AZismで唯一のダーツ事業!【AZBOX】
株式会社AZismは飲食、小売業などたくさん店舗を展開しています。
そんな中、異彩を放つのが『AZBOX』です。
PAO青梅店の一角に存在し、ダーツ事業を行っています。
これ、AZismに所属する人でも知らなかった人もいるんじゃないでしょうか。なので今回はAZBOXの紹介です。第3事業部の竹田さんとモンローさんにお話を伺いました!
竹田「以前マンガ喫茶の店長をやっていた流れで現在のダーツ部門も見ています。ほぼスタッフだけで運営できている状態なので僕は空気みたいな感じです(笑)」
モンロー「私は竹田さんがマンガ喫茶の店長だった時代に採用してもらいました。マンガ喫茶では3年ぐらい働いて、現在のAZBOXでは4年ぐらい勤務しています」
竹田「モンローは接客から商品発注、仕事の割り振り、シフト作成などほぼほぼ店長と同じような仕事をしてくれています」
モンロー「といってもベースの仕事は他のアルバイトさんと同じなので、特別何かって感じでは…(笑)」
【もともとはマンガ喫茶のダーツブース】
竹田「以前、PAO青梅店の隣にAZBOXというマンガ喫茶(※後にPAOカフェに名称変更)があったんです。その名前がそのまま受け継がれています」
AZBOXは手塚専務が店長で、その頃ダーツユーザーがとても多かったんです。残念ながら閉店になってしまったのですが、PAO青梅店へダーツ部分だけ引っ越してきたという流れですね」
モンロー「自分の他にもマンガ喫茶で働いていたスタッフはいたんですが、お子さんが生まれたなどで通販部のほうで働く形になったりして、ダーツの業務をしてるのは私だけです」
【移転当時は売上が0の日も】
モンロー「移転したばかりのときはレジもなくて手書き伝票でやってました。コストがあまり掛けれなかったのでスペースを区切る壁もプラダン(プラスチックダンボール)で作ったりしてました」
竹田「当時はなるべく、ある物でなんとかしようっていう方針でした」
モンロー「青梅店のエアコンが壊れたときは、家から扇風機持ってきてなんとかしたり…(笑)」
竹田「手書きPOPだったり手作りのイベントだったり、会社にゲーム部門しかなかったころの文化が残っている店舗じゃないかなって感じます。AZismアワードでも事業部表彰のエンジョイ部門で受賞したりしたので、そこは変わらずお客さんに楽しんでもらうために続けていきたいです」
【ダーツは初心者がやりやすいスポーツ】
モンロー「ダーツのことがよくわからない初心者の人でも、比較的やりやすいスポーツだと思います。それこそ小学生の子も投げに来たりしますね。
AZBOXはダーツのお店としては珍しくお酒は販売も持ち込みもできないしタバコも店内では吸えないので小学生とか家族連れの方とかにはすごく入りやすい場所なのかなって。
実際接客していてタバコやお酒をやらない若い子が増えてるって感じますし、時代の流れには合っているかもしれません(笑)」
竹田「実際、ダーツやるからってことでフルセットで揃えても安いやつなら1万円以内で全部揃うんで、初期投資もかなり安いスポーツかなと」
【AZBOXのダーツ物販は西多摩地区でNo.1】
――マンガ喫茶時代もすごかったですが、その時代よりさらにダーツ関連の品揃えが多くなっていると感じます
竹田「そうですね。もともとマンガ喫茶時代も多かったですけどここに引っ越してきてからもそれは意識しています。
この地域ではダーツショップ、専門店というのが無いので、じゃあ自分たちで西多摩で一番品揃えを良くしようという目標を立ててお店づくりをしています」
――品揃えは二人で会話して決めているんですか?
モンロー「最初はある程度しぼって決めてました。その後はお客さんから問い合わせが増えた商品をちょっとずつ入れたりしてバランスを取っていっている感じです。
ウチ以外だと吉祥寺のほうまでいかないと買えなかったりするので立川より手前…埼玉とかあきる野の方も基本買いにきてくれますね」
実は↑の方、もともとマンガ喫茶時代のAZBOXでスタッフとして働いていた、2023年のPerfectプロリーグで年間2位をとった凄腕の方。ユニフォームにAZBOXのロゴをつけてくれています!
この方を始め、プロが使っているモデルも店舗にはたくさんあってもちろん購入することも可能です。
【手塚専務の一言でプロ資格取得を決意】
――ちなみにモンローさんはダーツのプロ資格をお持ちだそうですね
モンロー「はい。プロ資格取ってから今年で3年目になります。2021年からプロ活動を始めました。プロになろうと思ったきっかけは常連さんから『そんなにダーツ好きだったらプロになりなよ』って言われて勧められたことです。
あと手塚専務もプロの資格持っていたと思うんですけど手塚さんが『プロが商品を売ったり説明したりする方が説得力がある』と言ってたんですよね。確かにそれいいなって思って取りました」
――ダーツのプロ資格を取るのは大変なんでしょうか?
モンロー「資格を取る事自体はそんなに難しくないです。ただ、取った上で大会で成績を残すのは大変ですね」
――プロになって変わったことは?
モンロー「自分の行動はより気をつけるようになりましたね。『プロだから~』ってすごい言われるようになって。もちろんAZBOXのスタッフとして近隣のお店に行くときとかは意識してたんですけど、さらにプロ、という肩書がついてるのでさらにしっかりしないといけないと思ってます」
【AZBOXが日本で1位に】
――そういえば」手塚専務から伺ったのですが、グローバルランキングバトルというランキングでAZBOXが日本1位、アジアで3位になったそうですね
モンロー「はい。特定の種類のダーツ台で対戦を行った数のランキングなんですけど、それで日本1位になりました。
日本で1位になると、ダーツ台の画面でお店の告知が入るっていう特典があって。アジア1位は厳しいかもしれないけど日本1位は取りたいってことで、お客さんにお願いします!って頼みこんで対戦してもらって」
――日々の関係性が構築できていたからこそ、こういうイベント時に協力してくれるお客さんが多かった?
モンロー「協力的な方が本当に多くてありがたかったです。グループチャットで『日本1位になったよ!』って報告したら『おめでとう!』『良かったね』ってみんな祝ってくれてめっちゃ嬉しかったです」
【ずっと続けたイベント】
竹田「お店が移転してすぐにあまりお金を使わずにできる販促として、いろんなイベントを行ってきました」
モンロー「その中でも、もともとウチで働いてくれていたプロの男の子が毎週金曜日に始めた、お客さん同士が対戦する交流会っていうイベントがあるんです
AZBOXのコミュニティを強くしようと思って始めたんですけど、最初は参加者が3人も集まらなくて開催できない時もありました。
だから毎回、来てくれたお客さんに交流会への参加を『お願いします!』って呼びかけを続けていたら、ちょっとずつ参加してくれる人が増えてきて、今は20人前後集まる規模になりました」
竹田「グローバルランキングの日本1位も交流会で広がったみなさんがたくさん協力してくれました。いろんな時間帯で来てくれたので良い結果につながったのかなと」
モンロー「ずっと続けてきたから、今があるのかなと。交流会を盛り上げてくれた子がお店からいなくなっても参加人数は変わってないんですよね。
もちろん最初はスタッフにお客さんがついていた部分はあると思いますけど、最終的にはAZBOXっていうお店のファンになってくれるように各スタッフみんなが運営してくれた結果だと思います」
竹田「交流会の他にも、初めて来てくれたお客さんから常連さんまで楽しんでもらえるような、おもしろイベントを続けてくれています」
【今後の野望】
モンロー「手塚さんのマンガ喫茶店長時代、ダーツイベントにすごい人が集まってて盛り上がってた時がありました。それと同じぐらい盛り上がるようなお店づくりと、それを超えるくらいの大きなコミュニティを目指していきたいです!」
――ありがとうございました!
AZismでダーツ店舗があるって知らなかった人もいると思います。
自分たちのアイデアや工夫、接客力で店舗を運営し、地域のお客様に支持される店舗を創り上げることを規模ににかかわらず忘れずにいたいですね!
(企画戦略室 イタガキ)