの反撃」のトリガーの一つとなっています。
ロックスターは違法改造サイバーサングラスをかけ、再びストリートへ踏み出した。灰色の電脳メガロシティで彼は再び、独り。壁や窓や大型ビルに、NSTV社のプロパガンダ番組や、暗黒メガコーポのCMが映し出される。サイバーサングラスと一体化したイヤホンから、スカム歌謡が流れてくる。 42
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) March 24, 2014
ロックスターは歩き出した。「ファック、オフ」彼はグラスのこめかみ部分を押さえ、そう唱えた。ポウ!魔法がかかったかのように、全ての悪しきCM群が瞬時に消え去った。「ファック、オフ」再び唱えると、KMTレディオとメガヘルツ解放戦線の旗が、彼方の巨大ビル壁面にマッピングされた。 43
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) March 24, 2014
ロックスターは自らのキツネサインを摩天楼に向けて突き出し、最後にもう一度唱えた。「ファック、オフ」ポウ!スカム歌謡は瞬時に消え去った。そしてKMTレディオの中心人物、DJゼン・ストームことヒナヤ・イケル・タニグチの声と、クールなスクラッチ音が、違法電波に乗って聞こえてきた。 44
— Ninja Slayer / ニンジャスレイヤー (@NJSLYR) March 24, 2014
もはや何も言いません。「レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド」はニンジャスレイヤー・トリロジーにおける最高傑作の一つであり、ニンジャ、音楽、ディストピア、重金属酸性雨、カラテ、激しい怒り、そしてサイバーパンクのそのすべてを兼ね備えたエピソードです。
未来へ~featuring NINJA SOUND~
いかがだったでしょうか?
ニンジャと音楽の密接な関係性が実感できたのなら幸いです。これであなたもニンジャ音楽探究者への第一歩を踏み出しました!これからの音楽ライフの中で自分だけのニンジャ性を見出していってください!
アーチ級ニンジャサウンド探究者の活動例です。ラブ、リスペクト、そしてラブ。
はじめの取っ掛かりとしておすすめしたいのは「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」のED曲コンピレーションアルバム、『ニンジャスレイヤー フロムコンピレイシヨン』です。そのニンジャサウンドの多様性に驚き、パワーでカラテを漲らせてみてください!もちろんザ・リーサルウェポンズも最高オブ最高なので是非聴いてみてくださいね!それではチャオ!
ニンジャスレイヤー フロムコンピレイシヨン 忍
ニンジャスレイヤー フロムコンピレイシヨン 殺
ニンジャスレイヤー フロムコンピレイシヨン 伐
ザ・リーサルウェポンズのチャンネルはこちら
ここは記事下のサポートエリア!わたしをサポートしたいと思ったそんなあなたに、わたしのamazonほしいものリスト! https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/1XCLS13WI5P8R?ref_=wl_share